以前いつもしもで取材したそなエリア東京(東京都江東区)が、2023年・2024年に大幅リニューアルしました。(※1, 2)
そなエリアといえば、いつもしも編集部でも以前、小学生・未就学児の子ども連れで取材したことのある防災学習施設です。
リニューアルの全貌を確かめるべく、そなエリア未経験のirricoが、ひまりさんと一緒に体験してきました。


新しく生まれ変わったそなエリア、一体どう変わったのか?どんなことが学べるのか?
実際に体験してきた内容を、率直にレポします!
この記事の目次
そなエリアってどんなところ?
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そなエリア東京とは、東京都有明の東京臨海広域防災公園内にある防災体験学習施設です。
災害時の街並みを再現したジオラマでの災害体験や、防災グッズの実物展示を通して防災学習ができます。
本格的な防災体験ができる施設ですが、入館料はなんと無料!
都内の小学生が、社会科見学でよく訪れるスポットでもあります。
普段は体験や展示で防災を学ぶことができる施設ですが、災害が起こると防災拠点として機能する国営の防災施設です。
災害時に避難できない!?
「防災拠点」なら、いざというとき避難する場所になりそうですが…。
首都直下地震などの大規模な災害が起きたとき、東京臨海広域防災公園は閉園され、一般の人は入ることができないのです。
災害対策本部が置かれたり、支援活動の拠点となったりするため、避難場所にはならないことに注意しましょう。(※3)
普段は防災学習や防災訓練ができる施設や、地域の方の憩いの場として活用されています。
体験レポートの前に、まずはそなエリアの基本的な施設情報をご紹介します。
電車かバスで向かおう
そなエリアには駐車場がないため、公共の交通機関で行くのがおすすめです。
交通アクセス
【電車】
- 東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅より徒歩4分
- ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線「有明」駅より徒歩2分
【バス】
- 都バス 門19甲系統「がん研有明病院前」停留所より徒歩約2分
- 都バス 東16系統「有明二丁目」停留所より徒歩約7分
1Fは体験、2Fは学習のフロア

そなエリアは2階建てで、1階は防災体験ゾーン、2階は防災学習ゾーンに分けられています。
気になる体験レビューを見る
子連れに優しい設備が充実
館内にはエレベーターがあり、ベビーカー・車椅子で来館しても大丈夫です。
授乳室もあるので、赤ちゃん連れでも安心ですね。
手荷物があるときはデポジット式のコインロッカーを活用して、身軽な状態で体験・学習に参加しましょう。

〔左〕授乳室の入り口〔右〕コインロッカー
軽食を注文できる「そなえカフェ」や、防災グッズ・非常食などを販売しているショップもあります。(10:00~17:00営業)
そなえカフェ付近には飲食できる休憩スペースがあり、持ち込みもOKです。

景色のいい屋上庭園も開放されていて、飲食もOKです。
お天気のいい日は、ここでお弁当を食べたら気持ちよさそうですね。

その他の周辺施設の情報も記事内で紹介しているので、参考にしてみてください。
災害を体感して学ぶ!「防災体験ゾーン」

お待ちかね、ここからは体験レポートをご紹介します。
エントランスを入った先、1Fは災害が起きた状況を体感できるフロアです。
体験に参加する前に、そなエリアの体験プログラムの中には申し込みが必要なものがあることを注意しておく必要があります。
申し込みが必要な体験
- 東京直下72h TOUR…災害時の街を再現した実物大のジオラマで、クイズに答えながら防災の知識を学ぶ
- 起震機での地震体験…地震を再現する装置に乗って、実際に揺れを体感する
- 暗闇・煙からの避難体験…暗くて煙が充満する室内から避難する方法を学ぶ
上記の体験プログラムへの参加を希望する場合は、来館したら最初に1Fのインフォメーションカウンター(受付)へ向かいましょう。
開始時間や定員が決まっているので、まずは希望する体験プログラムに申し込んでおくのがおすすめです。

また、「起震機での地震体験」と「暗闇・煙からの避難体験」は体験できる日程が決まっています。
体験イベントの実施スケジュールは公式サイトの「イベント情報」で公開されているので、事前にチェックしておくのがおすすめです。

開始時間まで少し時間がありましたが、館内にはいろいろな防災に関する展示があるので待ち時間に見て回れます。
発災後の世界に入り込む「東京直下72h TOUR」
体験の開始時間になり、ひまりさんと受付横にある「東京直下72h TOUR」の入り口に向かいました。
東京直下72h TOURとは?
マグニチュード7.3、最大震度7の首都直下地震の発生から避難までを体験し、タブレット端末を使ったクイズに答えながら生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアー(公式サイトより引用)
被災した街並みを再現した原寸大のジオラマ内に入れる、施設の目玉とも言えるプログラムです。
地震発生から安全な場所への避難、避難生活のスタートまでの72時間を体験することができます。
なぜ72時間?


災害発生からの3日間を生き抜くために、体験を通して「発災時にどんなことが起こるのか」「それにどう対応すべきか」を学べるんだね!
エレベーター内で地震が発生!
体験に参加するにあたって、最初に1人1台タブレットが渡されました。

タブレットを手にエレベーターに乗り込むと、しばらくして轟音と「地震が発生しました」というアナウンスが流れてきました。
エレベーター内も薄暗くなり、にわかに走る緊張感。
地震のためエレベーターが緊急停止し、建物からの避難が始まります。

〔左〕薄暗いエレベーター内〔右〕エレベーターの扉が開いても…暗い!
建物の中で火災が発生しているとのアナウンスがあり、煙を避けるため姿勢を低くして避難します。

〔左〕誘導灯を頼りに、〔右〕ハンカチを口元に当てて避難します
狭い従業員用通路を抜けて外に出ると、めちゃくちゃになった街並みが広がっていました。


切れた電線が垂れ下がってて、危な過ぎる…。

全然想像できないけど、これが現実なんだね。
被災した街のジオラマの中を、暗い気持ちで進んでいきます。
コンビニの前を通ると、お店の中はぐちゃぐちゃ。
店内で地震が起きた場合の身の守り方が、クイズとして出題されました。

〔左〕ぐちゃぐちゃになったコンビニ店内〔右〕タブレットのクイズ画面

「棚をおさえる」はちがうでしょ!他はどれも正解なように思えるけど…?

コンビニはガラスも多いから、気をつけたほうがよさそう。
コンビニを通り過ぎて駅の前に差し掛かったとき、次のクイズが出題されました。
駅で被災したときに気をつけなければならない、「人が大勢集まる場所での行動」がクイズのテーマです。

〔左〕駅の入り口〔右〕タブレットのクイズ画面


街の中には、災害対応自動販売機もありました。

災害対応自動販売機って?
災害時や停電時に、無料で中の商品を取り出せる自動販売機のことで、「災害支援型自動販売機」「災害救援自動販売機」などとも言います。
商品を取り出す方法は各社で異なり、スイッチで非常用電源に切り替えるタイプや、手回しハンドルで発電するタイプなどがあります。


街の中を進んでいくと、避難場所の案内地図を発見。



避難場所へ向かう途中、火事になっている場所もありました。


でも、ただ火を避けて通り過ぎるしかできない…

避難場所に到着
荒れ果てた街並みを抜けて、ようやく避難場所に到着!
リニューアルで新設されたエリアで、大勢の人が避難してきている様子が再現されていました。



避難している人たちの様子から、身の安全が確保できたら次にやるべきことはなにかを考えさせられます。

〔左〕怪我人の手当をする場面〔右〕災害用伝言ダイヤルを使おうとする人
ここでもクイズ形式で、「この避難場所は、どんな災害のときに使える?」「災害用伝言ダイヤルは何番?」などを学びました。

どんな災害のときにどこに逃げるかを覚えておく必要があるんだな。

何度でも確認したい、災害用伝言ダイヤル(171)の使い方はこちらをご覧ください。
巨大地震が発生した街中から避難場所までの道のりを辿って、タブレットのクイズに答えるコースはここまで。
発災直後に命を守る方法や安全に避難する方法など、実用的な内容ばかりでした。


避難生活のゾーンへ

避難場所で発災直後の安全を確保した後は、避難生活のゾーンに向かいます。
ここでは、行政が公共施設などを開放する避難所と、自宅で避難生活を送る在宅避難のエリアに分かれていました。
避難場所と避難所はどうちがう?
避難所と在宅避難の各エリアでは、よくあるトラブルや備えの例が紹介されていました。
避難所エリア


どれも、過去の災害で実際に起きたって聞いたことがある内容ばかりだね。


でも非常時はそんなこと言ってられないよね。


授乳スペースがないとか、脚が悪くて和式トイレが使えないとか…。
こういうことはずっと問題視されてるけど、実際の避難所では口に出しにくいかもしれない。
通常の避難所での生活が難しい人のための「福祉避難所」についても紹介がありました。



災害関連死を防ぐためにも、こういう取り組みは必要だよ。
災害関連死とは
災害そのものが直接影響して亡くなるのではなく、災害での怪我が悪化したり、避難生活での身体的負担で病気になったりして死亡すること。(※7)
車中泊避難の様子もありました。


でも、避難方法の一つとして考えておくのはいいと思う!
自宅を出て避難することの厳しい現実を目の当たりにして、避難生活の問題点を改めて考えさせられました。
在宅避難エリア

備えについては記事でも書いたけど、リアルな在宅避難の現状が気になる!
マンション民は要チェックの、マンション防災についてはこちらをご覧ください。

こういうのが積み重なると、ものすごいストレスになるんだろうな。
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普段なかなか考える機会も少ないから、こういうきっかけがあるのは貴重だね。
東京直下72h TOURの締めくくり
ツアーの最後には、災害発生時から避難生活までの流れをパネルでおさらいするコーナーもありました。


そして、ツアーを終えた参加者には記念品が贈呈されます。


通し番号から推測するに、かなり種類がある模様…これはコレクター魂を刺激されますね〜!
震度7を体感!地震体験
続いて、起震機による地震体験に参加しました。

起震機とは
揺れを発生させる装置のことで、元々は建物の耐震性をテストするために使われていました。
その技術が、地震の揺れを体験する防災プログラムに活用されています。
防災体験の起震機はコンピューター制御で実際に起きた震災の揺れを再現できるものもあり、そなエリアでは、震度1〜7の揺れ、関東大震災の揺れ、東日本大震災の揺れから選んで体験します。
一度に2名まで乗り込めるので、小さなお子さんは保護者の方と一緒に体験してもOK!
身長や年齢での制限はありませんが、「参加者全員の合計が140kgを超えない」という体重制限があるので注意しましょう。
体験の前に、スタッフの方から注意事項の説明がありました。
地震体験の注意事項
- 心臓が悪い・高血圧・低血圧・妊産婦・飲酒をした方は体験できない
- 体験中に振り返らない(首を痛めるため)
- 体験中に参加者が振り向いた場合は、危険なので係員が緊急停止する
- 体験中、怖くなったり気持ち悪くなったりした場合はすぐに知らせる
体験中は起震機の後ろのディスプレイで、地震の揺れに合わせた室内のシミュレーション映像が流れます。
つい振り返って映像を見たくなりますが…危険なので決して振り返ってはいけません。
また、小さなお子さんでも体験できますが、無理は禁物。
もし体験中にやめたくなったら、すぐスタッフさんに「止めてください」と言いましょう。
注意事項を理解したら、いよいよ地震体験。
まずはひまりさんが、関東大震災の揺れを体験しました。

あっ、安全ベルトがちゃんとついてる!ちょっと安心。


映像でも部屋がめちゃくちゃに…
1分間ほどの体験を終えて、ひまりさんが戻ってきました。

続いて私irricoが、東日本大震災の揺れを体験しました。
ディスプレイのシミュレーション映像や、ペットボトルの色水の動きにもご注目ください。
※ 動画に音声は含まれていません
動画は1分未満ですが、実際の震災では強い揺れが約3分間続いたとされています。

1分ほどの体験でしたが、かなり長く感じました。
起震機での体験を終え、若干放心状態の2人。

人が体験してるところを見てるときより長く感じて、「早く終わって」って思ってた。

実際の地震では掴まるところなんてなくて、いつ終わるかもわからないから本当に怖いだろうな。

とりあえずうちに帰ったら、揺れで崩れそうな場所の片付けをしよう。
実際の地震の恐怖とは比較になりませんが、自分で体験することが災害を想像するきっかけになります。
自分の家で、外出先で、もしこの揺れが起きたら…?と考えさせられました。
暗闇・煙からの避難を体験
上記以外にも、そなエリアでは真っ暗な状況や火災で煙が発生した状況での避難を体験することができます。
この日は実施されていませんでしたが、過去の「そなエリア体験レポート」で体験の様子を紹介しています。
津波の危険を学ぶコーナー
1階での防災体験を終え、2階に向かいます。
2階に続く階段の直前に、津波の脅威を視覚的に体感できるコーナーがありました。



このコーナーには、「災害と暮らしの学習コーナー」というパネル展示もあり、災害に備える社会の仕組みが紹介されていました。

このパネルの内容は少し難しくて、小学校高学年〜中高生向きでした。
そなエリアは小さなお子さんでも体験できるものが多いですが、こうした本格的な防災学習に対応している展示もあります。
「防災体験ゾーン」のポイント
- クイズ・展示・体験を通して、災害を体感できる
- 「災害の発生→避難して安全確保する→避難生活」の大まかな流れが理解できる
- それぞれの段階で、いろいろな事情のある人の存在や起こりがちなトラブルを学べる
自分に必要な防災を学ぶ!「防災学習ゾーン」

「津波の危険を学ぶコーナー」を抜けて階段を上がると、2Fの「防災学習ゾーン」に入ります。
ここは全面的にリニューアルされていて、共通の「きほんのそなえ」と、個別に必要なものを考える「一人ひとりのそなえ」にわかれていました。
まずはここから!「きほんのそなえ」
防災学習ゾーンの最初は、「きほんのそなえ」エリア。
防災に取り組んでいる人なら「うんうん、まずはそうだよね」、今から防災を始める人なら「なるほど、とりあえずこれを準備すればいいのか」というレベルからのスタートです。



壁面には、日常生活に取り入れたい防災の知恵が掲示されています。

そして、ただグッズや情報を展示するだけではなく、ここでは「防災を『じぶんごと』にする」ための仕掛けがありました。
備蓄用品や防災情報には、一つ一つにQRコードがついています。

QRコードを読み取って集めると、最終的に自分だけの「そなえBOOK」を作ることができるのです!
(※ そなえBOOKを作るには、館内wi-fiに接続して体験専用ページを読み込みましょう)
QRコードの数はなんと100個!1つのそなえBOOKには、最大30個まで選んで読み取れます。

本当に必要な物を厳選するのが楽しい♪

シンプルなデザインで見やすいし、自分にカスタマイズされた防災情報っていうのが嬉しい!

防災に関心がない人でも、こういうのだったらとっつきやすいかも。
備えの優先順位を考えながら防災を学んで、自分に必要な防災情報を持ち帰る。
ただ漫然と展示を眺めるだけに終わらない、防災行動につながる取り組みだと感じました。
作成した「そなえBOOK」のリンクは一定期間を過ぎると無効になってしまうので、端末にダウンロードしておきましょう。
自分を見つめて、他者を思う「一人ひとりのそなえ」
防災の「きほんのき」を学んだら、続いては個人の特徴に合わせた「一人ひとりのそなえ」を学びます。
入り口から入ると、広い空間にカラフルなパネルが並んでいました。



パネルの裏側を見ると、その特徴を持った人に役立つ備えのヒントが書かれていました。

〔左〕私のこと?とつい気になる表側〔右〕たしかに!と納得させられる裏側




ちなみに、このエリアの展示にもコードがついていて、「そなえBOOK」に追加することができました。


それに合わせた防災をって考えると、なんだか奥が深いなぁ。
防災の展示を通じて人間の持つ多様性に触れ、個人に合った防災の必要性を感じたのでした。
「防災学習ゾーン」のポイント
- 防災初心者の人でも基本の備えから学べる
- 備蓄品の現物展示で、イメージが湧きやすい
- 個人に必要な防災、日常の延長上にある防災を考えるヒントになる
オペレーションルーム見学窓
そなエリアの防災展示をひととおり見終わった後、2階の見学窓からオペレーションルームを覗き見しました。


今はガラーンとしてて実感ないけど。


〔左〕映画『シン・ゴジラ』公式サイトより引用〔右〕オペレーションルームの紹介パネル


防災施設って、意外と映えるところが多い気がする。

〔左〕首都圏外郭放水路〔右〕同施設内のコントロールルーム
映画『翔んで埼玉』のロケ地にもなった、「首都圏外郭放水路」の見学レポはこちら
見かけたら参加してみよう!スポット体験イベント
そなエリアには常設の体験や展示のほかに、不定期で開催される体験イベントがあります。
公式サイトのイベント情報に掲示されているものもありますが、それ以外にもスポット的に開催されることがあるそうです。
偶然出会えたらラッキー!ぜひ参加してみましょう。

私たちが訪れた日は、エントランスの外で車椅子体験イベントが実施されていました。
私もひまりさんも車椅子には未経験で、一緒に体験イベントに参加させてもらいました。


車椅子の方に対する見方が変わる、貴重な体験になりました。
その様子をこちらの記事で詳しく紹介しているので、よかったらのぞいてみてくださいね。
ちなみに、体験で使わせてもらった車椅子は来館者へのレンタルもされているそうです。
歩いて回るのに不安がある方は、インフォメーションカウンター(受付)で車椅子の利用申込をしてみてくださいね。
館内には防災学習のヒントがいっぱい

そなエリアの中には、通路やちょっとしたスペースにたくさんの展示があります。
未就学児や小学校低学年が楽しめるものから、高学年〜中学生の学習に最適なレベルまで、バリエーション豊かです。
一部をご紹介しますので、防災学習の参考にしてみてくださいね。
自由研究に最適なミニコーナーが充実
防災情報の展示だけではなく、実際に工作や実験ができるスペースもありました。
学校の防災学習や自由研究のネタの宝庫、ここに来れば1日で課題が完了しそうです。
※ 紹介している企画は、取材当日のものです。現在は実施していない場合があります。
クラフトコーナー
防災に関するものを工作できるコーナーがありました。
家の中にあるものでできるので、もしものときにも役立ちそうです。
紙食器作り

エントランス入ってすぐのところに、チラシを折って紙食器を作るコーナーがありました。
災害時は断水が起きやすく水が貴重になるため、使い捨ての食器は重宝します。
いらない紙で食器を作れるのはいいですね。
折り方の解説書を見ながらその場で作ってもいいし、解説書を持ち帰って家で作ってもOK。
いつもしも with Kidsでも、「紙食器の作り方」や「防水おりがみで防災グッズを作る方法」を紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
新聞紙スリッパ作り

エントランスの正面にある階段を上がってすぐのスペースに、新聞紙でスリッパを作れるコーナーもありました。
地震で床に物が飛散すると、その上を歩くのはとても危険!
室内用の履き物を備えておくのが理想ですが、ない場合はこういった物で代用できます。
このクラフトもいつもしもで紹介していますので、見てみてくださいね。
やってみよう・考えてみよう
災害に関する実験や、備えについて考えるコーナーです。
一見難しそうですが、子どもでも理解しやすいよう工夫されていました。
液状化現象の実験

1階エントランスホール内に、地震の際に起こる「液状化現象」を再現する実験コーナーがありました。
液状化現象って?
地震の強い揺れで砂や土の粒子がバラバラになり、地面が液体のようにドロドロになる現象です。
液状化現象が起こると、建物が地面に沈んだり、マンホールが地面から持ち上がったりしてしまいます。
プラスチックの容器・砂・水・小さいボールを準備するだけで液状化の様子をじっくり観察できるので、実験好きのお子さんにおすすめ。
こちらもなんと、いつもしもでもやり方を紹介しています。
防災リュックに何を入れる?

「東京直下72h TOUR」の避難生活ゾーン近くに、防災リュックに何を入れるか考えてみよう!というコーナーがありました。
家族それぞれのリュックが描いてあるパネルに、防災グッズや日用品のマグネットを貼り付けて、防災リュックを完成させるというもの。

子どもでもゲーム感覚で個別の備えを考えられる、いいアイディアですね!
防災リュックについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
メディアのコーナー
防災に関する書籍や映像に触れられるコーナーもありました。
体験などを通して防災に関心を持ったら、メディアを通して知識を深めるのもいいですね。
本や資料で学ぶ

エレベーターを上がってすぐのスペースに、防災に関する本を閲覧できる図書コーナーがありました。
机と椅子があるので、気になった本をその場で読むことができます。
未就学児にもわかりやすい絵本から大人向けの新書まで揃っているので、さまざまな年齢の方の防災学習に役立ちそうですね。

図書の他にも、そなエリア内には災害に関するデータや資料の展示がたくさんあります。

わからない用語やもっと知りたいことがあったら、図書コーナーで調べてみるのもいいかもしれません。
映像で学ぶ

図書コーナーのすぐ隣に、映像ホールがあります。
大地震が起きた東京の様子を描くアニメ『東京マグニチュード8.0~東京直下72h~』(約20分)がリピート上映されています。
出入りは自由なので、もし途中で子どもが怖がったり飽きたりしても、いつでも外に出られるので安心ですね。
そこかしこに防災展示

これまでに紹介したプログラムやコーナー以外にも、そなエリア内にはとにかく防災に関する展示が豊富にあります。
通路や部屋の隅など、ちょっとしたスペースにもいろいろな展示があるので、全部をチェックするのは難しいかもしれません。
「こんなところにも!?」という場所にも展示があるので、面白いものを探してみてくださいね。
他の施設やイベントの情報も

防災に興味が出てきて、他の施設にも行ってみたい!と思ったら、館内のポスターに注目してみましょう。
東京都内の防災センターのほか、防災に関する施設のイベント情報も掲示されています。
東京都内には池袋・本所・立川の3箇所に防災センター(いずれも入場無料)があるので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
いつもしもが過去に取材した、立川防災センターの体験レポはこちらをご覧ください。
周辺施設でも楽しめる

そなエリアの付近には、家族でのお出かけに嬉しい施設がたくさんあります。
子どもが走り回れる公園エリア
そなエリアのエントランスからほど近い場所に、並木道や噴水公園のあるエントランス広場があります。
少し歩いた場所には、広大な芝生が広がる多目的広場・草地広場があり、お天気がいい日はピクニックやお散歩を楽しんでもいいですね。
多目的広場には、バーベキューができるスペース(BBQガーデン)があります。
食材や機材を提供してもらえるプランもあるので、手ぶらでバーベキューを楽しむこともできますよ。
(※ BBQガーデンを利用するには、こちらで申し込みが必要です。)
そなエリア周辺にある、公園内施設についてはこちらをご覧ください。
有明ガーデン
そなエリアから徒歩10分くらいの場所に、複合施設の有明ガーデンがあります。
多彩なショップやキッズメニューの充実したフードコートがあるので、そなエリアの帰りに家族で寄ってみてもいいですね。
防災イベントが開催されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。

親子で演奏を楽しめて防災も学べる、とっても素敵なイベントでしたよ!
防災学習の第一歩!「これあったほうがいいかも」を探しに行こう

ジオラマやパネル展示もすごかったけど、生活レベルから地球規模までカバーする情報量のすごさに圧倒されたわ…。

でもやっぱり、「一人ひとりの防災」とか「日常の中の防災」ってテーマが印象に残ったな。

そのきっかけになるものが、そなエリアにはたくさんあると思う!
そなエリアには、体験やクイズに参加するだけでいつのまにか防災の知識が身に付くプログラムがあり、防災を「自分ごと」として捉えられる工夫が凝らされていました。
小さな子どもから大人まで、防災の入り口としてぴったりなそなエリア東京に、親子で出かけてみてくださいね。
| 住所 | 東京都江東区有明3-8-35 |
| 利用時間 | 9:30~17:00(入場は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日・第二火曜日・年末年始(月曜日・第二火曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館) ※ 臨時休館日あり |
| 入館料 | 無料 |
| 公式サイト | http://www.tokyorinkai-koen.jp/ |
参考サイト
※1 そなエリア東京リニューアルオープン~2F 防災学習ゾーンのリニューアル~|国土交通省関東地方整備局
※2 国営東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」リニューアルオープン~1F 防災体験ゾーンを「新72h 体験」に刷新~|国土交通省関東地方整備局
※3 公園について|東京臨海広域防災公園
※4 災害発生時における大規模な帰宅困難者等の発生への対策に関するガイドライン|内閣府
※5 阪神・淡路大震災の経験に学ぶ 震災時における社会基盤利用のあり方について|国土交通省 近畿地方整備局
※6 人命救助における初動(72時間以内)の重要性|平成24年版 防衛白書
※7 災害関連死について|内閣府
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