みんなが大好きなマインクラフト(マイクラ)に防災を取り入れて、自由研究にまとめてみましょう。
▼ 参考に見てみよう
自分で防災ワールドを作ってみよう
災害から身を守るには、どんなまちづくりをしたらいいでしょう?
マイクラを使って、オリジナルの防災ワールドを作ってみましょう。
はじめる前に「防災」について調べておこう
災害がおこった時に被害が少なくすむよう、あらかじめ備えておくことを「防災」といいます。
災害の種類はいくつかありますが、以下のような自然災害を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
- 地震
- 水害
- 雷
- 台風
防災の内容は災害によってかわるので、それぞれの特徴を知っておきましょう。

【 参考サイト 】
マイクラの世界でできる防災を考えよう
防災について調べた内容をもとに、どんな災害から身を守れるまちにするか決めていきます。
ひとつに限らず、いくつかの災害に備えるのもいいですね。

地震がおこったら、どこに逃げたらいいのかな?
非常食も用意しておいた方がいいかも…。
など、実際に災害が来たときを想像しながら、色々なアイディアを考えてみましょう。
防災ワールドにまちをつくっていこう
アイディアを考えたら、実際にマイクラで防災ワールドを作っていきましょう。
まず初めにやっておきたいのが、まちを作る場所を決めることです。
たとえば津波に備えるまちを作りたいなら、

などと、自分が作りたいまちに合う場所を選びます。
場所が決まったら自由にまちを作っていきましょう。どんなものができるか楽しみですね!
できあがったら撮影してプリントしよう
まちが完成したら、紹介したい所をスクリーンショットなどで撮影していきます。
- まち全体が見える場所
- 特にこだわったもの
- 一番見てほしい所
など、みんなに見てもらいたい部分を中心に撮影していきます。
撮影したらプリンターで印刷し、ハサミなどで切りぬいておきましょう。
マイクラ画面の撮影方法
撮影方法は、使っている機器によってちがいます。
大人の方と一緒に読んでみてね!
防災ワールドをノートなどにまとめよう
最後は切りぬいた写真をノートやスクラップブックなどに貼り、文章やイラストを書き入れてまとめます。
文章には、
- どんな災害に備えるまちにしたのか
- まちのくわしい紹介
- 災害に備えるためにくふうしたところ
- 作ってみて苦労したところ
- 作ってみた感想
などを入れると、より人に伝わりやすい作品になりますよ。

写真やイラストなどもあると、自由研究のテーマがわかりやすいね。
* これもやってみよう *
- マイクラ作品と実際にある防災対策を見くらべて、気づいた点を書き出してみよう。
- 参考にした防災対策がある場合は、その内容についても説明文をいれよう。
防災ワールドを探検してみよう
防災にまつわる施設をマイクラの世界で探検して、実際の施設との違いや気づいたことなどを自由研究にまとめてみましょう。
今回は、洪水からまちを守る防災施設『首都圏外郭放水路』のマイクラワールドを探検していきます。
首都圏外郭放水路について調べておこう
はじめるまえに『首都圏外郭放水路』がどんな施設なのか、ネットや本などで調べておきましょう。
放水路の役割や仕組みなどを知っておくと、探検する時に内容が理解しやすくなりますよ。

マイクラのワールドをダウンロードしよう
首都圏外郭放水路の仕組みが理解できたら、ワールドデータをダウンロードして機器に設定します。
設定方法は使う機器によってちがうので、大人と一緒に説明をよく読んでから進めましょう。
【 ダウンロードURLと説明書 】
ワールドの中を探検してみよう
設定が完了したら、首都圏外郭放水路のワールドを自由に探検してみましょう。
実際の施設の画像と見くらべたり、仕組みを確かめてみるのもおもしろそう!

▼ 参考に見てみよう
気になる場所があったら撮影しておこう
探検している間に気になった場所や紹介したい部分があれば、スクリーンショットなどで撮影しておきましょう。
あとで自由研究にまとめる内容を頭のなかで考えながら、
- どういった施設なのかが伝わりやすい場所
- 行ってみたくなった場所
- 実際の施設とくらべてみたい部分
などを撮影し、保存しておきます。
マイクラ画面の撮影方法
撮影方法は、使っている機器によってちがいます。
大人の方と一緒に読んでみてね!
- switchで画面を撮影する方法|Nintendo Q&A(よくある質問)
- iPadでスクリーンショットを撮る|Appleユーザーガイド
- iPhoneでスクリーンショットを撮る|Appleユーザーガイド
- Android デバイスで画面の画像(スクリーンショット)または動画を撮影する|Androidヘルプ
探検してみてわかったことを書き出そう
ワールド内をひととおり探検し終わったら、感想や気づいたことを書き出します。
など、探検中に見たものをいろいろ思い出してみましょう。
撮影データや資料をプリントしてまとめよう
事前に調べた内容や、探検してみてわかったことを、ノートやスクラップブックなどにまとめていきましょう。
撮影データや資料をプリンターで印刷して貼ったり、イラストを入れてみるのもいいですね。
文章には、以下の内容などを入れると、より人に伝わりやすい作品になりますよ。
- 首都圏外郭放水路とはどんな施設なのか
- 放水路の仕組み
- 首都圏外郭放水路マイクラワールドの紹介
- マイクラをプレイしてみて感じたこと
まとめた作品には必ず表紙をつけ、タイトルと名前を忘れずに入れましょう。

保護者の方へ
マイクラ(正式名称=Minecraft マインクラフト)は、キューブ型のブロックを組み合わせることで、冒険やものづくりなどを楽しむゲームです。
遊び方に決まりがないのが特徴で、一人ひとりの世界観の中で自由に創造し、楽しむことができます。
教育現場でも注目されているゲームなので、学校やプログラミング教室などで使用経験のあるお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
マイクラを自由研究のツールとして取り上げるメリットは、「楽しみながら防災に触れられる」という点にあると考えています。
初めは”ゲーム”の楽しさから入ったとしても、町づくりの過程では
「本当に災害が起こった時、こうしたら防げるかな?」
「食べられる植物を育てる事なら、実際に自分でもできそう!」
などと、防災について考える場面が必ず出てきます。
つい敬遠されがちな防災ですが、大好きなゲームを通してなら楽しんで取り組めますよね。
もし「興味を持てる自由研究が見つからない…」とお悩みなら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。
高学年のお子さんが取り組む場合
実現可能な作品に仕上げることで、より防災知識を高めることができます。
- 現実世界でもできる防災対策を取り入れる
- 実在する防波堤や防潮堤を参考に作成する など
※当内容は「いつもしも」が独自で提案するもので、開発元であるMojangおよびMinecraftから承認されているものではありません。