初心者でもできる?防災力も上がる車中泊カスタム【準備編】

車内で向き合う女性二人
あとで読む

ライター・ひまり家のある日の食卓でのこと…。

ひまり母
ひまり母
ねぇ、今年の夏、車中泊でどこか行こうよ。
ひまり
急にどうしたの!?
ひまり母
ひまり母
YouTubeで見て、楽しそうだなって。宿代かからずに旅行できるし♪
ひまり
2024年の能登半島地震のときも、たくさんの人が車中泊したっていうし、「いつもしも」的にも必要かも…

というわけで今回は、我が家の車(初代シエンタ・7人乗り)を思い切って車中泊仕様にしてみました!

  • 車中泊初心者でも作れる
  • 災害時の車中泊にも使える
  • 寒くない季節を想定
  • 大人女子2人の旅

以上をポイントにカスタムした様子をご紹介します。

ひまり(20代)

いつもしも編集部所属のライター。 好奇心旺盛で、新しいものを試すのが大好き! 「日常とシームレスな防災」「楽しめる防災」を意識して発信しています。

ひまり母(50代)

ひまり母

旅行大好きフルタイムワーママ。ホームセンターでの勤務経験があり、DIYもできます。最近、車中泊やキャンプの動画を見るのにハマり中。防災意識は普通です。

先にグッズリストを見る

買い出し前にチェック!車中泊の準備はここから

買い物に行く前に、まず私たちがやったことをご紹介します。

夢いっぱい♪やりたいイメージの共有

ひまり
お母さんは、どんな内装にしたいの?
ひまり母
ひまり母
車はいつも使うし、あんまり派手にやると車検通らなくなるから、「簡単に元通りにできる」のは第一条件かな。
ひまり
なるほど。予算は?
ひまり母
ひまり母
できるだけ安く済ませたい!! ガチキャンプがしたいわけじゃないから、ご飯は基本温めるだけとかのやつを、外で調達する予定!
ひまり
(すでにイメージが固まってる…!)

具体的な希望を出し、そろえるグッズを考えていきます。

下の目的で使えるものを探しますよ♪↓

  • 床をフラットにして寝られる
  • 外から見えない
  • 車内で簡単な調理&食事ができる

私たちが考えたグッズ選びのポイント4つ

女性が車内で、倒したシートの上に座っている様子

グッズをそろえるうえで大切だと思うことなどを話し合ったり、いろいろ調べたりして決めた、私たちのグッズ選びのポイントをご紹介します!

ポイント1:車内で設営できるか

設営時、雨が降っていたり、周りに人が多かったりして、外に出られないかもしれません。

足で踏まないと組み立てられないもの(エアベッドやテーブルなど)や、組み立てに場所を取るものは避けました。

ポイント2:どんな生活を送りたいか

キャンプしたとき、被災したとき…。

その環境下の自分を想像して用意しました。

家電をどのくらい使うのか、どこに泊まるのか、調理をイチからやるのか…などによって、ポータブル電源の容量やそろえるものの内容が変わってきます。

ポイント3:家族の人数や体格

今回は成人女性2人なので、それぞれの体質・体格を考えてグッズをチョイス。

男性やお子さんがいる場合、量やサイズが変わってくるので、これから紹介するリストを参考にアレンジしてくださいね。

ポイント4:走行時、収納できるか

我が家の場合は、座席を前に出して寝るスペースを確保しているため、走行時は当然戻す必要があります。

特に、床部分を平らにするためのグッズはかさばりがちなので、収納場所も考えて選びました。

ひまり
上の4つ+価格を踏まえて探しました。
ひまり母
ひまり母
基準を決めるとやりやすいね。

車内を把握!サイズ確認

さっそくグッズの買い出し!といきたいところですが、車種によって、必要なグッズもサイズ感も違います。

ひまり
せっかくグッズをそろえたのに、サイズが合わなくて入らなかった…。

なんてことになったら大変なので、しっかり確認してから用意しました!

シエンタの改造前の様子

この状態からスタートします。

車内を平らにする

女性が車のシートを移動させている写真です。

まずは、各所のサイズを測るため、座席を移動させて床部分を平らにします。

我が家(初代シエンタ)の場合は

  1. 1列目のシートを前に出す
  2. 2列目のシートを前に出す
  3. 3列目のシートをたたみ、2列目のシートがあった位置に収納
  4. 2列目のシートをできるだけ水平になるようにリクライニング

という手順でした。

可能な限り平らにした車内はこちら。

座席を倒して平らにした車内

フルフラットではないものの、けっこうスペースができました!

ひまり
思ったより平らだね!ただ、背もたれの分床が上がってるから、上はそんなに余裕ないかも。

リクライニングした2列目のシートの高さに合わせて床をフラットにします。

そのため、2列目のシートの凸凹と、トランク部分の底上げをしていきますよ。

車内のサイズをあちこち計測

次に、車内の色々なところのサイズを測っていきます。

測る部分の紹介を矢印で行っています。

まずは、倒した2列目の背もたれ部分の高さ(①)・トランク部分の縦幅(②)と横幅(③)を測ります。

溝や出っ張りが多い部分なので、ブロック(のちほど出てきます)を置くイメージをしながら測りました。

ひまり
裁縫用のメジャーだと柔らかくて測りにくいので、スケール(金属製のメジャー)を使うのがおすすめです。

女性が車内の窓のサイズを測っている様子

次に窓のサイズを測ります。

ひまり
いつも何となく見ている窓が意外に大きくてびっくり!

下準備完了!車中泊グッズを用意&設置

ここまで終わったら、いよいよグッズを準備していきます。

空間作りの材料を用意

自分の車のサイズ感を把握したうえで、まずはグッズを購入。

クッション以外はカインズor楽天で買ったものです。

車のカスタムに必要な材料リスト

サンシェード、合成木版、発砲スチロール製ブロック、クッション

  • サンシェード(初代シエンタ専用)
  • 木製合板(コンパネ・縦91cm×横182cm)
  • 発泡スチロール製ブロック(幅39cm×奥行19cm×高さ10cm)×6
  • 座面クッション(縦40cm×横40cm)×3
  • 長クッション(縦110cm×横48cm)
ひまり
大型のホームセンターなど行くと、手にとって選べるのでおすすめです!木製合板は、店員さんに四等分にしてもらいました。

材料をそろえたところで、いよいよ加工&設置していきます。

車中泊では必須!窓の目隠し

まずは、窓を塞いでいきます。

シエンタ専用のサンシェードを、窓に貼った様子。

実際は真っ黒ですが、日光で写真だとこげ茶に見えます。

はじめは手作りしようと思ったのですが、紆余曲折あり、初代シエンタ専用のサンシェードを購入。

シンデレラフィット&吸盤で貼り付けるタイプのため、着脱もらくらくです♪

ひまり家の失敗談を読みたい方はこちら

このひと手間で一石二鳥!板の加工

次は、底上げ用の材料の木製合板(コンパネ)を加工します。

使わなくなった毛布を利用し、ケガ防止&座り心地アップ!

毛布で合板と緩衝材を包み、タッカーで貼り付けていきます。

ひまり
(タッカーとか自分の指を打ち付けそう…)ここは頼んだ!
コンパネを毛布でくるみ、タッカーで打ち付けている様子

ここだけDIY。元ホームセンター店員の血が騒ぐ母!

布が滑り止め代わりになり、合板だけの状態と比べて扱いやすくなりました。

車中泊で最重要!床作り

次は、車中泊においてとても大切な「平らな床」を作っていきます。

2列目のシートの上はクッション、後方部は発泡スチロール製ブロック&先ほど加工した木製合板を使ってすき間を埋めていきますよ。

クッションは、以前ニトリで購入して今は使っていないもの(ベージュ)と、トゥルースリーパーのごろ寝クッション(青)を持ってきました。

これが意外にシンデレラフィット!

クッションが、シートのすき間にフィットしている様子

ぴったり収まっています。

ノマリ
ノマリ
子どもが昔使ってたお昼寝用クッションとか、役に立ちそう!

3列目&トランク部分は、発砲スチロール製のブロックを置き、その上に木製合板を横に2枚並べて底上げしました。

車中泊用に床を改造した様子

いつも乗っている車とは思えないくらい平らに!

ひまり
だいぶ様になってきた!

機能性と見た目を考えたインテリア

ここまで終わったら、車中泊まであと一歩!

そろえたグッズたちを配置していきます。

ひまり
ちゃんとサイズを考えて買ってきたけど、無事に収まるかな…。

車中泊に使うグッズリスト

グッズを車内に設置した様子。

  • テーブル
  • 滑り止めシート
  • テーブルクロス
  • じゅうたん
  • テープライト
  • ダブルクリップ
  • ピンチ付きロープ
  • エアマット×2
  • ふとん・シーツ
  • ポータブル電源
  • IHクッキングヒーター
  • やかん
  • 紙皿
  • ラップ
  • ゴミ袋
  • 食料品
  • クーラーボックス

それぞれくわしくご紹介します。

くつろぎ用グッズ

  • テーブル
  • 滑り止めシート
  • テーブルクロス
  • じゅうたん

当初は、余った木製合板に、折りたたみ可能なテーブルの脚を付ける予定でしたが…売り場で見てみたところ脚1本500円ほどと、思ったより高いことが発覚。

「これなら買った方が良いかも?」と脚の高さが40cm前後のものを探し、ホームセンターをうろうろしていたら、予算内で良いものを発見しました!

それは、物置き用の棚です。

車内で物置き棚をテーブルとして使っている様子

車の幅にピッタリ!

もとが物置き用なので、耐荷重30kgとしっかりしていて安心。

折りたたみテーブルほど簡単ではないですが、一応脚を外して収納することもできます。

プラスチック製で軽いので、扱いやすいです。

天板の上に滑り止めシートをのせ、その上にテーブルクロスをかければ完成!

ひまり母
ひまり母
ちょっとグラつくけど、車中泊で使うくらいなら問題ないかも?

じゅうたんは、押し入れから引っ張り出してきました。

ぴったりサイズ&少しの厚みがあって、ちょうど良いです。

  • テープライト
テープライト商品画像

Instagramでよく見るおしゃれ間接照明。車内でも良い感じになるでしょうか?

コンセントだけではなく、モバイルバッテリーにつないで使うこともできるので便利!

明るさの調節はできません。

セリアで購入したピンチ付きロープテープライトをはさんで車の壁に張ると、立派な室内照明の完成です。

ひまり
間接照明のイメージでしたが、上に吊るすとすごく明るい!
テープライトを車内で点けた様子

一気におしゃれな雰囲気に!

  • ポータブル電源
実際に購入したポータブル電源

ずっしりしていますが、思ったよりコンパクトです。

ひまり母が、色々なYouTuberさんのレポを観て選んだのはBLUETTIのポータブル電源。

値段と容量のバランスが良く、コスパが◎!

ソーラー充電もできるので、お天気によっては長い時間使うことができます。

ポータブル電源にソーラーパネルをつないで、太陽光で充電している様子です。

初めてのソーラー充電♪どのくらい貯まるのか…

ひまり
お値段は張りますが、ポータブル電源は防災グッズとしても非常に優秀なので、予算が合う方はぜひ!

ご飯用グッズ

車内で食事をするレイアウト

  • キッチンバサミ

家で使っている、食べ物も切れるタイプのハサミを持っていきます。

  • 食器類

車内で洗うのは難しいため、使い捨ての食器・カトラリーをチョイス。

長期の車中泊の際は、プラスチック製のものを除菌シートで拭いて使う予定です。

  • ラップ

残ったおかずなどを保存したり、おにぎりを作ったり、大活躍します。

  • IHクッキングヒーター

車内は火気厳禁のため、IHにしました。ポータブル電源の容量・出力を考えてチョイス。

  • やかん

家にあった小さめサイズのものを使います。

寝るとき用グッズ

  • エアマット
エアベッドを2つつなげて車内に敷いている様子

おおむねフィット!

防災用のエアマットといえば、透明なビニール製のものに息を吹き込むタイプが多いですが、母が用意したのはキャンプ用のもの。

足で踏んでふくらませるタイプで枕付き、マットなくすみグレーがおしゃれです。

連結できるため、ズレを気にせずゴロゴロできます。

車内に寝そべっている大人の足元

厚みがないので、底付き感が気になるかと思いましたが、そんなことは一切なし。

ひまり
実証した日は良い陽気だったこともあり、思わず寝そうになりました(笑)

そして、ひまりが絶対言いたいこのマットの感動ポイント…それは、たたむのが楽!

エアベッドを畳んでいる女性の手元

エアマットの端にあるフタを開けると、シューッと抜けていきます!

ひまり
よくある防災用を一度試した方はわかると思いますが、あれ、本当に空気を抜くのが大変なんです。

こちらは、空気を入れる穴と抜く穴が分かれており、2分弱でほぼ元通りの大きさに戻せました。

ひまり
ストローで息を吹き込むタイプだと、内側に水滴がついてしまうのも気になるポイントでしたが、こちらはそれもありません!
ひまり母
ひまり母
その分重いしかさばるから、自分に合った方を選ぶのが良いね。
  • ふとん・シーツ
羽毛布団と敷きパッド

そのままだとかさばるので、2〜3泊用のボストンバッグに入れました。クッション代わりにも♪

家にもともとある寝具を活用しました。

セミダブルのベッドを使っている母のものなので、サイズ感もぴったりです。

その他収納品

  • クーラーボックス

出先で買った野菜などを入れておくのにも重宝します。

ひまり母
猫にかじられてボロボロになってしまったので、買い替えたい…。

忘れないで「季節袋」

川の岩をわたっている少年少女

行く時期にもよりますが、天気によっては車内が暑くなることも…!

閉め切った車内では、人がいるだけで室温が上がってくるので、熱中症対策は必須です。

ひまり
グッズを試用したり撮影したりするだけでも結構暑かったので、これはちゃんと考えなきゃ…!

今回は、下記のグッズを入れました。

暑い時期用の車中泊グッズリスト

塩分タブレット、保冷剤、ポータブル扇風機

 

  • 塩タブレット
  • 保冷剤(凍らせたもの)
  • ポータブル扇風機

寒い時期に行く場合は、電気毛布や折りたためるダウン、使い捨てカイロなどを用意しましょう。

季節ごとの対策については、いつもしもの別記事でご紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。

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グッズ選びの失敗…ここを注意

ここまで順調に思える車中泊準備ですが、実は失敗も多々ありました。

素材選びで失敗:手作りサンシェード

窓をふさぐために、はじめは厚手のアルミマットを窓の形に切り、それをはめ込んで目隠しにする予定でした。

しかし、実際にやってみたら、下の2つの失敗が発覚(汗)

①実は違ったすき間の厚さ

窓と窓枠のすき間に挟み込もうと思っていたアルミマット。

1列目、2列目と順調に進んでいたのに、いざ3列目になると…すき間に入りません!

3列目分だけ別の薄いシートを買いましたが、私たちではサイズ合わせが難しく、挫折…。

②影絵あそびができそうな透け感

夜中、車内に明かりを点けて、外から見てみたところ…窓際のシルエットが丸わかり!

厚みがあって一見大丈夫そうな素材でも、ちゃんと夜に試してみないとわからないなと思いました。

車内の影が透けている様子

窓からの距離や明るさにもよりますが、けっこう透けます。

ひまり母
ひまり母
素材選びは本当に大事!お店で実験するのは難しいと思うので、下調べしたり、店員さんに訊いてみるのが良いかも。

色々苦戦した結果、時間の都合もあり、あきらめてシエンタ専用として市販されているものを買ったのでした。

ちなみに、黒いプラスチックダンボールなど遮光性が高いものを使えば、狭いすき間にもはまり、夜でも透けないので、安く済ませたい方はぜひ!

グッズの数で失敗:不安な空間が発生

板の土台を探してカインズを歩き回り見つけた、お手頃価格の発泡スチロール製のブロック(耐荷重40kg!)。

車内のすき間をイメージしつつ、1回目の買い物では4個買ってきたのですが、いざ並べてみると数が足りません…。

女性が車内の底上げした床に座っている様子

一応乗ることはできましたが、真ん中が不安定だったため、もう2個買い足しました。↓

車の後方に発泡スチロール製のブロックを7個敷き詰めている様子

買い足し後。軽くて動かしやすいのが長所でもあり短所です。

安定感がアップ!

車の床に置いているだけなので、簡単にずらして調整することができます。

収納ケースなどがあれば、ブロックのすき間に入れても良いですね。

キャンプだったら防災グッズはいらない?

ひまり母
ひまり母
ふぅ〜。これで完成よね!
ひまり
ちょっと待って。トイレとかは?? 水と食料もこれだけ??
ひまり母
ひまり母
え、だって、トイレは道の駅で行くし、水とかは現地で調達すれば良いでしょ。ご当地グルメ食べたいし♪
ひまり
それは、全部上手くいったらの話でしょ。山道でバッテリー上がったりして、しばらく動けなくなるかもしれないし、事故で立ち往生するかも。最悪、出先で被災するかもしれないよ。最低限のグッズは積んでおこ!

ひまり母
わ、わかった。(いつも楽観的な娘がいつになく真剣だ…)

追加した防災グッズ

ポンチョ型のレインコート、水のペットボトル、非常用トイレ、食パン、お菓子、レトルトカレー

  • 簡易トイレ
  • 大きめのレインコート(ポンチョ型)×2
  • 水&食品&お菓子

家族とはいえ、さすがに狭い車内、目の前で簡易トイレを使いにくいですよね。

目隠しポンチョがあれば心理的な負担が軽減されます。

出先で急に雨が降ったときにも安心

我が家は自転車用のポンチョが2着あるので、少しかさばりますが、そちらを追加しました。

水&食品&お菓子は、もともと持って行く分にプラス。

ひまり
「車載用」って書いてあるのを買ったほうが良いですか…?(高い)
トコ
トコ
行くの真夏じゃないし、ずっと積んでおくわけじゃないなら、普通ので大丈夫だよ! あと、よく見る「車載用」の非常食って、食品自体のパッケージが特殊なんじゃなくて、食品を入れてある箱が断熱仕様なの。
ひまり
じゃあ、もし真夏に行くときはあの箱をゲットすれば、中身は好きなもので良いんですね…!

トコさんのアドバイスを受け、ひまり家は、普通の水・常温でもおいしい食品・好きなお菓子にしました。

初めての車中泊カスタム!挑戦してみた感想

ひまり
やっと完成だ〜!
ひまり母
ひまり母
意外に時間とお金がかかったけど、これで車中泊ができる…はず!
ひまり
実際試してみないとわからないことが多かったね。窓とか床とか。
ひまり母
ひまり母
荷物も全部積んだら結構狭いし、考えて積み込まないと…!

母の希望で走り出した車中泊企画も、やっと一段落。

失敗を繰り返し、何回もカインズと楽天にお世話になり、何とか形になりました。

あとは車中泊の場所を考えて、健康を保つのみです!

やってみて良かったこと

車中泊の準備をする前は、

ひまり
家の小さい車で車中泊!? 無理無理!

と思っていましたが、グッズを置いたりしていくうちに、「家の車にでも泊まれる」と思えたのが良かったです。

実際に車中泊をしてみないとまだわからないこともありますが、もしものときの不安も1つ減りました。

ひまり母
ひまり母
ポータブル電源とか、モバイルバッテリーとか買うのを渋ってたグッズをそろえるきっかけにもなったな。

値段が高かったり、普段なくてもなんとかなる防災グッズも「旅行のためなら」と買ったので、我が家の防災力も上がりました。

お子さんと一緒にやれば、良い防災教育にもなりそうです。

やってみて大変だったこと

ひまり母
グッズ探しが一番大変だったな。

ひまり
カインズとセリアをずっとウロウロしたもんね、2時間くらい。しかも1回じゃ終わらなかったし。

欲しいグッズのイメージをある程度持って買い出しに行っても、理想のものが見つからず右往左往。

特に、床の底上げに使うグッズはサイズが限定的なので一番苦労しました。

また、春でも思ったより車内が暑く、作業するのに体力が必要でした。

寒い時期以外に準備をする際は、車のドアや窓を開けたり、こまめに水分補給をしたりしながらやることをおすすめします。

ひまり
車内でちょくちょく休憩しながらやると、車中泊生活の雰囲気や欲しいグッズのイメージが湧きます!

まとめ:車中泊グッズリスト

ひまり家の車中泊の材料&グッズをリストにまとめました。

車中泊で使うグッズの一覧

空間づくりの材料

  • 木製合板(91cm×182cm)
  • 発泡スチロール製ブロック×6
  • 座面クッション×3
  • 長クッション

空間づくりの材料についてもう一度見る

くつろぎ用グッズ

  • テーブル
  • 滑り止めシート
  • テーブルクロス
  • じゅうたん
  • テープライト
  • ダブルクリップ
  • ピンチ付きロープ
  • エアマット×2
  • ふとん・シーツ
  • ポータブル電源

くつろぎ用グッズについてもう一度見る

ごはん用グッズ

  • IHクッキングヒーター
  • やかん
  • 紙皿
  • ラップ
  • ゴミ袋
  • 食料品
  • クーラーボックス

ご飯用グッズについてもう一度見る

防災グッズ

  • 簡易トイレ
  • 大きめのレインコート(ポンチョ型)×2
  • 水&食料品&お菓子

防災グッズについてもう一度見る

暑い時期に行く場合はこちらもプラス

  • 塩タブレット
  • 保冷剤(凍らせたもの)
  • ポータブル扇風機

季節グッズについてもう一度見る

初心者ながら、なんとか完成させることができました。

記事内で触れましたが、お子さんや男性がいる場合は特に、必要なものが変わってきます。

挑戦するときは家族みんなで話し合って進めてくださいね。

次回は、実際に車中泊をやってみた様子をレポします♪

果たして、無事に旅できるのか…。

乞うご期待!

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編集部所属。旅行が趣味です。 好奇心旺盛で、新しいものを試すのが大好き! 猫(キジトラ)と一緒に暮らしています。

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