乳幼児OKの「避難訓練コンサート」参加レポ!音楽を楽しみながら防災を学ぼう

避難訓練コンサート
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親子でコンサートや発表会などに参加しているとき、もし災害が起きたらどうしますか?

子どもを連れて避難できるか、不安に思うママも多いかもしれません。

えるふ
えるふ
子どもが小さい頃、夏休みコンサートとか行ってたなー。
当時は災害時の避難とか、あんまり気にしてなかったけど…
irrico
私も子どもと映画に行くことあるけど、非常口をチラッと確認するくらい。
暗くて閉鎖された場所での災害って、改めて考えると怖いよね。
トコ
子どもは学校で避難訓練してるけど、大人が参加する機会は少ないかも。
いざというとき、ちゃんと避難できるか不安…

そんなママの気持ちに寄り添う、避難訓練コンサートを知っていますか?

小さな子どもと素敵な演奏を楽しみつつ、もしものときの対応や避難方法を学べるイベントです。

今回いつもしも編集部は、東京都内で開催されたイベントに参加してきました。

コンサート中は、親子で楽しめる工夫がいっぱい!

避難訓練はもちろん、「もしも」に備える大切な情報にもたくさん触れられました。

イベントの体験レポートと、子連れお出かけのときの「もしも」に備えるポイントをママ目線でまとめましたので、ぜひご覧ください。

避難訓練コンサートってこんなイベント

避難訓練コンサートイメージ

避難訓練コンサートとは、コンサートの最中に災害が起きたという場面を想定して、会場スタッフや観客が実際に避難訓練を行う参加型のイベントです。(※1

irrico
2007年に横浜で始まって、現在では全国のいろいろな場所で開催されています。
参加してみたい!という人は、「避難訓練コンサート 都道府県名 2026」と検索してみてくださいね。

今回いつもしも編集部が参加したのは、こちらのイベントです。

イベント名東京ガーデンシアター避難訓練コンサート
開催日時2026年2月12日 会場 13:00/開演 13:30/終演 15:00
会場東京ガーデンシアター(東京都江東区有明2-1-6 有明ガーデン内)
参加費無料
年齢制限なし・乳幼児OK
主催者住友不動産商業マネジメント(住友不動産グループ)
協力東京消防庁・深川消防署
出演者東京消防庁音楽隊・東京消防庁カラーガーズ隊

次の章では、会場の様子や実際に参加してみた感想をご紹介します!

避難訓練コンサートに参加してみた

避難訓練コンサート会場ロビー

今回のコンサートの流れは、以下のとおりでした。


  • 13:00

    開場


    • 13:30

      開演

    • コンサート前半

    • 避難訓練


    • コンサート後半


      • 15:00

        コンサート終了


        • 終了後

          AED体験

        irrico
        コンサートそのものは1時間半くらいなので、小さな子ども連れでも参加しやすいですね!

        続いてはお待ちかね、当日の会場の様子をレポします!

        参加者は全年代、配慮が感じられる会場

        会場周辺には、たくさんの「訓練中」ののぼりが立っていました。

        irrico
        避難している様子を見て、本当の災害だと思う人もいるかもしれないですよね。
        商業施設の中のコンサート会場なので、周辺への配慮が感じられました。

        訓練中のぼり

        様々なお客さんを歓迎してくれる

        13:00の開場と同時に、会場にぞくぞくとお客さんが入ってきました。

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        ひまり
        赤ちゃん小さな子どもを連れたお客さんも結構いるなー。
        えるふ
        えるふ
        ベビーカーを置くスペースがしっかり確保してあって、親子連れ歓迎の空気が嬉しいね。

        入場・ベビーカー置き場

        近隣の幼稚園からの参加も見られました。

        幼稚園児の観客

        コンサートは、車椅子の方も参加できます。

        出入り口に近い席に案内されていました。

        車椅子の観客

        この日は、子どもから高齢者まで約1,500名が参加しました。(会場の座席数は約7,000)

        待ち時間に防災情報をインプット

        コンサートホールの中では、演奏が始まるまで大型ディスプレイで防災情報が映されていました。

        内容は子どもの心肺蘇生の方法やモバイルバッテリーの発火注意など、日常の中の「もしも」に役立つ情報ばかり。

        防災情報を映すディスプレイ

        トコ
        トコ
        待ってる間にこういう情報を見せてくれるのってありがたいよね。
        irrico
        子どもを抱っこしながら見られるのがナイス!

        【コンサート前半】全年齢が楽しめる!ポップなステージ

        開演時間になり、ホール内の照明が落とされました。

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        ひまり
        演奏中も完全に真っ暗になるわけじゃないんだ。
        えるふ
        えるふ
        足元や周囲がわかるから、子どもがぐずって途中で離席するときも安心だね。

        演奏の前にコンサートについての簡単な説明はありましたが、避難訓練のタイミングについては特に触れず。

        観客はいつ訓練が始まるのかわからないまま、コンサートが始まりました。

        消防音楽隊・カラーガード

        トコ
        トコ
        明るくてリズミカルな曲ばかりで、どの世代でも楽しめるね。
        えるふ
        えるふ
        カラーガード、すごい綺麗!
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        ひまり
        目でも耳でも楽しめて、小さい子でも飽きなさそう。

        会場からは自然と手拍子が起こり、ママのひざの上でぴょんぴょん飛び跳ねている赤ちゃんの姿も見られました。

        演奏に聴き入る子ども達

        避難訓練であるということを忘れかけるほど、楽しく盛り上がっていたコンサート。

        しかし『名探偵コナンのテーマ』の演奏が終わった途端、そのときはやってきたのです。

        【避難訓練】参加者は真剣そのもの

        曲が終わって拍手が巻き起こる中、突然スピーカーから緊急地震速報が流れました。

        ※ 緊急地震速報の音が流れます。

        ステージ上の音楽隊の皆さんは、サッと伏せて頭を守る体制に。

        トコ
        トコ
        素早い行動、さすが消防庁!

        観客はざわざわしつつも、落ち着いた様子で放送を聞いていました。

        そこに、誘導棒を持ったスタッフが多数登場!

        「頭を守って、姿勢を低くしてお待ちください」と呼びかけると、多くの観客は上着を被ったり、手で頭を覆ったりして、自席で防御体制になっていました。

        防御耐性になる観客(俯瞰)

        防御体制を取る園児

        英語でのアナウンスもあり、外国人の観客への配慮もされていました。

        そうこうしているうちに、「ただいま火災探知機が作動しました」という放送が!

        ステージ付近からが上がり、にわかに緊張感が高まります。

        irrico
        煙は訓練用の演出ですが、遠くからでもはっきりわかるくらいの量でした。

        火災発生と避難誘導

        火事の放送があるとスタッフは誘導棒を点灯し、「火事が発生したので避難をお願いします」と避難誘導を開始。

        放送でも「火災が発生しました。誘導員の指示に従い、落ち着いて避難してください。」とアナウンスされました。

        事前に訓練だとわかっていることもあり、観客の皆さんはとても落ち着いた様子です。

        2階席以上の人達は、エスカレーターやエレベーターを使わず階段で避難していました。

        避難している様子

        外に出ると、屋外ディスプレイに周辺沿線の交通情報が表示されていました。

        交通情報の表示

        irrico
        訓練だから空欄になっていましたが、もしものときは運行情報が表示されるようです。
        トコ
        トコ
        災害発生直後はネットもつながりにくくなるから、交通情報はありがたい!

        全員の避難が完了して、訓練は無事に終了しました。

        えるふ
        えるふ
        会場のキャパに対して観客数がそこまで多くなかったから、スムーズに避難できてた。
        でももし超満員だったら、もっと時間かかったかも。
        irrico
        たしかに!
        だからこそ、こういうイベントに参加して避難の練習をしておくってことが大事なんだろうな。

        【コンサート後半】防災の知識を楽しく学ぼう

        避難が完了したら、観客は席に戻ってコンサートが再開されました。

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        ひまり
        訓練の後、小さい子を連れてそのまま会場から出る人もいたみたい。
        irrico
        子どもが怖がったり、疲れた様子だったら無理しなくていいと思うよ。
        途中でやめておくのも、全然アリだと思う。
        トコ
        トコ
        リアルな状況での訓練だから、怖がってる子には心のケアも大事だよね。

        訓練が終わった安心感からか、観客はよりリラックスして音楽を楽しんでいるように感じました。

        訓練後のコンサート

        人気アニメの主題歌の演奏では、幼稚園児の子たちの大合唱になって、楽しい空気に包まれる会場。

        トコ
        トコ
        赤ちゃんや小さい子が多いから、ちょっとくらいぐずっても大丈夫な空気あるよね。
        えるふ
        えるふ
        壁側に立って赤ちゃんをあやしつつ、演奏を聴いてるママもいたよ。
        irrico
        子どもが小さいうちは毎日幼児向けコンテンツばかりになりがちだから、こういう機会っていいよね…。(しみじみ)

        ママ必見の防災情報

        コンサートの合間に、防災の情報発信もしっかりとされていました。

        救急車の適正利用について

        救急車を本当に必要としている人のために、「♯7119」の活用が呼び掛けられていました。

        ケガや体調不良で救急車を呼ぶべきか判断が難しいとき、電話で「♯7119」をダイヤルするだけで、対応を相談できる窓口につながります。(※2

        医療のプロに処置のアドバイス医療機関の案内をもらえる他、緊急性が高い場合は119番対応もしてもらえるので安心ですね。

        インターネット上で質問に答えていくと、救急車を呼ぶべきかアドバイスがもらえる東京版救急受診ガイドも紹介されていました。

        会場ではこんなチラシの配布も。

        ♯7119チラシ

        irrico
        これは冷蔵庫に貼っておきたい!
        えるふ
        えるふ
        子どもが小さいうちは自分で症状を説明できなくて、病院に行った方がいいのか迷うときも多いよね。
        電話で医療関係者にアドバイスもらえるのは嬉しい。
        胸骨圧迫メドレー

        音楽に合わせて、胸骨圧迫※3)のテンポを学ぶコーナーもありました。

        胸骨圧迫のコツ

        『アンパンマンのマーチ』『世界で一つだけの花』『明日があるさ』の演奏に合わせて観客が手拍子をし、胸骨圧迫のスピードを学ぶというものです。

        トコ
        トコ
        誰でも知ってるおなじみの曲ばかりで、いざというときも思い出しやすそう。
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        ひまり
        コンサートだからこそできる、楽しくて役に立つプログラムだな〜。

        楽しいだけじゃなく、日常に潜む「もしも」に備えた防災知識を学べるのは、避難訓練コンサートならではですね。

        【AED体験】もっと知りたい人はこちらも

        AED体験

        演奏が終わった後、コンサート会場のロビーでAED体験ができる講習が開催されました。

        自由参加であるにも関わらず、子どもから高齢者まで大勢の人で大賑わい。

        最初にスタッフさんがお手本を見せて、胸骨圧迫のやり方とAEDの使い方を学びます。

        みんな実際に胸骨圧迫を体験したり、スタッフに質問したり、積極的に参加しています。

        子ども向けのAEDの使い方の説明もあり、多くのママが熱心に講習を受けていました。

        AED体験に参加する観客

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        ひまり
        すごい、こんなにたくさんの人が…
        避難訓練の後だから、意識が高まるのかな。
        えるふ
        えるふ
        コンサートの後、そのままロビーで講習が受けられるのいいね!
        救急救命の講習を間近で見たの初めてかも。
        トコ
        トコ
        そういえば子どもが最近学校でAEDの講習受けたって言ってたなー。
        irrico
        うちの子も!使う機会がないと忘れちゃうから、こういう講習は何度受けてもいいね。

        子どもと救命救急の講習会に参加したレポート記事も、参考にしてみてくださいね。

        イベント主催者インタビュー

        東京ガーデンシアター外観

        コンサートが終わってから、避難訓練コンサートを主催した方とお話をする機会がありました。

        イベントを運営する側の目線で、いろいろな質問に答えていただきました。

        避難訓練コンサートを行うメリット

        irrico
        避難訓練コンサートを実施してみて、主催者側の立場での気づきはありましたか?

        主催者
        主催者
        最初は無観客で、スタッフのみの避難訓練だったんです。
        その後お客様も参加して実施したのですが、声が通らなかったり、うまく誘導できなかったりと、無観客のときとは勝手が違うことがわかりました。
        そのときの反省が、誘導の声掛けを工夫する、誘導棒を導入するなどの改善につながっています。

        irrico
        たしかに、スタッフの皆さんが同じ言葉で誘導していたので、聞き取りやすかったです。
        トコ
        トコ
        非常時に近い状況での訓練は、いろいろと学ぶことが多いんですね。

        子連れお出かけで気を付けるポイント

        irrico
        普段のコンサート映画館など子連れで参加する際には、突然の災害に対してどんな意識を持つといいですか?

        主催者
        主催者
        基本的なことですが、非常口避難経路を確認しておくことがおすすめです。
        会場の中に段差がないかベビーカーで避難するとしたらどこを通ればいいかなどをシミュレートすると、もしものときの心構えになります。
        会場の近くにどんなものがあるか、周辺環境を確認するのもいいですね。

        えるふ
        えるふ
        土地勘がない場所だと、どこに逃げたらいいかもわからないですもんね。
        irrico
        フロアマップでトイレ自分の座席を確認するついでに、避難経路も確認するといいかも。

        館内案内図

        いざ避難!ベビーカーはどうする?

        irrico
        施設から避難する際、ベビーカーはどうしたらいいでしょうか。

        主催者
        主催者
        まずは、ご自分とお子さんの命を最優先にしてください。
        ベビーカーを取りにいくのに時間がかかりそうなとき、ベビーカーがあると移動が難しそうな状況であれば、ベビーカーは置いてお子さんと安全な場所に避難するようにしてください。

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        ひまり
        そうですよね、まずは安全を確保しないと。
        えるふ
        えるふ
        でも、避難した後に子どもを連れて家まで帰ることを考えると、どうしてもベビーカーを持って行きたくなっちゃうかも…。

        主催者
        主催者
        確かに、ベビーカーがない状態での避難は不安ですよね。
        しかし避難自体が遅れると本末転倒ですので、安全な場所に一刻も早く避難してください。
        ご両親とお子さんなど大人が複数の場合は、パパが荷物やベビーカーを畳んで持つ、ママがお子さんを抱っこするなど役割分担して、迅速に避難していただきたいですね。

        えるふ
        えるふ
        なるほど、ベビーカーにこだわって逃げ遅れたら大変ですもんね。
        ベビーカーがあっても、必ず抱っこひもを持ってお出かけした方が良さそう。
        irrico
        ベビーカーも荷物も「持って行けそうなら持って行く」くらいの気持ちで、とにかく身の安全確保が第一ですね。
        本日は素敵なイベントをありがとうございました!

        子連れ外出時の「備え」ポイントまとめ

        • 施設や建物内では非常口避難経路を確認
        • ベビーカーのときは段差の有無通れるルートもチェック
        • 初めての場所では周辺環境も気にしておこう
        • もしものときは子どもと自分の安全確保を最優先

        楽しいコンサートを防災のきっかけに

        初めての避難訓練コンサートに参加した後、率直な感想を話し合いました。

        irrico
        消防音楽隊とカラーガードのステージ、すごくよかった〜!
        えるふ
        えるふ
        避難訓練がメインなのかと思ってたけど、演奏もしっかり楽しめたよね。
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        ひまり
        訓練が本格的でびっくりした。
        演出がリアルだったせいか、お客さんも真剣に訓練に参加してた。
        トコ
        トコ
        楽しいコンサートと本格的な防災訓練の、メリハリがあるのがいいね。

        避難訓練コンサートの魅力を十分に感じたいつもしも編集部のスタッフ達。

        やはり気になるのは親子連れの観客でした。

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        ひまり
        小さい子連れで参加してる人も結構多かったなー。
        irrico
        子どもと外出するときって「ぐずったり騒いだりしないか」ばかり気にしてたけど、もしものときに「子どもを連れて避難する」って意識することも大事だなって、改めて思った。
        えるふ
        えるふ
        子連れ避難の不安があっても、実際に避難訓練に小さい子を連れて参加するのはなかなかハードル高いような…
        でもこういうコンサートの形式だったら、参加しやすそうだよね。
        トコ
        トコ
        たしかに!
        コンサートの内容とか会場の雰囲気に「小さい子ども大歓迎」の空気をすごい感じたよね。
        ひまりのアイコン
        ひまり
        実際にコンサートを楽しんでる小さな子がたくさんいたし、育児中のママの気分転換にもなりそう。
        irrico
        うんうん!「楽しかった、ためになった」って思えるイベントだから、少しでも興味があったら気軽に参加してほしいよね。無料だし!

        実際に参加してみて、コンサートと避難訓練を一緒にやることの効果をしっかりと感じました。

        避難訓練コンサート」は、様々な地域で開催されているので、お近くの機会があればぜひ参加してみてくださいね。

        また、親子で楽しく防災を学べるイベントも、探せば意外とあります。

        irrico
        X(旧Twitter)のいつもしも公式アカウントでも、そんなイベントの一部を紹介しています。チェックしてみてくださいね。

        防災を身近に感じられるイベントに参加して、親子で楽しみながら「もしも」に備えましょう!

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        irrico

        編集部所属。福岡出身で「災害=台風・水害」をイメージしてましたが、上京して地震発生頻度の高さにおののく日々。 マイペースすぎる男児・女児の育児に奮闘しつつ、防災について考えを深めていきます!防犯にも関心あり。

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