2020年12月16日から約3日にわたり、関越自動車道で大雪による大規模な立ち往生が発生しました。
実はこの時、いつもしも編集部トコの夫が乗る車も巻き込まれていたのです。
その日、夫は朝から新潟県に出張し、そのまま次の仕事で東京に向かう予定でした。
ところが、とっくに東京に戻っているはずの時間に夫からLINEが…。
夫は普段から車移動が多かった為、その時の私は夫の言葉を深く考えず子供と就寝。
ーそして2日目の朝。
子どもを幼稚園に送って帰宅した頃、また夫からLINEが。
は!?
結局その日も夫が帰宅することはなく、やっと車が動いたのは立ち往生してからなんと33時間後!!
幸い無事帰宅できたのは良かったものの、思わぬ長期出張になってしまったのでした…。
今回はこの立ち往生経験を具体的に紹介するとともに、体験してみてわかった事や、備えておくべき防災グッズなどについて紹介していきます。
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この記事の目次
立ち往生して困った事、気づいた事
無事に帰宅し休息が取れた頃、夫に早速インタビュー開始!
聞いていくと、経験者ならではの気づきや反省点などが色々見えてきました。
一番困ったものは食料
日帰り予定で出かけた夫は、食べ物も飲み物も持たずに立ち往生に巻き込まれました。
飴一つも持っていないなんて…最悪な状況ですよね。
その結果、非常食セットの配給があった約24時間後まで飲まず食わず状態が続くことに…。
その間、喉の渇きは雪を溶かして飲むことで凌いだそう。
ちなみに、その時頂いた非常食セットがこちら↓。1台に付き1セット配られたそうです。
- アルファ米×3袋
- 梅がゆ×1袋
- きなこ餅×1袋
- ビスケット缶2種類×計2缶
- スティックビスケット×1袋
- 保存水500ml×2本
セットはアルファ米が入っていましたが、人によっては口に合わないことも。
しかし、夫の場合はと言うと…。
以前行ったアルファ米食べ比べ記事で試食済みだった事もあり、夫は全く抵抗なく食べられたようです。
やっぱりもしもに備えて非常食の味に慣れておくことは大事ですね。
食事に関しては、他にも様々な発見や気づきがあったようです。
たとえば、
という事がわかったそう↓。
このようなスイッチ、見た事ありませんか?車内を温める暖房とは異なる為、普段使わない方も多いかもしれませんね。
このスイッチはデフロスターという機能を使うためのものです。
本来はフロントガラスの曇り止め用についている機能なのですが、吹き出し口から出てくるのが温風である為、アルファ米も温める事もできたようです。
これは覚えておきたいアイデアですよね!
また、
といった気づきもありました。
家で作ったカレーの香りが思い出されて、なんだか気持ちが落ち着いたんだとか。
今後改めて非常食の味を選ぶ際、この感想はとても参考になりそうですね。
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今回は配給のおかげで食事にありつけたとはいえ、必ず支給されるものではありません。
何より24時間飲まず食わずで過ごす事は避けたい事です。
今後は水分や小腹を満たす食べ物などは、最低でも携帯するようにしたいですよね。
また、子供が同乗する場合、食料には尚更気を配る必要があります。
我が家にも6歳の子供がいる為、毎回簡単なおやつと飲み物は持ち込むようにしていますが、別途で飲み物や非常食を常時積んでおくことにしました。
中でも糖質(ブドウ糖)は脳が唯一エネルギーとして使える栄養素(※1)なので、糖分の入ったおやつはマストで用意しましょう。
また、東日本大震災の際に甘い物を口にすることで心のケアにも繋がったという体験談がありました。実際、今回の夫のケースでも、
と感じたとか。
かさばらないサイズの飴やチョコなどなら持ち歩きに便利ですし、普段のおやつにもなりますよね。夏場であれば溶けにくいラムネやタブレットなどもおすすめです。
旅行などの長距離移動時はもちろん、近場であっても最低限の食の備えは怠らないようにしたいですね。
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女性は切実!トイレ問題
夫の場合は男性だった事もあり、外で凍えながら用を足したそうです。しかも、食事を摂っていなかったせいか便意を催す事がなかったとか…。
ただしこれが女性だった場合、そう簡単にはいきませんよね。特に生理時のトイレ問題は深刻になってくるでしょう。
子どもの場合でも、おむつに抵抗のある幼児以上であれば対策は必須です。
雪の中トイレを探すのは大変ですし、小さい子供が同乗していると車から離れられないことも。最低限でもママ&幼児以上の携帯トイレは人数×数回分用意しておきましょう。
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低月齢の乳幼児であれば、いつものおむつ+αで多めに入れる事を心掛けましょう。
また、今回のように高速道路などで被災した場合、車内で用を足すにも周りの視線が気になりますよね。
車内から目隠しできるグッズがあると着替えの際にも重宝しますので、併せて積んでおくと便利です。
除雪、防寒グッズは最低限積んでおこう
雪の立ち往生で一番気を付けるべきなのはココ!
雪でマフラーが塞がれてしまうと、車内には排気ガスに含まれた有毒な一酸化炭素が溜まり、一酸化炭素中毒に陥る恐れがあります。
一酸化炭素中毒とは
一酸化炭素を吸い込むことで酸欠状態になり、体調不良を発症する中毒症状。
重症になると意識障害などが起こり、死に至ることも。(※2)
もしマフラーが埋まるほどの積雪だった場合は、マフラーが塞がらないよう付近の雪は必ず取っておきましょう。
ちなみに、今回ぐらいの積雪量だと余裕で埋まっちゃいます…↓。
また、作業の際は手袋や布の軍手だと濡れてしまうので、防水手袋なども一緒に用意しておくのがおすすめです。
どのぐらい雪かきしたら良いのかわからない場合は、こちらのJAF検証動画が参考になりますよ↓。
memo
ちなみに、電気自動車であれば排気ガスが出ない為、一酸化炭素中毒のリスクはありません。
また、気を付けるべきなのは一酸化炭素中毒だけではありません。
車内の換気が十分でないとCO₂の濃度が上がり、疲労感増加や頭痛などの不調を起こすことがあります(※3)。エンジン停止時は窓の開閉で換気をし、エアコン使用時は内気導入ではなく外気導入に切り替えておきましょう。
真冬の雪道で暖房ナシなんて…考えただけで体が冷えそう!
寒さが大の苦手な私には耐えがたいシチュエーションです…。
遠出時に限らず、普段からブランケットやストール、予備のカイロ等の用意は必要ですね。
車内スペースに余裕がある場合は、毛布や寝袋なども積んでおくと更に安心です。
詳しい寒さへの備え対策はこちらの記事が参考になります↓。
冷え性さんは特に必見です!
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命に係わる!ガソリンや燃料はこまめに給油
雪道で暖房が使えないと命に関わる恐れがある為、燃料切れは絶対に避けたい事です。
夫は幸い燃料切れの心配もなく過ごせたようでした。
比較的新しいディーゼル車(軽油)で燃費が良かった事もありますが、燃料を満タンにしてあった事が吉と出たのは間違いないでしょう。
参考までに、夫が乗っていたディーゼル車の燃料残量経過を紹介しておきましょう↓。
(※メータ上で確認している為、おおよその数値になります。)
満タン給油後:約70ℓ
↓
立ち往生開始時:約52ℓ
メーター上約3/4
↓
アイドリングのまま暖房稼働
燃料節約の為、途中で約1時間×2回=2時間エンジン停止
↓
33時間後:約26ℓ
開始時の約半分
結果的には脱出するまで燃料が尽きる事もなく、最寄りのガソリンスタンドまで無事到着!
立ち往生中には給油の配給もあったようですが、他の方に譲ったぐらい余裕が持てたそうです。
燃費はもちろん車種や燃料などによって異なりますが、共通してやっておくべきなのは、
ということです。
もしもの時にあわてないよう、普段から早めに給油する事をルーティンにしておきたいですね。
また、今回の立ち往生では電気自動車(以下EV車)に対するツイートも多く散見されたので、少し触れておきましょう。
特に多かったのが、
EV車で立ち往生してしまうと電源確保が難しいのでは?
という、EV車のバッテリー問題を不安視するものでした。
確かに現段階ではガソリン車のシェアが多い為、比較するとインフラ整備不足に対する不安があるのは確かですよね。
しかも、携行缶で持ち運びできるガソリンとは違い、EV車の充電器は現段階ではまだまだ手軽なものが少ないのが現状です。
ただし、EV車用のポータブル電源なども徐々に販売され始めているので、今後開発が進めばその心配もなくなるかもしれません。
実際、国も2030年代に新車販売をEV車のみにする方向で検討している為、インフラ整備も加速するのではないかと想定されます。
しかも、EV車は災害時の非常電源としても注目されている点は見逃せません。
EV車の充電方法に関しては今後も引き続き注視していく必要がありますね。
欲しい情報が得られないストレス
立ち往生や災害に巻き込まれた場合、一番欲しいのは状況を把握するための情報です。
が、今回は…
しかも、その日は奇しくもコロナウイルス感染者が急増した日とバッティング。
そのためか、TVでも立ち往生のニュースはほとんど伝えられませんでした。
立ち往生は何km続いているのか、いつ頃解消されるのか、そもそもこの状態に気づいてくれているのか…。
何も見通しが立たない状況で、心身共に疲弊したそうです。
カーテレビ、ニュースサイト、NEXCOのサイトなどを見ても、現状を把握できる情報が全然入ってこない。
やっと情報が出てきても、立ち往生台数が二転三転するなど、正確さに不安が残るものも多かったのです。
そんな中で役に立ったのはTwitter(現在はX)の情報。特に同じく被災したドライバーのリアルツイートが一番参考になりました。
現在関越道上り塩沢石打IC4キロ手前
簡易トイレとガソリンはこの後来るとのこと!
塩沢石打で一台づつ出していて、ここまで来るには早くて4時間、遅くても朝までにはという感じらしいです!
おかげで非常食の配給や除雪状況など、正確な情報が得られて心強かったとのこと。
その反面、中には立ち往生中には目にしたくないツイートも多く、たとえば、
雪なのにそんな所に遊びに行く方が悪い
勝手に出かけておいて自衛隊に迷惑をかけるな!
などといった類のものが多くみられました。
自由に書き込みできるSNSの特性上仕方がないものの、すがる思いで情報収集している当事者の方々にはつらい内容ですよね。
当事者である夫はもちろん、家で情報収集していた私の目にも当然触れることになりました。
今回に限らず、災害時は情報収集にSNSを利用する機会が増え、同じように傷つく人が出てくるでしょう。
ただでさえ被災時は心身共に疲弊しがちなので、メンタルケアは特に大事になってきます。
もしもの時にネットで心が傷つかないようにするには、普段から情報の精査ができるネットスキル(=ネットリテラシー)を身に着ける事が必要です。
ネットリテラシーとは
- ネットの情報が正しいか判断する
- ネットから欲しい情報を見つけて活用する
- 知らない相手とネット上(=対面しない)でコミュニケーションをとる
以上を満たすネット上のスキル(能力)を指す言葉
有事こそ本当に必要な情報以外に心を動かされないスキルが活きてくるものです。
もちろん、日常生活を送る上でも心が疲弊せずに済みますよ。
非常時にこそ問われる「ネットリテラシー」を子どもと身につけよう
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また、いつもしもスタッフみよしさんおすすめなのがこちら↓。
Twitterのブラウザ版のみで提供されている「高度な検索」という機能です。
キーワード設定が細かくできたり、不要なキーワードを排除したりできる為、本当に必要な検索結果に近づきやすくなります。
また、たとえば近くの災害状況や給水情報などを得たい時には、近くの場所に限定して検索するのもおすすめです↓。
ネットリテラシーと併せて、こういった機能やツールに関しても普段から使いこなしておく事も防災対策の一つになりますね。
こちらもチェック
ホワイトアウトや立ち往生で動けなくなった時のために「道路緊急ダイヤル」は覚えておいて下さい。 #NHK防災これだけは pic.twitter.com/ODOvtro5mn
— 藤島新也@災害担当記者🌏 (@shinyahoya) December 14, 2022
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救助してくれた方々への感謝
そして、何より救助に携わっていただいた自衛隊や除雪作業員の方などへの感謝は計り知れません。
除雪作業はもちろん、積雪の中徒歩で車1台ずつに声をかけ、配給などをして頂いたそうです。
【災害派遣活動状況】
第2普通科連隊(高田)、第30普通科連隊(新発田)は、現地に到着し、水・燃料・食料・毛布の配布、除雪活動中です。地道な作業により、立ち往生は逐次解消されています。最後まで頑張ります。皆様の温かいコメントが隊員の励みになります。#第12旅団#関越道立ち往生 pic.twitter.com/7d4NDp6Vuq— 陸上自衛隊 第12旅団 (@JGSDF_12b_pr) December 17, 2020
他にも近隣の方が救助や食料の援助をして下さったり、積み荷の食料を配布したトラックドライバーがいたりと、色々な所で助け合いがあったようです。
そして2回目の夜明けを迎える頃、ついに夫の視界に除雪作業の光がー…。
こうして、立ち往生してから約33時間、ようやく夫の車は動くことができたのでした。
心身ともに疲弊しがちなもしもの時こそ、人の助けが心にしみるものです。
救助に携わって頂いた大勢の方々への感謝を忘れることなく、今後困っている方の力になることで恩返ししていきたいですね。
遠くにいる家族が被災!離れていてもできる事とは
夫が立ち往生に巻き込まれた事は、遠くで安否を気遣う側の私にも貴重な経験になりました。
今回は一緒に住む家族というシチュエーションでしたが、遠くに住む親が災害にあった時などにも置き換えられる事ですよね。
私が実際に感じた事や気付きを踏まえ、”自分”ではなく”家族がもしもに遭遇したら…”という目線からも今回の体験を考えてみましょう。
離れていると”直接”サポートするのは難しい
立ち往生に巻き込まれた当初は、とにかく夫の安否と情報収集に終始していました。
しかし、スマホ片手にテレビをザッピングするものの、確かな情報は全く入ってきません。
夫の安否確認はLINEのやりとりで行っていたのですが、
と自主的に連絡を取るのを控えることに。
そうすると、しばらく夫からのLINEがこないだけで、
と悪い事ばかり考えて勝手に不安になっていました。(直接体験していないと、逆に不安になるんですよね…。)
後日夫に聞いたところ、
だったことがわかりました(笑)。
今回、当事者ではない私が一番身を持って感じたのは、
離れていると、直接力になれる事は少ない。
という事です。
物資を運べるほど近い距離にいなければ、もちろん直接のサポートは出来ない。
情報だけでも提供しようにも、SNSやテレビは夫も見れる状態で私から伝えられる事は少なかったし、不安に駆られるだけで、結局は何もできないんですよね。
なのに、それでも何とかしたい!と心だけ空回りした状態でした。
実はいつもしもスタッフのノマリさんにも同じような体験が。
東日本大震災が起こった際、ノマリさんは海外在住だった為、状況が把握できず不安な日々を過ごしたそう。
ノマリさんのシチュエーションは海外からでしたが、もし国内であっても、遠方の被災状況は把握できない場合も多いでしょう。
そんな時、自分が今すべきことは何なのか、離れていてもできるサポートはあるのか…と、深く考えさせられる出来事になりました。
東日本大震災の経験を振り返る『私たちの3.11の教訓』 座談会
忘れられないあの日。 「いつもしも」の編集メンバーが当時いた場所は、東京・栃木・海外と、直接大きな被害に遭った人はいませんでした。 それでも今現在まで、それぞれの心に深く残り続けているできごとです。 ...
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まずは冷静に!身近な家族にも目を向けて
直接力になれないのであれば、遠くで案じる側はどのように過ごしたらいいのだろう…。
そんな事を考えていた私の目が覚めたのは、テレビを見ていた息子の
という一言でした。
息子にはあえて立ち往生の話はしていなかったものの、私がそのニュースばかりを見ていた事で何となく感づいた様子。
私はそこでやっと、子供を不安な気持ちにさせていた事に気づいたのです。
大変なのは当事者の夫なのに、家にいる私が疲弊していても意味がありませんよね。
しかも、心が乱れていると、いざという時に冷静さを保つことが難しくなってしまいます。
これではサポートどころか負担になりかねません…(反省)。
息子のおかげでそんな当たり前に気づき、
「どうせ力になれないなら普通に過ごす努力をしてみよう!」
と切り替えることができたのです。
そこで、夫へのサポートは帰宅後のアフターフォローに切り替え、
息子とは、
などと話しながら、あとはいつも通りの生活を心掛けました。
先ほど紹介したノマリさんも、遠方からだと結局ベストを尽くしても何もできない事を痛感し、やりたいことよりも出来ることに切り替えて行動することにしたそう。
今回の経験から、身近な人が災害に巻き込まれた時こそ、日常を守っていく事も間接的にできるサポートの一つなのだ、という事がわかりました。
直接力になれない無力さを感じる事があるかもしれませんが、助けが必要になる時に備えて力を貯めておくことも立派なサポートの一つなんですよね。
平静を保つのはなかなか難しい事ですが、混乱しがちな時こそ冷静な判断ができる事はとても大切です。もしもの時にはこの記事を思い出し、普通に過ごす努力をしてみて下さいね。
立ち往生体験を今後に活かそう
今回立ち往生を経験したことで、色々な備えが足りなかった事がわかりました。
車の防災に関してはついつい後回しにしがちでしたが、この機会にしっかり対策をしておかなければいけませんね。
最近は異常気象による過去最大級の災害が増えている為、今回のように予測以上の大雪に見舞われる事は誰にでも起こりえる事でしょう。
雪道走行に慣れている人であっても油断は禁物です。いま一度雪への備えを見直し、不測の事態に備えておきましょう。