子どものスマホデビューの年齢は?我が家のルールとその後の話 - いつもしも®

子どものスマホデビューの年齢は?我が家のルールとその後の話

2022年5月27日

子どものスマホ(アイキャッチ)
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入学・進級など新しい生活がスタートするのを機に、初めてスマホを持つ子どもが増えています。

我が家もこの春、中学に入学する上の子に非常時の連絡用としてスマホを持たせることになりました。

目新しくて面白い道具を手にしてはしゃぐ子どもをよそに、持たせる側の親としては、

  • スマホに依存しないか心配
  • グループチャットで友達とトラブルにならない?
  • 子どもが勝手にゲームに課金したって聞いたけど…

と、色々な不安や心配が尽きないですよね。

というわけで、今回のテーマは
「子どものスマホデビュー」

解説その他は、敢えてIT系が苦手なえるふが担当します!

以前のネットリテラシーの記事を読み直しながら一緒に勉強するつもりで、子どものスマホデビュー実践編をレポートしていきますね。

  • 気になるところからチェック!

▼元IT系のノマリさん解説!
特に「子どもをネットの脅威から守るためにできること・対策」を参考にしています。

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子どもにスマホを持たせるきっかけ

スマホデビュー(イメージ)

2020年のコロナ禍による一斉休校、それに伴うタブレット端末の配布やオンライン授業で、この数年で子どもとデジタルデバイスの距離はグッと縮まった気がする。
小学生にもタブレット端末が配られたことは大きいよね。
1年生のうちの子も普通に使っているからね~
えるふさんのところはキッズケータイを持たせていたよね。そろそろスマホに替えるの?
うん。上の子はいよいよ中学生だし電車通学だから、登下校中の連絡用にスマホを持たせることにしたよ。キッズケータイは下の子が使うかも。うちは自宅に固定電話がないから、外から家にいる子どもに連絡したいときや、GPSの代わりに便利なんだよね。

初めてスマホを持つ時期は低年齢化

ちょっと前までは、高校入学と同時にスマホを持たせるっていうイメージだったけど、今は中学校入学時なんだね。
初めてスマホを持つ時期も早まっているってこと?
中学入学より早い子もいるみたいね。実際にスマートフォン、タブレットを中心とした消費者動向や市場調査を行っているMMD研究所の最新の調査では、スマホデビュー時期は小学6年生が14.2%、中学3年生が11.2% だそう。2019年の調査に比べて低年齢化しているらしいよ。(※1)
最近はキッズケータイよりもスマホなのかな?
うちは4年生でキッズケータイを持たせたけど、NTTドコモのモバイル社会研究所の調査(2021年)では、調査開始以来初めて小学生のスマホ所有率がキッズケータイを上回った (※2)とか。
今はキッズケータイを飛び越えてスマホを持つ流れなんですね。

卒業前に周りの友達が続々と持ち始める

小学校卒業(イメージ)

さっきの調査だと、子どもにスマートフォンを持たせても良いと思った理由は「子どもが持ちたいと言い出したから」と「周りの子どもが持つようになったから」というのが大きいんだね。(※1)
学校でも卒業を控えた2月になると、それまで持っていなかった子も一気に持ち始めてスマホを持つ子が多数派になったらしいよ。卒業する前に連絡先を交換したいというのもあるみたい。
子どもに友達と連絡先を交換したいと言われたら、親もなかなか断れないね~
なるほど、それで2月なのか。確かに大手キャリアも続々とデビュープランを発表してくるよね。
もともと中学生になったら連絡用にスマホデビューするかなとは思っていたけど、予想以上に周りに外堀を埋められた感じ。ちょっと話を聞くだけのつもりが、「今ならお得!」に乗せられて契約しちゃいました…

スマホの機種やプランは家族間で連携

スマホの家族間連携

確か、えるふさんは旦那さんとキャリアも端末のOSも違うんだったよね。お子さんはどうしたの?
夫は格安SIMを転々としていて、端末は会社のスマホと2個持ちなんだけど、どちらもAndroid。私は大手キャリアでiPhone。子どもは本当はGoogle Pixelがいいって言ってたんだけど…
そうしたら見事にバラバラになるね(笑)
ノマリさんの記事で親子で同じOSのスマホを選ぶのがポイントって読んだのと、店頭のキャンペーンでたまたまiPhoneのSEが安かったから、結局子どもも私と同じ大手キャリアで同じiPhoneにしたよ。もともとキッズケータイも私と同じキャリアで契約してたんだよね。
良かった(笑)。特に最初は使い方を教えたりするし、ペアレンタルコントロールの観点からも、親のどちらかは同じOSの方がいいと思うよ。
大手キャリアだと月々の料金が高いイメージがあるけど、子どものスマホのプランってどんなものなの?
それが思ったより安く済んだの。この時期、初めてスマホを持つ若年層向けのキャンペーンをやっていて、3GBまでで諸々の割引があって月々990円だったかな。契約から1年くらいすると料金が上がるから、その時に格安SIMを検討してもいいかなと思って。

格安SIM

格安SIMとは、大手携帯電話会社の設備を借りている「MVNO」と呼ばれる通信事業者が提供する、安い月額料金で契約できるSIM(SIMカード)のこと。主な「MVNO」には、UQmobileY!mobile、子どもや高齢者向けのトーンモバイルなどがあります。

スマホ代も以前に比べて安くなったんだね~
料金が手頃になったことも、スマホを持つ時期が低年齢化したことに関係ありそうですね。
ただ、同じOSにした以上、私が子どものスマホの使い方を管理しなきゃいけないのが億劫で。IT系は苦手なのに(涙)
えるふさんもこれを機に勉強しよう!

被害者にも加害者にもなる!? 子どものスマホ問題

スマホトラブル(イメージ)

ネットリテラシーの記事を書いた時にも感じたけど、子どもにスマホを適切に使わせるには最初が肝心だよね。
あとからルールを緩めることは出来ても、厳しくするのって難しいものね。
私たち親世代はある程度大人になってから携帯電話やスマホを手にしたから、小学生や中学生でスマホを持つことによってどういうトラブルや弊害があるのか、まずはきちんと知らないといけないと思う。
防災の公衆電話のエピソードもそうだけど、親が知っていて当然と思うことを今の子どもは知らなかったりする。そして、親もそれに気づいていないことが多い。ジェネレーションギャップって大きいんだなと思った。 
一方で、親の方も子どもを守るための機能や仕組みがあることを知らなかったり、使いこなせていないことも(※4)。私も今回あれこれ調べてみて、どうにか最低限の設定は出来たと思うけど、ママ友には特に制限もつけずに自由に使わせている派も多かったよ。
正直、あれこれ調べて設定するのは面倒だという気持ちもわからなくもない…
私も苦手だから本当はやりたくなかった(笑)。だからこそ、まずは同じOSにすることが大事!あとはこの記事が「我が家のルール」作りの一助になればいいなと思います!

スマホのトラブル事例とリスク

ちょうど学校で、ケータイ・スマホトラブル分類表っていうのが配られたよ。総務省が出しているトラブル事例集と大体同じかな?

ケータイ・スマホトラブル分類表

  • 長時間利用・・・ex)スマホ依存、学業不振、視力の低下、ながらスマホによる事故
  • 高額課金・・・ex)オンラインゲームやアプリ内課金、架空請求の被害
  • 不適切サイトの閲覧・・・ex)成人向けサイトの閲覧や有害サイトへの登録による被害
  • 出会い・・・ex)誘拐・家出のリスク、詐欺や違法アルバイトへの加担
  • 著作権の侵害・・・ex)他人の画像やデータを無断で利用・複製することへの損害賠償
  • 不適切情報の発信・・・ex)SNSによるデマやフェイクニュース拡散への加担
  • 個人情報の投稿・・・ex)自画撮りや個人情報を投稿することによる個人特定のリスク
  • 悪口、いじり・・・ex)SNSでの誹謗中傷による犯罪加担、または炎上などによる被害

(※東京都教育委員会「令和3年度親子スマホ教室」保護者向け資料を参照)

具体的なトラブルは色々聞くけれど、改めて分類するとわかりやすいね。
これを見ると、スマホは使い方次第で誰もが被害者にも加害者にもなるってことだよね。親も漠然とした不安を一つ一つ分けて考えていくと対策が見えてくるし、子どもにも説明しやすいなと思った。
子どものスマホトラブルに関しては、東京都の無料の相談窓口もありますね。
それ、保護者向けの講演でも紹介された!実際にあった具体的なトラブルの例が載っていて、それを見ると「じゃあこういう対策を立てよう」となって、ルール作りに役立つらしいよ。

東京都都民安全推進部:ネット・スマホの悩みを解決「こたエール

東京都が推奨している、スマホデビュー検定もあるね。スマホを持たせる前にチャレンジするのも良さそう。
やってみると、案外親でも難しかったりするよね。(私も結構迷っていくつか間違えました…)

実際にあったグループLINEのトラブル

グループチャット(イメージ)

小学校でスマホを持つ子が急に増えた話をしたけれど、実はさっそくLINEのグループチャットでトラブルがあったみたいなんだよね…
それはまたタイムリーだね。
先日の保護者会で担任の先生から話があって。後日、そのグループチャットのメンバー全員が呼び出されて注意されたらしい。
グループチャットのトラブルというと、無視とか仲間はずれとか?
いや、それがもっと複雑なんだよね。ある子どもと先生の間で、学校で配られたタブレット端末を使って個別にオンラインでやり取りがあったらしいんだけど、その画面を子どもが録画していて、動画をLINEのグループチャットに流したんだって。
まさかの、先生が巻き込まれたんだ。
つい先日も情報モラル教育の一環で親子スマホ教室があって、友達が写っている写真や動画をSNSに載せてはいけませんっていう指導があったんだけどね。学校のタブレットだし先生とのやり取りは別だと思っちゃったのかな。
小学生が自分でさっと録画して、その動画を流すことが出来ちゃうのも凄いですね。
そうなの。親も先生も、子どもがそこまで出来ちゃうっていうのを認識していないと思うんだよね。
今の子ども達はYouTubeTikTokで動画に慣れていて、抵抗ないっていうのもあるのかな。

SNSで子どもを手なずける犯罪の手口

SNSの犯罪(イメージ)

先生の動画を勝手に流すのも問題だけど、中にはもっと深刻な子どもを狙った犯罪もあるんだよね…
わいせつ目的でSNSを通じて子どもに近づいて、仲良くなったり信頼を得てから性的犯罪に及ぶ手口が横行しているってニュース(※5)は見たことあります。
SNSで知り合った人と実際に会って誘拐されたり、相手の家に行って被害に遭ったとかも聞くね。
スマホやSNSがなかった時代は、子どもの交友関係は親がある程度把握できていたけれど、今は勝手に知り合ってやり取りできちゃうからね。相手は大人だから悪知恵が働くし、男性なのに同年代の女の子を装ったり、いくらでも騙せちゃう。
ニュースになるのは極端な例かもしれないけれど、実際の被害はもっと沢山あって氷山の一角なんじゃないかと思う。スマホを使う子どもが低年齢化すると、ますますこういう犯罪も増えるよね。
余談だけど、こういうネットニュースのコメント欄を見たら「うちはこういう対策しています」って具体的に書いている人が多くて参考になった。周りはどういう対策しているのかリサーチしたい人には、コメント欄をチェックするのも良いかも。

何のためにスマホを持つのか

スマホを持つ目的(イメージ)

今回子どもにスマホを持たせるにあたって、色々調べたり聞いたりして思ったのが、親の「スマホを持たせたい理由」と子どもの「スマホでどんなことがしたいのか」にギャップというか不一致があると、トラブルにつながりやすいんじゃないかなと。
高校生ママの友達も「何のためにスマホやタブレットを持つのか」をはっきりさせるのが大事と言ってたよ。
最初にスマホを持つ目的を親と子で確認し合ってないと「こんなはずじゃなかったのに!」ってなるのかな。
我が家の場合だと、親の目的は中学から電車通学になるので緊急時の連絡手段のため、子どもは友達との連絡もそうだけど、マップ乗り換え案内みたいなアプリをいじったり音楽を聴いたりしたいと言われて、それならLINE以外のSNSは必要ないねってなったよ。
必要な機能やアプリだけ使うというのもペアレンタルコントロールの一環ですね。
それで、スマホを持たせる目的や意図を子どもに知っておいて欲しくて、スマホの規約を作ったよ。ルールも形にしておかないと時間が経つにつれて曖昧になったり、忘れたりしちゃうから。
規約(笑)。子どもは反発しなかった?
うちはSwitchみたいなゲームもなかなか買ってあげなくて、痺れを切らした子どもが自分で規約のスライドを作ってプレゼンしてきたんだよね。「こういう約束を守るから買ってください」って。その流れで、スマホも規約を作っちゃった(笑)
それは見てみたい~
あとでその規約を紹介するね。
あと、スマホは未成年者が使用者として登録すると、大手キャリアではペアレンタルコントロールが義務づけられているし、SNSにも年齢制限があるんだよって説明したら子どもも納得したよ。「こんなに厳しいのはうちくらいだ」ってぼやいていたけど(笑)

ペアレンタルコントロール

子どもがスマホやパソコンを利用するのを、親が監視して制限する仕組みのこと。具体的には使用時間や閲覧の制限、アプリの管理などで、大手キャリアでは未成年が使用する端末に対してフィルタリング設定することが義務付けられています。AppleやGoogleなど端末でも独自のペアレンタルコントロール機能があります。

スマホの使い方も各家庭で考え方が異なるよね…
実際、周りに聞いてみるとペアレンタルコントロールって言葉を知らなかったり、フィルタリング設定も解除して自由に使わせている家庭も多いみたい。でも我が家は最初はかなりガチガチにします!(きっぱり)

「我が家の約束」と子どもに伝えたいこと

スマホの約束(イメージ)

我が家も勢いでスマホを購入したものの、実際に子どもに持たせる前に親子で話し合い、規約ならぬ約束事を作りました。

子どもからは「早くスマホを触りたい!」と常にせかされましたが、持たせてしまってからでは親の話を聞かなくなると思い、まずはルールを決めてからと言い聞かせました。

アメリカで話題になった『18の約束』

子どもに持たせる前にスマホの使い方について親子で話し合ったんだけど、そのときに見つけたのがアメリカで話題になった『18の約束』(※3)。10年くらい前のブログで発信されたらしいんだけど、今でもすごく参考になったよ。
確か、お母さんが子どもにiPhoneをプレゼントするときに一緒に渡したオリジナルの契約書だよね。
日本でもネット教育アナリストの方が日本人向けに意訳してWebサイトに公開したら、大きな反響があったんですよね。
『18の約束』が素晴らしいのは、スマホの使い方を通して子どもに大人の責任の取り方を少しずつ教えていくところはもちろん、その根底に親の愛情が感じられるところ。あなたを守るための約束なのよっていうメッセージが心に残ったな。
子どもにとっても、ルールをただ押し付けられて縛られるものと思うんじゃなくて、親が自分を守るために考えてくれたものなんだと思ってくれるといいね。
そうなんです。できれば本格的な反抗期を迎える前がベスト!(←ここ大事!

ルールやフィルタリングは親子で納得を

親子で話し合い(イメージ)

えるふ家ではどういう話をしたの?

うちはたまたま直前にゲームを買ってあげたから、それと同じように使用する場所や時間の制限があるよっていう話はした。ただでさえ、タブレットやゲームで目を酷使しているところへスマホが加わるから、デバイスやゲーム類は画面を見る時間としてトータルで1日の使用時間を決めることも。
うちもゲームやYouTubeはトータルでの時間管理にしているな。
あと、生活リズムや学業に支障が出るようだったら、一定期間は使用停止になるってことも伝えた。そこは前述の『18の約束』と同じで、あくまで親が契約して子どもに使用許可を出しているんだよっていう考えだね。
トータルの使用時間ってどうやって管理してる?意外と難しいよね?
そうなのよ。ゲームは専用アプリ(みまもりSwitch)、iPhoneはスクリーンタイムで管理できるとして、意外と厄介なのが学校のタブレット

基本的には宿題やクラスの連絡用に使っているけれど、使用時間や状況が親からは見えにくいんだよね。宿題中かと思ったら、ブラウザでゲームしてたり、Google Classroomで友達と雑談してたりするし。
そこは親の感覚で今日は少し使いすぎじゃない?って声をかけるしかない。

スクリーンタイムは、主にiPhoneユーザーが使用できるAppleのペアレンタルコントロール機能のことで、端末や各アプリの利用時間を制限することができます。同じくAppleのファミリー共有は、位置情報を共有したり購入するアプリを許可制にして制限できます。
詳しくはこちらも参考にしてください。

子どもの学校のタブレットはオンライン授業や時間割の伝達がメインで、家ではそこまで使ってないけれど、学校やクラスで運用状況が違うから、そういう事態になるかもしれないね。
ITツールは活用して欲しいし学習の一環でもあるから妨げたくないと思う一方で、親として使いすぎは注意したい気持ちもあるから、葛藤がありそう。
まさにその通り。スマホもタブレットも、ルールやフィルタリングみたいな管理はできても、細かい使い方や状況は家庭や学校で異なるから、面倒でも都度話し合って親子で納得しながら進めないといけないなと思う。

【番外編】パパ講座でスマホ業界の仕組みを解説

我が家ではIT系は夫の方が得意なので、子どもにスマホを持たせる前に夫にスマホにまつわる業界や仕組みを解説してもらいました。

具体的には、端末本体と頭脳(SIM)、データSIMと音声SIM、電話回線とネット回線、無料のアプリがどのようにして収益を得ているのかなど、小学生相手にそこまで話す?というような内容もありましたが(汗)、もともとその手の話が好きな息子は興味津々で聞いていました。

パパアイコン3
次回は端末とOS、大手キャリアと格安スマホ(MNOとMVNO)、メールとLINEとメッセージサービスなどについて解説する予定です!(やや暴走気味…)
実は私も知らないことも多く、横で聞いてました。親もある程度の知識が必要ですね。

ルール作りのポイント3つ

ルール作りのポイント

最近は学校でも、子どもや保護者向けにスマホやSNSについての勉強会や講演が多いよね。
そうだね。まさに先日、保護者会で外部講師を招いたオンラインセミナーがあったんだけど、小学校の先生で2割、中学校で4割の先生がアンケートで子どもの間でネットのトラブルや被害があるって答えたらしい。
フィルタリングとか設定していても防げないのかな?
フィルタリングも完璧ではないけど、被害児童の大多数はフィルタリング未使用だったという報告もあるみたいだよ。
そういう事情もあって、保護者の監督責任としてペアレンタルコントロールが推奨されているんですね。
ちなみにセミナーで紹介されていたルールのポイントがこちら。

ルールのポイント3つ

  1. 使い方や時間
  2. コミュニケーション
  3. 使用の許可や禁止
スマホのルールって漠然と考えると何から決めていいか迷うけど、大まかに分けるとこんなところだね。
ポイントを絞ると決めやすいね。
このうち、使い方や時間、使用の許可や禁止はiPhoneのスクリーンタイムファミリー共有である程度カバーできることがわかったので、少し気が楽になった(笑)。
アプリの許可申請も「これは何に使うの?」と子どもに聞いたり、意外と親子のコミュニケーションのきっかけにもなったよ。
ちなみにルールを守れなかったらどうなるんですか?
ルールを守れなかった場合のルール(メタルール)を決めておくのが大事なんだって。たとえば、“LINEで友達に悪口を言ったら、その友達に面と向かって謝る”とか。
それはペナルティとは別なの?
メタルールは罰則ではなくてルールを二重構造にしておくってことらしい。子どもが約束を破ったときに、自分で責任を取るためのものという考えらしいよ。

【公開】我が家の子どものスマホルール

というわけで、我が家で実際に子どもと決めたスマホのルールはこんな感じになりました!

スマホルール①修正

スマホルール②

スマホルール③

これお子さんが作ったんですか?
子どもがPower Pointで作ったのを元に親が付け足しました。今は学校配布のタブレットでICT教育を受けているから、子ども自身がサクッと作れちゃうところも時代だなあと思うわ…
結構細かいねー!
子どもも自分で作った方が当事者意識が芽生えるというか、親からの押し付けって感じがなくていいかもね。

ちなみに、さっき言ってたメタルールはどうしているの?

使用停止というペナルティはあるけど、セミナーに参加する前にルールを作っていたから、メタルールはまだ設定してないんだよね。それも追加しないとな…(遠い目)

実際に子どもにスマホを使わせてみて

スマホを使う子ども(イメージ)

そして、あっという間に2ヶ月が経過しました。
実際にスマホを使わせてみて、どう?
思ったよりルールを守れているかな。使用時間の管理は、スクリーンタイムの力が大きいね。延長するには親が決めたパスコードが必要なんだけど、一か八か打ってみて玉砕した形跡はあった(笑)
とりあえず順調なんだね(笑)

子育ては思うようにはいかない

LINE未読(イメージ)

とはいえ、頭を悩ませているのがLINEの使い方。無料スタンプの入手方法を教えたら、友だちリストが公式アカウントだらけになったり、手に入れたスタンプをグループチャットで連打したり(※通称スタレン。特に男子がやりがちだが嫌がられる)、チェーンメールもどきが回ってきたり、うちでは禁止しているオープンチャットに友達から誘われたり…
既に色々あるね~。LINEの内容もチェックしているんだっけ?
中学に入学して人間関係も一から築かなきゃいけないし、適切な使い方をしているか見たいから、子どもも了承のうえで覗いてる。未読メッセージは触らないし、もちろん会話には参加しないけど。
グループチャットはどうですか?
そっちも前途多難よ。ちょうど卒入学のタイミングでみんな一斉にスマホを持ったものだから、各コミュニティでグループチャットが乱立していて。ちょっとした悪口の応酬もあるし、メンバーを無理やり追加したり勝手に削除したりっていうのも日常茶飯事。さっきのスタレンのせいで、LINEの未読が1,000件超えてたこともある。
まさかの1,000件超え!
あと、自分や友達が写った画像が普通にやり取りされてた(怒)。一応スタンプで顔を隠しているんだけど、そのスタンプにもイジリが入ったりしてるので、これは近々改めて指導する案件です…
そうか~。思いがけないハプニングが起きるものだね。

作りっぱなしはNG!ルールは見直しが大事

そこで、先日追加でLINEの使い方講座を開きました。子どものやり取りを見ていて心配になったことをそれとなく話したつもりなんだけど、わかってくれたかな…
どんなこと?
今は新しい人間関係を築く時期だから、文字のやり取りだけじゃなく、リアルなコミュニケーションも大切にして欲しいってこと。指一本で操作するだけだと誤解も生まれやすいし、簡単に加害者or被害者になっちゃうよ、と。
この数年はコロナの影響もあって新しい人間関係を築くのが難しいのもありますよね…
途中で夫も加わって、スマホには大きく分けてお金のトラブル人間関係のトラブルがあるけれど、お金は授業料と思えばどうにかなる。むしろ人間関係のトラブルに気を付けて、と言ってたよ。
中学生くらいになると、友達関係に細かく口を出すわけにはいかないよね。
思春期だし、あまり口をはさむと親に何も話さなくなったり逆効果になるから難しそう。
そこは夫とも相談しながら、あまりうるさく言わずに見守ろうとしてる。

あと、中学になって新たにタブレットを一斉購入したんだけど、学校でもガイダンスでネットのマナーやルールについて繰り返し指導してくれるのは有難い。こっちも使用時間や閲覧の制限はあって、子どもは文句言ってるけど(笑)

やっぱり、ルールは作りっぱなしじゃなくて時々見返すことが大事だよね。

まとめ

この春、初めて子どもにスマホを持たせた我が家。

子どもに適切な使い方をして欲しい、何より無用なトラブルや被害に遭わないように、思わぬ加害者にならないようにと、手探り状態ながらも「我が家のルール」を作ってみました。

これが正しいとも限りませんし、家庭ごとに使い方やルールは異なると思います。我が家もまだまだ課題があり、この先もどんなトラブルが起きるかわかりません。

それでも、今この時期に家族でネットリテラシーについて話し合えて良かったです。

ネットの世界は日々進化していくので、今後も知識をアップデートしながら、子どもとコミュニケーションを取りたいと思っています。

もう子どもに持たせているママも、これから持たせようと思っているママも、親子で沢山話してみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

えるふ

編集部所属。一男一女の母です。週末は必ず鍋かしゃぶしゃぶをするので、カセットコンロを使うのは得意!(誇れるのはそれだけ…)苦手なIT系も活用して、日常に備えを取り入れていきたいです。

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