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最低限必要なもの 防災グッズ

急いで避難!その時絶対に必要なものは?防災グッズリスト

2019年12月22日

非常持出袋

「避難勧告」「避難指示」が出た!

自宅から避難しなければならないその時、あなたはどんなものを身に着けて、何を持って逃げますか?

この時持ち出すのが「1次の備え」、「非常持出袋」と呼ばれるものです。いつもしもでは「防災リュック(1次)」と呼びます。
緊急時にさっと持ち出して逃げられる軽さの、命を守る最低限のグッズです。

安全に避難するため、発災直後の1,2日を乗り切るために必要なものは何か、ご紹介します。

1次の備えリストを先に見る

実際に備えたらどうなるか?はこちらの検証記事をチェック!

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絶対必要な防災グッズ: 1次の備えリスト

「備え」には段階があります。
発災直後に必要な1次の備えに対して、常に携帯しておくべき備え「0次の備え」が存在します。

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1次の備え

ここでご紹介する1次の備えのリストは、「0次の備え」があることが前提になりますので、ぜひあわせてチェックしてくださいね。

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リュック1つでは完結しない!絶対必要な防災グッズの備え方

ひと口に1次の備えと言っても、備えたもの全てを防災リュックに入れておくわけではありません。

身に着けるアイテム

身に着けて避難すべきものは、リュックの中に入れてしまっては、避難の際にかえって手間がかかるからです。
まずは、避難するときに身に着ける防災グッズを確認してみる必要があります。

身に着ける防災グッズを先に見る

季節を選ぶアイテム

夏服と冬服

また、1次の備えは特に、無駄なく揃えることが重要です。使う季節が限定されるようなものを、常に入れておくのはもったいない!

夏にホッカイロ、冬に虫よけは必要ありませんよね。着替えも、季節によって随分変わります。緊急持ち出しということで、着替えはなくても良いのでは、と思いがちですが、雨の中の避難でびしょぬれになる・暑い中の避難で汗だくになる、等のケースを考えると、やはり入れておくと安心です。

避難の際にひと手間増えることにはなりますが、大きく分けて春~夏用秋~冬用と、季節に特化したグッズをまとめた袋を2つ用意してみましょう。

夏袋・冬袋を先に見る

最初から分けて備えておく!いつもしも的一次の備え

1次の備えの備え方

以上のことから、いつもしもでは、1次の備えとして

※タップでそれぞれの解説に飛べます

という備え方をおすすめしていきます!

1次の備えに必要な防災グッズリスト

こちらが、いつもしも版・1次の備えリストです。

人物マークは身に着けるもの、「more!」マークのついているものは、0次の備えにもあるけれど、さらに1次で量を持っておきたいものです。

1次の備え_身に着けるものリスト

▼身に着けるものリストの解説を読む

1次の備え_メインリスト

▼防災リュックに入れるものリストの解説を読む

1次の備え_夏袋冬袋リスト

▼夏袋・冬袋リストの解説を読む

持出袋に入れない!身に着ける防災グッズ

まずは避難するときに身に着けるグッズを確認してみましょう。

1次の備えリスト_身に着けるもの

▲1次の備え全リストを見直す

いざ避難!身支度をしよう

避難の身支度をするママと子ども

避難の際、衣類はなるべく身に着けましょう。マスク軍手など、身体を守るものも同様です。特に寒い時期の衣類はかさばりますので、リュックに入れるより着込んだ方が身動きしやすくなります。暑い時期でも、長袖の羽織りものは用意しておくようにしましょう。避難の際は、長袖・長ズボンが鉄則です。

コンタクトの方は、コンタクトを外してメガネ変えた方が良いでしょう。

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水滴

ただし、雨の中や浸水時の避難の場合は、メガネに水滴がつくと視界が悪くなり危険です。普段コンタクトで過ごしているのであれば、メガネはリュックに入れてコンタクトのまま移動することをおすすめします。

浸水時は、長い傘を杖代わりにして、足元の安全を確認しながら避難してください。

ただ、足元が見えないほど浸水している場合は、避難する方が危険なこともあります。避難時の服装や避難のタイミングについては、こちらでも解説していますので確認してみてください。

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雨の場合はレインウェアも必須です。子供を抱っこする場合、子どもも覆えるものを選びましょう。普段、子どもの送迎などで雨でも自転車を使う方は、いつも使っているレインウェアで良いかと思います。ただ、ポンチョタイプは足元が濡れますので、防災用にズボンだけ別に用意しておくのがおすすめです。

防災ヘルメット

ヘルメットは、お子さんの分については、改めて用意しなくても自転車用のものがあればそれを使いましょう。
大人の分は、お住まいが集合住宅だったり、周囲にマンションやビルが多い地域、密集した住宅地の方はぜひ備えてください。最近では、折り畳めるコンパクトなタイプが人気なようです。

memo

とはいえ、ヘルメットは防災グッズとしてハードルが高いのも事実です。出番が少ない割には場所を取りますし、目につくところに置くと主張が激しいですよね。

安全性では劣りますが、見た目は普通のキャップで中にプロテクターが仕込まれているプロテクターキャップや、お手持ちの帽子の中に装着するタイプのインナーキャップと呼ばれるものなどもありますので、まずはそちらを検討してみても良いでしょう。

ヘルメットがない場合でも、頭部の保護と防寒もしくは日差し除け、さらにはスッピン&ボサボサ髪をごまかすため(大事!)、帽子は身に着けるようにしてください。

髪の長いママやお子さんがいらっしゃる方は、さらにヘアゴムなどで髪を束ねておくと避難時にも邪魔にならず良いでしょう。

また、子連れ避難に特におすすめしたいのは、ヘッドライトです。両手のふさがるママには必須と言っても良いでしょう。

在宅避難の場合でも、停電で暗い中での調理に大活躍したという声がありました。

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ヘッドライトとニット帽

ヘッドライトといえば、頭に直接ゴムバンドなどで着けるタイプがありますが、こちらは女性は使用時に注意が必要です。
というのも、実際に着けてみると、髪で滑ってしまって全然固定されないんです。遠い記憶ですが、運動会のハチマキを思い出しました…先にニット帽などをかぶり、その上から着ければ大丈夫でした。

帽子などにクリップで取り付けられるタイプもありますので、探してみてください。ヘッドライトはお子さんは嫌がりそうですが、クリップタイプなら帽子やヘルメットに付けてくれそうです。首にかけて使えるネックライトも、色が可愛いものが多くお子さんには良いかもしれません。

ただ、ママが使うとなると、思ったところを照らしてくれるという面で、やはりヘッドライトがおすすめです。

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身に着ける防災グッズはどこに置くのが良いか

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身に着けるものは、

  • 防災リュック(1次)の近く
  • 普段上着や靴をしまっているところ
  • 寝室など、玄関から遠い部屋

のいずれかに保管するのがおすすめです。
多くの場合、避難の際は

  1. 防災リュック(1次)を持ち出す
  2. 出かける支度をする

という2つのアクションをするでしょうから、この過程ですべてを持ち出せれば良いのです。

寝室や子ども部屋などの玄関から遠い部屋には、そこで被災した時、玄関までの道を安全に進む必要があるため、だけは用意しておいてください。

上着や帽子、レインウェア、靴などは普段から玄関に置いている方が多いのではないでしょうか。
スペースに余裕があるようなら、そこにヘルメットや軍手・マスクなども併せて置いてみてください。もしスペースに余裕がないのであれば、普段は使わないものは防災リュック(1次)のそばに置くようにしましょう。

1次の備えだからといっていつもの場所を変える必要はありません。
ただ、いざという時に取り出しやすいよう、まとめて置いておくよう意識はしましょう。

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この防災グッズは絶対必要なのか、避難所での使い方をチェック

次に、防災リュックに入れるものをご紹介します。カテゴリごとに、避難所での過ごし方や実際の使い方を具体的に考えながら見ていきましょう。

【避難バッグ】子連れ避難には両手が空くリュックが断然使える!

リュックを背負って子と遊ぶ母

1次の備えリスト_避難バッグ▲1次の備え全リストを見直す

避難時の荷物は、さっと背負って避難できるリュックに入れましょう。
防災セットを購入してからカスタマイズしていく方法もありますが、自分で用意する場合は、自分が無理なく背負えるリュックを選んで、そこに入る分を調整しながら揃えていくやり方をおすすめします。

リュックを選ぶ基準は、

  • 容量
  • サイズ
  • 素材
  • 撥水・耐水性
  • 防炎
  • 反射材
  • 蓄光材
  • チェストベルトの有無
  • キャリーの有無

などたくさんありますが、「無理なく背負える容量」と「チェストベルト」を重視することをおすすめします。

防災リュックのチェストベルト

子連れ避難の場合、子どもを抱っこするときに耐えられる重さで、ショルダーベルトがずり落ちるわずらわしさがない、という2点はかなり重要でしょう。

また、防災グッズは推奨されているものを揃えると思いがけず重くなります。チェストベルトは肩への負担を減らす効果もありますので、ぜひ重視してみてください。

実際に詰めた時に無理なく背負えるかどうかについては、以下の記事で検証していますので、参考にしてみてください。

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また、常に貴重品を携帯するための小さなバッグも必要です。
普段使いのものでもちろん構いませんが、やはり手が空く、ショルダーバッグやボディバッグなどが持ちやすくて使えます。

point

  • 無理なく背負える容量のリュックを
  • 子連れはチェストベルト付き推奨
  • 貴重品用ミニバッグは斜め掛けで

あわせてチェック

【情報】スマホの充電対策は最優先!ラジオや紙の情報も合わせて用意

1次の備えリスト_情報

▲1次の備え全リストを見直す

発災後の混乱の中、正しい情報を得ることは命を守ることにもつながります。
どんな備えが必要か、見てみましょう。

電子機器は充電を確認!被災時に強いラジオも忘れずに

モバイルバッテリーと充電中のスマホ

近年の地震・台風などの被災者の声を見ていくと、困ったこととして「スマートフォンの充電が十分にできなかった」ことを挙げる方の多さが目につきます。

充電対策については、0次の備えでポータブル充電器の持ち歩きをおすすめしていますが、1次の備えでは、より容量の多い充電器充電ケーブルを準備することをおすすめします。

併せて、電池式の充電器もあると手持ちの電池を利用できて良いでしょう。

充電器は放っておくと自然と放電してしまうため、定期的に確認してくださいね。

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充電器からの充電が満足にできなくなった場合でも、停電していなければ、電源タップがあれば新たに充電できます。

避難所充電コーナー再現

避難所に指定されるような施設には、もちろんコンセントがあると思いますが、数は少ないでしょう。
実際、避難経験された方から

  • 絶えず誰かが使っていて、なかなか順番が回ってこない

という声が聞かれます。また、

  • コンセント近くのスペースの方や、早めに避難した方がコンセントを独占してしまう

というトラブルもあるそうです。

複数口の電源タップ

複数口の電源タップがあれば、一緒に使うことができます。さらにUSBポート付きの電源タップなら、スマホ等への充電もスムーズですよね。
家族全員分のスマートフォン等のモバイル機器が充電できるよう、充電器のUSBポート数やケーブルの本数に注意してください。

また、充電だけでなく、同時に節電モードにして消費電力を抑えることも心がけましょう。

ラジオは、0次の備えで持ち歩くことを推奨されることが多いですが、重さもありますので、いつもしもでは現実的にラジオアプリをおすすめしています。

その分、1次の備えでは確実に用意しておきましょう。

ラジオから情報を得るとき、音楽を聴いて心を落ち着かせるとき、子どもに動画を見せるときなどはイヤホンを使うようにしましょう。0次の備えでもおすすめしていますが、通勤中などに音楽を聴く習慣などがないとなかなか持ち歩きませんよね。ですが、避難時は集団生活になりますので、周囲への気遣いも大切です。是非入れておきましょう。

ラジオ、ライト、スマホの充電などに使う電池の予備も必要です。それぞれに必要な電池の形・数を確認して、余裕を持って備えるようにしてください。

point

  • 充電器/ケーブル/電源タップはセット
  • 家族全員が一度に充電できるか確認
  • スマホは省エネモードに設定
  • ラジオ/イヤホンもセットで
  • 電池は必要な種類を必要な数だけ

オフラインで見られる紙の情報はやっぱり役立つ

ハザードマップ

スマホの充電対策をしていれば多少の余裕はありますが、災害の長期化に備えて節電は心掛けたいもの。
やはり紙媒体のものも用意しておきましょう。

ハザードマップなどは避難の際に持ち歩くことも考えられるため、濡れ防止にジッパー付きバッグなどに入れておいてください。

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再開発などで街並みも変わりますので、グッズの見直しのタイミングで更新してくださいね。

東京防災などの防災情報は、不自由な中で快適に過ごすための工夫などが書かれているため、あると便利です。

家族・ペットの写真は、ぜひ避難袋にも忍ばせておいてください。
笑顔の写真は気持ちを和らげてくれますし、もし、家族とはぐれてしまったとき、会うための助けになってくれます。

check

家族全員が写っている写真、ありますか?
ママが撮った、ママ以外の写真はたくさんあっても、全員の写真となると意外とないものです。意識して撮ってくださいね。

ちなみに、我が家では年賀状を活用しています。
今のところ家族写真を使用しているので、毎年必ず発生する書き損じや宛て名の印刷ミスを、あえて数枚残して防災リュックのものを差し替えています。

写真は、できればラミネート加工して入れておくことをおすすめします。
プリントアウトついでにカメラ屋さんに依頼できるところもありますし、百均でも買えますよ。

▼百均で備える防災グッズ記事へ(近日公開)

メモしたり伝言を残したり、紙とペンはセットで用意

0次でも、ペンで子どもの身体に名前と親の連絡先を書いて迷子に備える方法をご紹介していますが、1次では、そのほかにも

  • 避難所で他人と過ごす中で持ち物を混同しないよう記名
  • 伝言を目立つように書く

などの用途があると考えられます。

1次では、ぜひ油性ペンメモ用紙を入れておいてください。

あわせてチェック

【衛生用品】簡易トイレセットや生理用品を備えて生理現象は我慢しない

1次の備えリスト_衛生用品

▲1次の備え全リストを見直す

不特定多数の人が集まる場では、衛生状態を保つことはとても大切です。
適切な医療を受けることが難しい状況で健康を保つため、備えておきたいものをご紹介します。

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万能!ビニール袋ほかいろいろな袋

まず、避難リュックにグッズを入れるときに、ジッパー付きバッグなどに小分けにしてから入れるようにしましょう。
最低限のものしか持っていないからこそ濡れては困りますよね。
荷物をまとめたり、ごみを入れたりするために、大きいビニール袋もあると便利です。

ジッパー付きバッグビニール袋はいろいろな用途に使えますので、さらに5~10枚隙間に入れておきましょう。

トイレ用品・生理用品は必要な量を意識しよう

トイレットペーパー

災害時といえど、生理現象を我慢することはできませんし、しないようにしてください
東日本大震災では、避難所生活でトイレの回数を減らすため、水分を控えすぎたりトイレを我慢しすぎたりして体調を崩された方が多かったそうです。

平成28年4月に「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」(※1)が制定されましたが、実現までには時間がかかりそうです。

健康のため、備えをしてなるべく我慢しなくて済むようにしましょう。

トイレットペーパー・簡易トイレ・目隠し用ポンチョは、避難先のトイレの備えが十分でなかった場合を考慮して、備えておくことをおすすめします。

トイレットペーパーは、新品のロールそのままではやはり嵩張りますので、芯を抜いてつぶしてから入れましょう。
我が家では、それでも入らなかったので、3分の1ほど使用してから非常用に回しました。

簡易トイレは、排泄用の袋と凝固剤のセットが、できれば1人につき7回分くらいはあると良いでしょう。量が必要ですので、50回分・100回分などのセットで売っているものを探してみてください。
万が一、備えられたトイレが使えない場合、目隠しポンチョがあると安心です。使わないに越したことはないのですが…目隠しポンチョは、コンパクトですし、人目を避けて着替えたいときにも使えます。いざとなったらレインコート代わりにもなります。0次の備えでもおすすめしていますが、強度のあるものではありませんし、破損に備えて1次でも追加しておいてください。

生理用ナプキンとポーチ

生理用品は、余裕を持って用意しておきましょう。市販の防災セットでは、入っていても昼間用が3~4枚程度のことが多いです。避難所で夜を明かすことを考えると、特に量の多い方は不安ですよね。夜用も1つ入れておくと安心です。

かさばりますので、ジッパー付きバッグなどに圧縮して入れると良いかと思います。使用時、避難所内で持ち歩くことになりますので、小さなポーチもあると便利でしょう。

消臭袋は、排泄物や使用済みの生理用品などを入れるのに必要です。おむつ用のごみ袋が消臭効果が高いのでおすすめです。中身が目立ちにくい色付きのものを選びましょう。

新聞紙は、朝刊1日分だけでも入れておくと、排泄時に細かくして敷いて音や匂いを押さえたり、トイレ以外でも、床に敷いたり、折って食器にしたりなど様々な用途で使えます。

手・口・肌を守るアイテムも

ガムは、唾液の分泌を促して口腔内を衛生的に保つのに効果的です。キシリトールの含有率が高いもの(いわゆる「歯みがきガム」)を選びましょう。嗜好品としての効果もあるので、ひとつ入れておくのをおすすめします。
避難が長期化するようであれば、歯磨きシートマウスウォッシュなどが必要になってきますが、1次の備えでは省略しています。
マスクは、0次の備えや避難時に身に着けるもの以外にも、使い捨て用の予備があると良いでしょう。

除菌ジェルは、食事やトイレ後などに手指を清潔にするために使います。スプレータイプも多く、効果に差はないようですが、避難所という場所柄、周囲への飛散等を考えるとジェルの方が扱いやすいでしょう。

身体を拭くにはおしりふきが使えます。特に夏場、子供はあせもができやすいですし、できる範囲ではありますが、肌を清潔に保つよう心がけましょう。

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防災セットの定番・応急処置用グッズに常備薬やタオルも

ファーストエイドキット

簡単なケガの手当ができる程度の応急処置用グッズを入れておきましょう。
よくあるファーストエイドキットには、以下のようなものが入っていると思います。

一般的なファーストエイドキット

  • 救急ばんそうこう
  • 毛抜き
  • ハサミ
  • 爪切り
  • 包帯
  • ガーゼ
  • 脱脂綿
  • 綿棒

爪切りは、1次では必要ないかと思いますので、外していただいても構いません。
その代わり、子どもでも使える皮膚用の塗り薬を足してください。

慣れない場所で食事をするとき、温かい食事はありがたいものですが子どものやけどの危険性も高まります。

notice

実際、我が子(小学校低学年)も、防災イベントに子連れで参加した時にアツアツの豚汁を運ぶ途中で指を軽くやけどしてしまいました。もう給食の配膳もしているし、と油断していたのですが、確かに給食はこんなに熱くないだろうしな、と猛反省。

避難所には食事用の机や椅子もありませんし、注意と対策が必要だなと実感した出来事でした。

▼防災かまどレポート記事へ(近日公開)

やけどだけでなく傷薬としても使えるものであれば、ちょっとしたケガにも使えて安心です。是非備えてみてください。

また、救急ばんそうこうも、通常のものに加えて高機能ばんそうこうと呼ばれる、いわゆる湿潤療法を可能にするタイプのものを入れておくと良いでしょう。
近年、傷などの治療には湿潤療法が推奨されています。応急処置グッズもアップデートしていきたいですよね。高機能ばんそうこうは少々割高ですが、はがれにくく痛みも和らげるということで、緊急時にはむしろ向いていると言えます。

常備薬も、持ち歩く0次の備えに加えて、少し余裕を持って用意してください。女性ですと、鎮痛剤が多いでしょうか。

タオルは、手当はもちろん、手や身体を拭いたり、首に巻いて防寒に使うなど、様々な用途で使用できます。雨の中避難した場合は特に活躍するでしょう。かさばるので多くは入れられませんが、リュックに余裕がある場合は追加を検討してください。水で戻せる圧縮タイプのものでしたら、吸水性などは劣りますが、数を用意できるというメリットがあります。

point

  • 万能ビニール袋はたくさん欲しい
  • トイレは我慢しなくて済む備えを
  • 女性に役立つ目隠しポンチョ
  • 排せつ物/生理用に消臭袋は多めが安心
  • 除菌×防御で感染症を防ぐ
  • 子連れに特におすすめ!皮膚用塗り薬
  • 最新治療で応急処置もアップデート

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【身体保護】身に着けるもので危険や気温の変化から身体を守る

1次の備えリスト_身体保護

▲1次の備え全リストを見直す

上着などについては、避難の際になるべく着込むことをおすすめ▲しました。
また、着替えは季節ごとの持出袋を作ることをおすすめ▼しています。
ここでは、防災リュック(1次)に入れたままにしておく下着類や、避難所で過ごす時に身体を守ってくれるものをご紹介します。

1年中使える着替え・下着を1セット入れておこう

通年通して使用できる下着、靴下はリュックに入れておきましょう。女性は、カップ付きのインナーが便利です。

1次の備えの着替えは、避難時に濡れてしまった場合などを想定していますので、1セットあれば良いでしょう。

少しでも快適に眠るためのおすすめアイテム

赤ちゃんの足とジョイントマット

令和元年の夏~秋にかけて、日本列島に大きな爪痕を残した台風15号と19号。実際に避難された方のSNSには「床が固い」「冷たい」「お尻が痛い」「腰がやられる」などの投稿が多く見られました。
それまでは、水や食料、充電ほどには注目されていなかった硬い床対策について考える機会になりました。
具体的には、クッション材として、プチプチ(緩衝材)・エアベッド、可能ならば畳めるマットレスなどが良いでしょう。

また、小さな子供の居るご家庭におすすめなのはパズルマット(ジョイントマット・フロアマット)です。余裕を持って避難できるときであれば、床から剥がして大きなゴミ袋などにまとめて持ち出すことができます。パズルマットの良いところは、縦にも組み合わせられる点です。

ジョイントマット‗目隠し

高さは出せなくても、仕切りを作ることができるのは大きなメリットではないでしょうか。
かさばるので、持ち出せるかは状況に応じてではありますが、ぜひ検討してみてください。

また、公園・遠足グッズもおすすめ!
特に乳幼児のお子さんがいらっしゃる方、公園グッズは砂だらけになるからと玄関付近に置いてませんか?
硬い床対策に十分とは言えませんが、アルミ&スチロールの薄めのものでも、レジャーシートが一枚あるだけで全然違うと思います。玄関の近くに置いておけば、避難の際に一緒に持ち出せます。ヨガマットなども、お持ちの方は持ち出すと良いのではと思います。

▼防災にも使える公園グッズ記事へ(近日公開)

その他、不特定多数の人が集まっているので、耳栓アイマスクで自分の眠りを守りましょう。毛布代わりに防災用アルミ(ビニール)シートも忘れずに。
ストールブランケットは、首元を温めたり、出歩くときの羽織としても使えるので、ぜひ備えておいてください。

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【安全確保】暗いと不安は増大!ライトやランタンは最低1人1つ用意

1次の備えリスト_安全確保

▲1次の備え全リストを見直す

避難は命を守るためにするもの。非常時でもケガなく安心して過ごせるよう、備えておきたいグッズがあります。

とにかく明かりを確保!

停電時のランタン

持ち歩きの小さな懐中電灯・ライトは最低でも1人1つ用意しましょう。大人同士が別行動したいとき、片方が真っ暗になってしまっては意味がありませんよね。

そのほか、置いて使えるランタンも必要です。置くだけでなく、何かに引っ掛けて少し上から照らすことができると便利なので、フックのついたものをおすすめします。
仕切りがない避難所の場合、明るさも迷惑になりかねません。周囲への影響を考えて、明るさが調整できるとより良いでしょう。

ラジオや充電器と一体になった多機能ランタンをよく見かけますよね。便利ですが、様々な用途で使えるということは、それだけ使用時間が長いということです。十分な電池の用意を忘れないようにしましょう。

危険を知らせる

0次の備えでも小さなホイッスルをおすすめしていますが、1次ではより性能の良いホイッスルを用意してください。
建物などに閉じ込められたり、視界が悪い時など、自分の存在を知らせることは命を守る助けになります。

また、残念なことに、災害が起きるたびに、災害に乗じた犯罪もまた多く報告されています。女性は特に、大人でも1人で出歩かないなど、気を付けるべきことがあります。そんな中で、自分も子どもも守って過ごさなくてはなりません。身を守る助けとして、防犯ブザーを携帯するようにしましょう。
被災した際の防犯対策については、以下の記事でも解説しています。

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ハートの錠前
災害時に急増する犯罪から親子を守る「被災時の防犯対策7か条」

被災すると、遠方から駆けつけてくれたボランティアや全国からの募金・励ましの声など、人の優しさや温かさを再確認する機会は少なくありません。 しかしその一方で、災害に乗じた犯罪者も急増し、被災に加えて犯罪 ...

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留める・まとめる・切る…環境を整えるときに役立つ防災グッズ

ビニールテープ

目隠し用の仕切りを作る時など、何かを留める、貼るときのためにガムテープの備えが推奨されていますが、1次の備えとしては嵩張るのが気になります。
そこでおすすめしたいのがビニールテープ

ビニールテープといえば、子どもの工作or実家で断線しそうなコードにぐるぐるに巻かれている、という偏ったイメージだったのですが…

実は丈夫粘着性も強く、しかも色鮮やか被災時にはもってこいです。
手で切れにくいのが難点ですが、ツールナイフやハサミなどが使えますし、コツをつかめば手でも簡単に切れます。

▼リンク:実践動画(近日公開)

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【非常食】避難所に非常食の備蓄は少ない!食べたいものは自分で用意

1次の備えリスト_非常食

▲1次の備え全リストを見直す

避難所には、ある程度食料が備蓄されています。しかし、収容人数に対して十分な量とは言えないでしょう。

防災対策で大切なのは自助=自分の身の安全を守るために一人一人が取り組むこと(※2)です。自分たちが食べるものは自分たちで用意するつもりで臨みましょう。

避難所でもおいしく食べられるものを

マジックライス

缶詰、マジックライス、レトルト食品など、1人につき最低3~4食分備えておきましょう。
お気に入りのレトルト食品などがあればぜひ入れてください。食事もお菓子も、食べ慣れたものがおすすめです。

缶詰であれば、開けるためのグッズが必要か確認しましょう。マジックライスであれば飲用以外の水を余分に用意する必要がありますので、よく確認してください。

避難時に余裕があれば、おにぎりなど、簡単なお弁当を作って持参するのも良いでしょう。

疎の非常食、そのまま食べられる?食器の要否もチェック

食品だけでなく食器も必要です。
最近の非常食には、パックが立つように設計されていて食器要らずなものや、スプーンなどの食器が同封されているものもあります。非常食を選ぶときに、食器の要否を判断基準に入れてみても良いですね。

一番重いけど一番重要な水

人が生活していく中で、1日1人につき3Lのが必要と言われています。体重に応じて必要な水分量は変わってきますので、幼~小学生は2L、乳幼児は1L程度を目安としましょう。

ただし、これは断水していた場合に必要な量です。急いで避難する際にそれだけ持ち出すのは至難の業ですし、1次の備えとしては、最低限、それぞれ半分を用意しておきましょう。

ペットボトルの水7本

それでも、ママ+小学生+幼児の場合、3.5L必要です。衛生的に飲めるよう、500mlのペットボトルでの備えをお勧めしたいのですが、その場合7本必要ということですね。
子供にも1本ずつは持ってもらうとしても、ママが5本。ほかの荷物もありますので、ここをベースに、調整をして足せるようなら足す形が良いでしょう。

防災リュックの重さを検証する中でも、やはりキーになったのは水でした。
荷物を軽くする方法をあれこれ試しているこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

夏場や、断水もしくは断水の可能性がある場合に足せるよう、備蓄水の一部を避難リュックのそばに置いておくのもおすすめです。

避難リュック+季節袋について先に見る

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【貴重品】災害時に使えるのは現金!身分証明はコピーでも

1次の備えリスト_貴重品

▲1次の備え全リストを見直す

非常時に大切な貴重品の管理。ついあれこれ持ち出したくなりますが、避難生活が不自由になる持ち物はNGです。
貴重品持ち出しの現実的な答えをご紹介します。

大切なのは実物か情報のみかを判断

基本的に、貴重品は0次の備えと同じです。
現金については、1次避難用として追加で用意しておきましょう。小銭を重点的に、余裕を持った備えが必要です。

印鑑

その他、1次の備えとして追加したいのは、印鑑です。普段使っている実印や銀行印などすべてではなく、認印ひとつで良いでしょう。

これは、罹災証明など、公的機関の手続きで必要だからです。シャチハタは不可とされていることが多いので注意しましょう。特に珍しい苗字の方は、被災してからの取り寄せが難しい場合がありますので、ぜひ備えておいてください。

避難時に、預金通帳やその他の印鑑、権利書等を持って行くことを推奨するサイトもありますが、ここではリストから外しました。
リストから外したもの、その理由は後ほどご紹介しています。

リストから外したものを先に見る

その代わり、口座のある銀行の名前口座番号加入している保険の保険会社名、商品名、証券番号は控えておきましょう。そして、家を離れるときは、空き巣等の防犯対策に、施錠は忘れないようにしましょう。

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【精神安定】避難後も生活は続く!娯楽も備えて心も守る

1次の備えリスト_精神安定

▲1次の備え全リストを見直す

無事避難所に到着し、手続きを終えて避難スペースを整えたらひと安心。
…ですが。
避難が長期化したら、運営等、被災者が力を合わせて動かなければならないことも出てくるでしょう。

しかし、避難してすぐ、ましてやまだ人数が少ない頃などは、やることもなく家族以外の知り合いもいないという状態が続きます。そんな状態に子供が耐えられるとは思えませんよね。
子連れ避難の強い味方、どんなものが良いのでしょうか。

娯楽がほしい!電気を必要としないおもちゃがおすすめ

図鑑をめくる子どもの手

防災グッズとしておすすめなのは、子供が遊べるおもちゃや絵本などです。おもちゃは、周りに迷惑がかからないよう、音や光のないアナログなものを選んでください。0次の備えでも、シールなどを持ち歩くのをおすすめしています。

個人的には、大人も子供も楽しめるトランプが最強では?と思っています。お絵かきも好きな子が多いので、小さなクレヨンセットなどを入れておくのもおすすめです。

風船も、かさばらない上に有り余る体力を発散できて良いと思います。ただ、はしゃぎすぎる我が子の姿がありありと浮かびます…自分の叱る姿までセットで…というわけで、避難してもギリギリまで隠しておくつもりです。

絵本は、パラパラ眺めるだけでもじっくり読んでも楽しめる、図鑑などの情報の多いものが良いでしょう。とはいえ、普通の図鑑は重いので、コンパクトなものを探してみてください。

個人的には、マクドナルドのハッピーセットのおまけ図鑑がおすすめです!

▼子どもの避難グッズの記事(近日公開)

大人でも、節電のためにスマホを触らないようにすると、途端に手持ち無沙汰になる可能性があります。そんな時に、小説など本の1冊でもあれば気持ちも落ち着くでしょう。避難袋の隙間に、ぜひ入れてみてください。

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その季節に絶対必要なものを厳選!防災グッズ+夏袋・冬袋という備え方

避難時に身に着けるもの防災リュック(1次)の中身を用意したら、次に夏袋・冬袋の用意をします。

下着以外の着替え季節に特化したものを入れて、防災リュック(1次)のそばに置いておいてください。

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ただ、防災リュック(1次)だけでもそれなりに重さがありますので、避難時に雨が降っていないとき、そして初夏や晩秋の頃などの比較的過ごしやすい時期であれば季節袋を入れない、という選択もありかと思います。避難時の状況で判断しましょう。

季節の備えを入れるかどうか

“いつもしも的”備え方をおさらい

暑さや汗から身体を守る夏袋

夏空とひまわり

夏袋に入れたいのは、

  • 夏服
  • 衛生用品
  • 暑さ対策グッズ
  • 水分(追加)

です。
具体的には、次のものを用意しましょう。

1次の備えリスト_夏袋

▲1次の備え全リストを見直す

近年の猛暑を考えると、着替えはあるに越したことはありません。肌着とシャツが1枚で済む、カップ付きの半袖トップスがおすすめです。

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ですが、実際に探してみると「カップ付きの半袖」はなかなか見つかりませんでした…

暑い時期にインナーなしで着られるものが理想ですが、もしすぐ見つからないようであれば、夏袋にはごく普通のTシャツでもOKです!
通年用として防災リュック(1次)の中にカップ付きインナーが入れてあるので、重ねて着るイメージです。

1次の備えを実際に詰めてみた記事では、普通のTシャツver.で備えていますので参考にしてみてください♪

おしゃれなステテコなど、薄手の長ズボンも用意しておきましょう。

汗をかいたときのために、ウェットティッシュタオルも追加で用意するのがおすすめです。さらに汗拭きシートがあると、制汗作用と清涼感が得られます。

熱中症対策

水分も、余分に用意して熱中症にならないよう気を付ける必要があります。熱中症対策にと売り出されている飴やラムネなども併せて用意しておくと安心です。

水分を摂る際、ペットボトルに直接口を付けるのを避けるため、折り畳みコップをいれておくのも良いでしょう。
特に夏の避難所は、快適とはいえない温度でしょうから、雑菌の繁殖が心配です。小さなお子さんはコップからの方が飲みやすいですし、貴重な水を美味しく安全に飲めるよう、大人が気を付けてあげてください。

ゴミや汚物の匂いも気になる季節ですので、消臭袋も追加で用意しておきましょう。

また、夏場は、虫さされ対策が重要になってきます。停電していた場合、避難所の空調が効かず、窓や入口を開放することになるでしょう。すると当然、蚊などの虫も入ってきます。
子供は特に、かきむしってとびひになる恐れもありますので、小さなものでも虫よけかゆみ止めの薬を入れておきましょう。

寒さや乾燥をおさえる冬袋

雪化粧

冬袋に入れたいのは、

  • 着替え
  • 乾燥対策
  • 寒さ対策

です。
具体的には、次のものを用意しましょう。

1次の備えリスト_冬袋

▲1次の備え全リストを見直す

夏袋と同様に、肌着とシャツが1枚で済むカップ付きのトップスを用意しておきましょう。

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カップ付きの長袖は、半袖より探しやすいと思います!なかったら、もちろんカップなしでも大丈夫です。

カップ付きの場合、防災リュック(1次)のインナーと重ね着するとカップも重なってしまうので、もし気になる方はパットを外せるタイプを選ぶと良いでしょう。

ジャージ素材やスウェット素材の、パジャマ代わりにもなる長ズボンがあると、リラックスして過ごす手助けになりそうです。

避難所が体育館の場合は特に、床から冷えますので、厚手の靴下もおすすめします。

小さな子供や皮膚が弱い方は、保湿クリームも忘れずに。常用しているものが一番ですが、容器の大きさ等で現実的に難しいようであれば、全身に使えるハンドクリームなどがおすすめです。

その他、カイロブランケットなど、リュックの容量にもよりますが、できるだけ入れると良いでしょう。

その他、「私」に必要なものを追加しよう

以上が、1次の備えの基本です。

これでも結構な量ですが、さらに「私」に必要なものを加える必要があります。
以下の記事を参考に、もうひと息頑張って自分仕様の備えを作り上げましょう!

いつもしも版・1次の備えリストではいらないと判断した防災グッズ

Noにチェック

ここまで、いつもしも版・1次の備えをご紹介してきましたが、実は、よくある非常持出品リストにはあるけれど、ここでは敢えて入れなかったものがいくつかあります。
理由と併せてご紹介します。

預金通帳・印鑑(実印・銀行印)・権利書は情報だけピックアップ

貴重品についての説明でも触れましたが、預金通帳や印鑑(実印・銀行印)、権利書等は除外しています。
手続きが複雑化するというデメリットはありますが、身分証明ができる状態で申し出ればなんとかなることが多いからです。

ママたちにとっても、これらを持ち出すのはあまり現実的ではないと考えています。避難所に居ても、子供に着いて回ったりと、割り当てられたスペースを離れる機会が多いはずです。その都度、持ち歩くのは難しいでしょう。

また、常に防災リュック(1次)に入れておいては不便ですから、通常は別々に保管しておいて、避難の際に追加する形になります。いざ避難、とバタついているときにやらなければならないことは、なるべく減らすべきです。
1次の備えでは、番号などの情報だけを控えて、実物は家に置いていくことをおすすめします。

避難所は火気厳禁!マッチ・ライター・ろうそくは持ち出さない

非常用ろうそく

マッチやライター、そしてろうそくは、必ずといって良いほど防災グッズのリストに入っていますが、実際のところ、いつ使うことを想定しているのでしょうか?

そもそも、避難所は火気厳禁ですよね。明かりとしてのろうそくは、ランタンがあれば不要です。小さな子どものいる家庭では、子どもが火傷する危険もあるため、むしろおすすめできません。

では、マッチやライターといった着火剤の出番は、というと、調理時や、外で暖を取るためのたき火などでしょうか。避難が長期化した時ならともかく、発災直後の避難所においては、調理やたき火は考えづらいです。よって、1次の備えとしては不要としました。

 

備えたら必ず記名を

お名前シールと油性ペン

最後になりますが、ここまでご紹介してきたさまざまな防災グッズについて、備えたら必ず記名するよう心がけてください。

共同生活の中、セキュリティはないも同然です。残念ながら、避難所での盗難も報告されています。
悪意はなくても、せっかく備えたものを自分の持ち物と間違われて他人に使われてしまうケースもあります。発災直後という状況では、ささいな間違いも多大なストレスになりかねません。そういった状況を防ぐためにも、なるべくわかりやすく記名をしておきましょう。
油性ペンを入れてあるので、記名し忘れていたら、使うその時に記名してくださいね。

「情報の備え」をもう一度見てみる

まとめ

いざという時に持ち出せる、1次の備えのいつもしも版をご紹介しました。
具体的に、どんな風に使うからどのくらい必要なのか、イメージできたでしょうか。
備えの段階の中で、1次の備えが一番重要なポイントになります。まずは1次の備えから始めてみましょう。

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ノマリ

ノマリ

いつもしも編集部所属。静岡出身の2児の母です。南海トラフ地震に備えた厳しい避難訓練を受けて育ったので、机の下にもぐる速さには自信アリ。心配性で備え好きの性格を活かして、本当に使える防災サイトを作っていきます!

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