親子でコンサートや発表会などに参加しているとき、もし災害が起きたらどうしますか?
子どもを連れて避難できるか、不安に思うママも多いかもしれません。

当時は災害時の避難とか、あんまり気にしてなかったけど…

暗くて閉鎖された場所での災害って、改めて考えると怖いよね。

いざというとき、ちゃんと避難できるか不安…
そんなママの気持ちに寄り添う、避難訓練コンサートを知っていますか?
小さな子どもと素敵な演奏を楽しみつつ、もしものときの対応や避難方法を学べるイベントです。
今回いつもしも編集部は、東京都内で開催されたイベントに参加してきました。
コンサート中は、親子で楽しめる工夫がいっぱい!
避難訓練はもちろん、「もしも」に備える大切な情報にもたくさん触れられました。
イベントの体験レポートと、子連れお出かけのときの「もしも」に備えるポイントをママ目線でまとめましたので、ぜひご覧ください。
この記事の目次
避難訓練コンサートってこんなイベント

避難訓練コンサートとは、コンサートの最中に災害が起きたという場面を想定して、会場スタッフや観客が実際に避難訓練を行う参加型のイベントです。(※1)

参加してみたい!という人は、「避難訓練コンサート 都道府県名 2026」と検索してみてくださいね。
今回いつもしも編集部が参加したのは、こちらのイベントです。
| イベント名 | 東京ガーデンシアター避難訓練コンサート |
|---|---|
| 開催日時 | 2026年2月12日 会場 13:00/開演 13:30/終演 15:00 |
| 会場 | 東京ガーデンシアター(東京都江東区有明2-1-6 有明ガーデン内) |
| 参加費 | 無料 |
| 年齢制限 | なし・乳幼児OK |
| 主催者 | 住友不動産商業マネジメント(住友不動産グループ) |
| 協力 | 東京消防庁・深川消防署 |
| 出演者 | 東京消防庁音楽隊・東京消防庁カラーガーズ隊 |
次の章では、会場の様子や実際に参加してみた感想をご紹介します!
避難訓練コンサートに参加してみた

今回のコンサートの流れは、以下のとおりでした。
13:00
開場
13:30
開演
コンサート前半
避難訓練
コンサート後半
15:00
コンサート終了
終了後
AED体験

続いてはお待ちかね、当日の会場の様子をレポします!
参加者は全年代、配慮が感じられる会場
会場周辺には、たくさんの「訓練中」ののぼりが立っていました。

商業施設の中のコンサート会場なので、周辺への配慮が感じられました。
.jpg)
様々なお客さんを歓迎してくれる
13:00の開場と同時に、会場にぞくぞくとお客さんが入ってきました。



近隣の幼稚園からの参加も見られました。
.jpg)
コンサートは、車椅子の方も参加できます。
出入り口に近い席に案内されていました。
.jpg)
この日は、子どもから高齢者まで約1,500名が参加しました。(会場の座席数は約7,000)
待ち時間に防災情報をインプット
コンサートホールの中では、演奏が始まるまで大型ディスプレイで防災情報が映されていました。
内容は子どもの心肺蘇生の方法やモバイルバッテリーの発火注意など、日常の中の「もしも」に役立つ情報ばかり。



【コンサート前半】全年齢が楽しめる!ポップなステージ
開演時間になり、ホール内の照明が落とされました。


演奏の前にコンサートについての簡単な説明はありましたが、避難訓練のタイミングについては特に触れず。
観客はいつ訓練が始まるのかわからないまま、コンサートが始まりました。




会場からは自然と手拍子が起こり、ママのひざの上でぴょんぴょん飛び跳ねている赤ちゃんの姿も見られました。

避難訓練であるということを忘れかけるほど、楽しく盛り上がっていたコンサート。
しかし『名探偵コナンのテーマ』の演奏が終わった途端、そのときはやってきたのです。
【避難訓練】参加者は真剣そのもの
曲が終わって拍手が巻き起こる中、突然スピーカーから緊急地震速報が流れました。
※ 緊急地震速報の音が流れます。
ステージ上の音楽隊の皆さんは、サッと伏せて頭を守る体制に。

観客はざわざわしつつも、落ち着いた様子で放送を聞いていました。
そこに、誘導棒を持ったスタッフが多数登場!
「頭を守って、姿勢を低くしてお待ちください」と呼びかけると、多くの観客は上着を被ったり、手で頭を覆ったりして、自席で防御体制になっていました。


英語でのアナウンスもあり、外国人の観客への配慮もされていました。
そうこうしているうちに、「ただいま火災探知機が作動しました」という放送が!
ステージ付近から煙が上がり、にわかに緊張感が高まります。


火事の放送があるとスタッフは誘導棒を点灯し、「火事が発生したので避難をお願いします」と避難誘導を開始。
放送でも「火災が発生しました。誘導員の指示に従い、落ち着いて避難してください。」とアナウンスされました。
事前に訓練だとわかっていることもあり、観客の皆さんはとても落ち着いた様子です。
2階席以上の人達は、エスカレーターやエレベーターを使わず階段で避難していました。
.jpg)
外に出ると、屋外ディスプレイに周辺沿線の交通情報が表示されていました。



全員の避難が完了して、訓練は無事に終了しました。

でももし超満員だったら、もっと時間かかったかも。

だからこそ、こういうイベントに参加して避難の練習をしておくってことが大事なんだろうな。
【コンサート後半】防災の知識を楽しく学ぼう
避難が完了したら、観客は席に戻ってコンサートが再開されました。


途中でやめておくのも、全然アリだと思う。

訓練が終わった安心感からか、観客はよりリラックスして音楽を楽しんでいるように感じました。
.jpg)
人気アニメの主題歌の演奏では、幼稚園児の子たちの大合唱になって、楽しい空気に包まれる会場。



ママ必見の防災情報
コンサートの合間に、防災の情報発信もしっかりとされていました。
救急車の適正利用について
救急車を本当に必要としている人のために、「♯7119」の活用が呼び掛けられていました。
ケガや体調不良で救急車を呼ぶべきか判断が難しいとき、電話で「♯7119」をダイヤルするだけで、対応を相談できる窓口につながります。(※2)
医療のプロに処置のアドバイスや医療機関の案内をもらえる他、緊急性が高い場合は119番対応もしてもらえるので安心ですね。
インターネット上で質問に答えていくと、救急車を呼ぶべきかアドバイスがもらえる東京版救急受診ガイドも紹介されていました。
会場ではこんなチラシの配布も。



電話で医療関係者にアドバイスもらえるのは嬉しい。
胸骨圧迫メドレー
音楽に合わせて、胸骨圧迫(※3)のテンポを学ぶコーナーもありました。

『アンパンマンのマーチ』『世界で一つだけの花』『明日があるさ』の演奏に合わせて観客が手拍子をし、胸骨圧迫のスピードを学ぶというものです。


楽しいだけじゃなく、日常に潜む「もしも」に備えた防災知識を学べるのは、避難訓練コンサートならではですね。
【AED体験】もっと知りたい人はこちらも

演奏が終わった後、コンサート会場のロビーでAED体験ができる講習が開催されました。
自由参加であるにも関わらず、子どもから高齢者まで大勢の人で大賑わい。
最初にスタッフさんがお手本を見せて、胸骨圧迫のやり方とAEDの使い方を学びます。
みんな実際に胸骨圧迫を体験したり、スタッフに質問したり、積極的に参加しています。
子ども向けのAEDの使い方の説明もあり、多くのママが熱心に講習を受けていました。


避難訓練の後だから、意識が高まるのかな。

救急救命の講習を間近で見たの初めてかも。


子どもと救命救急の講習会に参加したレポート記事も、参考にしてみてくださいね。
イベント主催者インタビュー

コンサートが終わってから、避難訓練コンサートを主催した方とお話をする機会がありました。
イベントを運営する側の目線で、いろいろな質問に答えていただきました。
避難訓練コンサートを行うメリット


その後お客様も参加して実施したのですが、声が通らなかったり、うまく誘導できなかったりと、無観客のときとは勝手が違うことがわかりました。
そのときの反省が、誘導の声掛けを工夫する、誘導棒を導入するなどの改善につながっています。


子連れお出かけで気を付けるポイント


会場の中に段差がないか、ベビーカーで避難するとしたらどこを通ればいいかなどをシミュレートすると、もしものときの心構えになります。
会場の近くにどんなものがあるか、周辺環境を確認するのもいいですね。



いざ避難!ベビーカーはどうする?


ベビーカーを取りにいくのに時間がかかりそうなとき、ベビーカーがあると移動が難しそうな状況であれば、ベビーカーは置いてお子さんと安全な場所に避難するようにしてください。



しかし避難自体が遅れると本末転倒ですので、安全な場所に一刻も早く避難してください。
ご両親とお子さんなど大人が複数の場合は、パパが荷物やベビーカーを畳んで持つ、ママがお子さんを抱っこするなど役割分担して、迅速に避難していただきたいですね。

ベビーカーがあっても、必ず抱っこひもを持ってお出かけした方が良さそう。

本日は素敵なイベントをありがとうございました!
子連れ外出時の「備え」ポイントまとめ
- 施設や建物内では非常口・避難経路を確認
- ベビーカーのときは段差の有無や通れるルートもチェック
- 初めての場所では周辺環境も気にしておこう
- もしものときは子どもと自分の安全確保を最優先に
楽しいコンサートを防災のきっかけに
初めての避難訓練コンサートに参加した後、率直な感想を話し合いました。



演出がリアルだったせいか、お客さんも真剣に訓練に参加してた。

避難訓練コンサートの魅力を十分に感じたいつもしも編集部のスタッフ達。
やはり気になるのは親子連れの観客でした。



でもこういうコンサートの形式だったら、参加しやすそうだよね。

コンサートの内容とか会場の雰囲気に「小さい子ども大歓迎」の空気をすごい感じたよね。


実際に参加してみて、コンサートと避難訓練を一緒にやることの効果をしっかりと感じました。
「避難訓練コンサート」は、様々な地域で開催されているので、お近くの機会があればぜひ参加してみてくださいね。
また、親子で楽しく防災を学べるイベントも、探せば意外とあります。

/
ママにおすすめ!#防災イベント 情報✨
\【こども消防士チャレンジ「サンタ救出大作戦」】
☑️2025/12/21(土) 11:00-18:00
☑️the RECORDS,千葉公園ほか(千葉市)被災したサンタを消防士たちが救出✨消防士は満員ですが💦救命処置体験やロープレスキューさながらのサンタショーも楽しめます👍 https://t.co/bgk2Imzx60
— いつもしも◇ママと子どもの防災 (@itumosimo) December 18, 2025
防災を身近に感じられるイベントに参加して、親子で楽しみながら「もしも」に備えましょう!
.jpg)
