災害時に電気やガスが止まってしまうと、いつも使っている電子レンジやガスコンロが使えなくなりますよね。
そんなとき、水を入れるだけで温められる発熱剤があれば、ホカホカごはんがいつでも食べられます。
どんなふうに温まるのか、実際に発熱剤を使ってためしてみよう!
こんなものが温められるよ
容器ごと温めることができるものは、発熱剤でも温めることができます。
温めることができるものを一部紹介しておきましょう。
- パックごはん
- レトルト食品
- 缶詰
- 缶の飲みもの など
温められない容器に入っているものは、加熱できる食品用ビニール袋などに入れかえて温める方法もありますよ。
どんなものを温めてみたいか、まずはスーパーに行ってさがしてみよう。
ペットボトルの飲みものは、そのまま加熱すると変形してしまうおそれがあるよ!
耐熱容器に入れるか、アルミ缶に入った飲みものをえらぼう。
耐熱容器に入れるか、アルミ缶に入った飲みものをえらぼう。
用意するもの
- 加熱袋
- 発熱剤
- 水
- 温めたいもの
温められる量や温めかたは、発熱剤のサイズやメーカーによってちがいがあるよ!
はじめる前に説明書をしっかり読んでおこう。
はじめる前に説明書をしっかり読んでおこう。
作りかた

加熱袋がたおれないよう、底をしっかり広げます。
こうすることで、発熱剤や温めたいものを入れやすくなるよ。
こうすることで、発熱剤や温めたいものを入れやすくなるよ。

発熱剤をアルミパックから取り出します。

もも
アルミパックはあとで使うから、とっておいてね!

発熱剤を加熱袋の底の方に入れます。

温めたいものを加熱袋に入れていきます。
なるべく発熱剤の近くにおいた方が温まりやすいから、入れ方も工夫してみよう。

発熱剤が入っていたアルミパックで水の量をはかります。
パックの中に水量ラインが書いてあるから、そのラインを目印にゆっくりそそいでいくよ。
パックの中に水量ラインが書いてあるから、そのラインを目印にゆっくりそそいでいくよ。

アルミパックに入れた水を加熱袋の中にそそぎます。

もも
発熱剤に水がつくと発熱がはじまるから、手早く入れよう!

すぐにチャックをしめ、そのまま15分〜20分ぐらい置きます。
底の方にブクブクと泡ができてきたら、発熱の始まりだよ。
袋がだんだん熱くなるから、さわらないように注意してね。

こもも
うわ〜!!湯気もいっぱい出てきた。

20分後、湯気がおさまってきた!
袋をあけ、温めたものを取り出します。

もも
やけどしないよう、かならず軍手やタオルを使って取り出してね!

完成!
ちゃんと温まっているか、実際に食べて確認してみよう。
もっとチャレンジ!
ほかにも発熱剤を使った商品はたくさんあるよ。
色々なメーカーの発熱剤を使いくらべてみるのもおもしろそうだね。