映画『インターステラー』を観に行きました。
※ 公開10周年を記念して、期間限定で再上映されています。
地球の環境が悪化して食糧難に陥った人類が、宇宙に活路を見出すというストーリーです。
作品のメインは、主人公たちが地球に代わる惑星を求めて宇宙を探索する中盤以降の部分。
しかし私が気になったのは、冒頭で描かれる地球での過酷な生活状況でした。
雨が降らず、乾燥した地域に暮らす主人公たち。
砂嵐から必死に逃げる様子に、
防塵マスクやゴーグルも備蓄しといたほうがいいのかも。
主人公の娘が窓を開けたまま外出してしまい、家の中が砂だらけになるシーンで、
砂埃を通さない網戸だったら、少しはマシなんじゃないかなぁ。
と、本筋とは全く関係のないポイントで、アレコレ思いを巡らせていました。
パニック映画では、非常時に起こる不都合がリアルに描かれます。
今までは「ヤバい状況だったけど、主人公たちが助かってよかった〜。」で終わってましたが、いつもしも編集部に入ってからは「どんな備えが必要か」「自分だったらどう対応するか」を、つい考えるようになりました。
(作品によっては個人が到底対応しきれないようなストーリー展開もありますが)
巨大な竜巻に襲われる、乗っている船が沈没してしまう、地球全体が凍ってしまう…。
「どんなパニック映画も防災を考えるきっかけになるのかも」と一人思いながら、映画館を後にしたのでした。