大地震発生!子供とママの命を守る、発災直後の10分間行動マニュアル

2019年10月17日

ドアを開ける手
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子供とママだけで家にいるとき突然、大地震が!

思わずパニックになってしまいそうですが、そんなときママはどのように行動すればよいのでしょうか。

地震の揺れと、その後発生する様々な状況から、わが子と自分の命を守りきるためには、地震が起きた直後のママの冷静で的確な判断と、スピーディな行動が最大の決め手になります。

そのためにも日ごろから、備蓄品家具の固定などをはじめとした地震への備えと同時に、地震が起こったときの行動をイメージトレーニングする「心の準備」がとっても大切!

グラッと揺れてから避難する・しないを決断するまでの、最も大事な「命を守り切る10分間」にクローズアップした行動マニュアルを学んでいきましょう。

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発災時の行動と備え_2406

揺れが落ち着いたらすること_2406

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大地震が起きたとき「第一優先は自分と子供の命」を心に刻んで行動を

親子の手地震災害の恐ろしさは、誰もが知るところです。

過去、実際に大地震を経験したというママも少なくないでしょうし、自分では大きな被災体験がなくても、地震の恐ろしさはニュース映像などで必ず見聞きしていますよね。

大地震の揺れで家屋が倒壊したり、いったん揺れが収まってもさらに余震が続くことも恐ろしいですが、さらなる地震の怖さは発災後に津波や高波が襲って来たり、土砂崩れが起こったり、火災やガス漏れによる爆発などが発生するケースが多いこと。

つまり最初の大きな揺れの際、命が助かっても、その後の判断と行動を誤れば、再び生命の危機にさらされることもあるのです。

激しい揺れで恐ろしさのあまり体が凍り付いて思考停止してしまいそうですが、子供とあなたの命は、あなたの最初の10分間の判断と行動にかかっています。

まずは10分間だけ、五感を研ぎ澄まし、持っている全能力を使って、自分と子供の命を第一優先に守り切りましょう。

大丈夫、ママは強いのです。ひとりなら無理でも、わが子と母親の自分を守るためなら、必ずできます!

ここからは、地震発生からの10分間に、ママがとるべき行動を時系列で見ていきましょう。

グラッと揺れたら~「地震だ火を消せ!」は後回し。まずは倒壊物から身を守る行動を

実際のところ、大地震発災後の行動には、完全な正解というものはありません。

被害の程度や周辺の地理事情、地震後にどのような二次災害が起こるかによって、身の守り方・取るべき行動・行動のタイミングはケースバイケースです。

しかし、揺れが起こった瞬間に取るべき行動はひとつだけ。

できるだけ安全な場所で頭を守って体を丸め、揺れが収まるのを待つことです。

同じ部屋にいるときは、子供の上半身をママのお腹で抱えるポーズ

揺れが来た時、子供と同じ部屋にいる場合は、ガラス窓や天井から下がった照明器具からできるだけ遠く、倒れてくる家具などがなさそうな場所で、素早く子供を抱っこしましょう。

ただし、普段の抱き方ではなく、子供と向かい合わせになってママのお腹に子供の頭が来るようにして、子供のお尻を抱きかかえて体を丸めて。

ダンゴムシのポーズ(親子編)

こうすることで小さな子供が不意に腕から飛び出すのを防ぎ、頭部をしっかり守ることができます。

ママ自身もできるだけ背中を丸めて頭を下げ、クッションなど手元にあるもので頭を守るようにしましょう。

point

いざというとき赤ちゃんや小さな子が嫌がることがないように、この抱っこスタイルを普段の遊びに取り入れておくとよいでしょう。

別の場所にいるときは「ダンゴムシ!」と叫んで、まずは自分の命を守る

ママがトイレに入っているときや洗濯物を干しているときなど、同じ家の中にはいるものの子供と離れた場所で揺れが来たときは、どんな行動をとるべきでしょうか。

揺れている最中でもなんとかして子供のもとへ駆け寄りたくなりますが、激しい揺れの場合はそんな気持ちをぐっとこらえて、まずは自分の身の安全を確保します。

なぜならママが生きていないことには、わが子を守ることは不可能だからです。

照明の真下や家具が倒れてきそうな場所を避け、頑丈なテーブルなどの下に身を隠して頭を守ります。

とにかくなんとか生き延びて、揺れがおさまったところで子供のところへ急ぎましょう。

普段から家具に転倒防止の固定具を設置するのはもちろんのことですが、家庭内にいても赤ちゃんや小さな子から離れるときは、四方に高い柵があるベビーベッドなど、転倒した家具から守ってくれるできるだけ安全な場所にいさせることを習慣づけることが何より大切です。

※家具の転倒防止については、こちらの記事もご参照ください。

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また、自分であんよやお遊戯ができるようになった乳幼児の場合は、幼稚園・保育園などでも子供たちに教える「ダンゴムシのポーズ」を、いつもの遊びに取り入れるのがおすすめです。

ダンゴムシのポーズ

私自身、保育園に通っていたうちの子が、小さな揺れを感じたり、テレビから別の地域の地震速報の警報音が流れた瞬間にも、当たり前のように「ダンゴムシ~」と言いながら身を丸めるのを見て、日々の訓練の大切さを実感しました。

「ダンゴムシ!」の掛け声で、床にうずくまって手で頭を抱え、できるだけ体を丸めるポーズを取ります。

これは、小さな子供も簡単にできるとっさの場合の安全ポーズ。

離れた場所にいるママも同様のポーズを取りながら「ダンゴムシして! できてるかな?」と子供に大声で指示を出し、大きな揺れがおさまるのを待ちましょう。

memo

ダンゴムシのポーズは、「前が見えない」「子どもの手では頭を守れない」などの問題点もあります。
状況に応じて適切な指示が出せればベストですが、素人にとっては現実的ではありません。

これらの問題をカバーするためには、やはりふだんから家の中を安全にしておく必要があります。
ものが落ちてこないという前提があれば、「転倒を防止する」という目的で、ママも子供もとっさに指示・実践することができます。

優先順位はまず身の安全。火の確認は、揺れがおさまってからでも大丈夫

以前は、防災ポスターなどに「地震だ、火を消せ!」というフレーズがよく使われていましたが、よほど火の近くにいてすぐ消せる状況でない限りは、身を守ることが最優先です。

最近のガスヒーターや石油ストーブなどの暖房機は揺れを感じるとスイッチが切れる自動消火システムが働きますし、都市ガスなどの場合はガスメーターが震度5以上の大地震の揺れを察知すると、安全機能によりガスの元栓が自動で閉まる仕組みになっているのです。

地震発生時に、ちょうどお料理中でガス台の目の前にいるような場合は、やけど防止などのためにも手が届く範囲でガスの火を消すのは当然ですが、揺れている間にわざわざ火のついた鍋やコンロに近づくのは危険です。

炎は天井に燃え移るまで3~5分はかかりますが、大きな地震でも2分程度で収まるので、消火は身の安全を確保した後で、が鉄則。

火の始末よりも子供と自分の命を守ることを最優先に行動しましょう。

地震の揺れがおさまった直後(避難前)の行動は8つ!

リビング揺れがおさまり、わが子と自分の安全が確認できると、倒れた家具や物が飛び散った部屋の惨状に改めて気づかされ、放心状態に陥ったり子供を抱きしめて泣きたくなったりしますが、ぐっとこらえて、次の命を守る行動に移ります。

地震発災直後の行動のポイントは8つ。
このとき注意したいのが、五感をフルに働かせることです。

  • 何かが焼けるような臭い、ガスが漏れた臭いはしないか?
  • いつもと違うミシミシという音、何かが崩れる音はしないか?
  • 熱い風がどこかから漂ってこないか?

など、いつもと違う気配を全身で感じ取って、次の危険が迫っていないかを油断なくチェックします。

もしも危険を感じたら、以下の行動は省略・中断し、子供とママ、身ひとつで家から脱出しましょう。

ひとまず家屋の倒壊や火災、津波や土砂崩れの気配が感じられないときは、以下の8つの初期行動をひとつずつ、着実に行っていきましょう!

8つの行動

ここからは、初期行動を順番に説明していますが、緊急度や家の中の動線に応じてできるだけ効率よく完了するように、順番を入れ替えてもOK。

この8つをどのような手順で行うか、いろいろなシチュエーションを思い浮かべながら、自分の動きをイメトレしておくのが大切です。

1 赤ちゃんや小さい子は抱っこ紐で抱く

抱っこされた赤ちゃんまずは、いつもと違う様子で不安になっている子供をぎゅっと抱きしめ「怖かったね。でも大丈夫だからね!」などと声をかけましょう。

そして次の行動に移る際、赤ちゃんや小さい子をその場に残したままでは、割れたガラスに触れたり、ママを後追いするなどしてけがをする可能性もありますし、再び余震が起こる心配もありますから、手早く抱っこ紐でママの体にしっかり固定します。

これから行動するにあたって、本当はママひとりで動くほうが身軽で動きやすいのですが、赤ちゃんの身の安全とママの不安を取り除くには抱っこが一番!

notice

おんぶだと、子供の様子が見えにくく、移動してきた家具などにうっかり当たってしまう場合も。

次の余震が来た時、子供を守って体を丸める際も、おんぶより抱っこのほうが安全です。

抱っこ紐で抱くのが難しい年齢ならお気に入りのぬいぐるみを抱っこさせて「ここで抱っこして待っててね」と伝え、作業中もずっと声掛けをして、その場にいさせるとよいでしょう。

赤ちゃんも小さな子供も頭を守るために、もしすぐに手が届く場所に自転車用ヘルメットがあるときは、ヘルメットをかぶせたり、バスタオルで頭部を覆うと安心です。

2 靴・スリッパを履く

次に初期行動の最中、室内にガラスなどが飛び散っていると危険なので、スリッパを履きます。

玄関にスムーズに行けるようなら靴を履いたついでに、玄関のドアを開けて避難経路を確保しましょう(手順では4になっていますが、効率の良い動線を考えてこの辺りは臨機応変に)。

靴やスリッパが簡単には取れない場合は、靴下を重ね履きするのも手です。

3 火の始末

キッチンのガス台、使用中だった石油ヒーターなどがあれば、スイッチを切ります。

自動消火装置や安全装置により火は消えているはずですが、万が一、火が周囲に移っている場合は、できる範囲で初期消火します。

ただし、火が大きくなっているときは、ひとりで消火しようとせず大声で助けを呼び、すぐに家の外に避難しましょう。

4 自宅内の避難経路の確保

地震後の行動1で靴を履くついでに玄関までいけたら、玄関に通じるドア(玄関のドアを含む)をすべて開けて避難経路を確保します。

この後、建物が徐々に壊れ、ドアが変形するなどして、開かなくなる(避難できなくなる)のを防ぐためです。

ドアが開かない場合は、ベランダや勝手口など、家の外に出られる場所を探します。

マンションや集合住宅は玄関から出られない場合、ベランダの避難口から脱出することになりますが、上層階の場合はママだけで幼児や赤ちゃんを連れて安全に逃げるのが困難なので、近隣の住民に大声で助けを求めましょう。

5 電気・ガスを完全に止める

電気のブレーカーを下げ、できるかぎり電気器具のコンセントを抜きます。

地震で一時的に停電になっていても、電気が復旧した時にスイッチが入り、切れた配線などから漏電して火災が起きたり、ヒーターがつくなどして火災になるのを防ぐためです。

同様にガスの元栓が閉まっていることを確認し、ガス器具はすべてスイッチを切ります。

6 情報収集・避難か自宅待機かの決断

スマホラジオやスマホなどで、地震の規模、被害状況などを確認します。

とくに注意したいのは、土砂崩れや津波などの危険性についての情報。

もしも土砂崩れや津波などの危険がある場合は、身の回りの物を持ってすぐに避難します。

この場合は、子どもを抱いて急いで逃げるのですから、荷物はごくごく最小限に。

最悪、手ぶらで脱出して、命を守らなくてはいけないケースもあります。

このときSNSなどの個人による情報は、誤っている場合が多いので注意が必要です。

災害時はスマホもなかなかつながらず、検索なども思うようにできないので、ついLINEなどで相談・情報収集したくなりますが、必ずラジオのニュースや自治体・気象庁などの災害情報をチェックして行動するようにしましょう。

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家の被災状況が軽度だったり、津波や土砂崩れの心配がない場合は外に避難するよりも、家の中で夫の帰宅や実家の親などの助けを待つほうが、ママと子どもにとっては安全な場合もあります。

防災用の備蓄が十分にされている、被災していない実家にすぐに身を寄せることができるという場合は、自宅待機もよいでしょう。

ただし、再び大きな余震が来る可能性もあるので、落ちてくるものや倒れてくるものがない、安全な場所で助けを待ちましょう。

一方で、避難所に行くのが遅れると、人がいっぱいでスペースが残っていない場合も。

ご近所の方などのサポートで避難できるなら、早めに避難してもよいかもしれません。

ミルクやおむつなどのストックがなければ、避難所にいたほうが配給を受けられる可能性が高いです。

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家族や親族と連絡が取れた場合は、自分と子供の無事を伝えた後、被災状況と避難・自宅待機の決断を伝えます。

つい不安になって「どうしよう」と相談したくなりますが、被災の現状を把握しているのはママ自身。

避難が必要かどうかは自分で決めて、助けを求めるなり、避難先を伝えるなりすることが大切です。

また、連絡がつかない場合もあるでしょう。

ひとまずメールなどでメッセージが送れるようなら、被災状況と避難・自宅待機の決断を伝え「ひとまず家で様子を見ているので、助けに来てください」「○○公民館に避難します」などと伝えます。

メールや電話がつながりにくい場合は、災害時に設けられるNTTの「災害用伝言ダイヤル」(局番なしの171番)や各電話会社の災害用伝言板(web171)などを利用して、連絡を取り合ってもよいでしょう。

避難か自宅待機かの決断ポイント5つ

自宅で被災した場合、警戒区域に指定されている場合は、指示を待たずに避難を開始して下さい。

それ以外の方が避難するかどうかの判断基準は、基本的に以下の5つです。

  1. 避難指示など避難情報が出た
  2. 津波や土砂災害などの危険が迫っている
  3. 火災やガス漏れ、家屋倒壊の危険性がある
  4. ライフラインが止まり、備蓄品がなくて生活できない
  5. 自宅にとどまるのが不安

以上のどれかに当てはまる場合は、避難を考えて行動を始めましょう。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

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7 水をためる

水用ポリタンク自宅待機を決断した場合はとくに行うべきが、断水に備えての水の確保です。

状況により、地震直後に断水してしまうこともありますが、少しの間は水が出せる場合が多いようです。

特に赤ちゃんのいる家庭では、生活用水が他の家庭以上に必要。

お風呂場の浴槽などに水をため、生活用水を確保しましょう。

余裕があれば、ペットボトルにも水をためます。

このときためた水は、時間が経っていなければ体拭きや調理に、その後も植物の水やりなどに使えます。

トイレも流せますが、水道管に破損や詰まりがないことを確認できるまでは、一戸建てでも非常用トイレを使用するのがベターです。

notice

小さな子供は誤って溺れることがあるので、浴槽にフタをする、バスルームに鍵をかけておくなど、くれぐれも事故防止をお忘れなく。

また、集合住宅の場合、つくりによっては水の独占行為になってしまうことも。

規約で取り決められている場合もあるので、確認しておきましょう。

8 避難荷物の準備&子供のケア

在宅避難を決めた場合も、その後の余震などの状況の変化によっては、避難しなければならなくなることもありますから、避難荷物の準備は行いましょう。

日ごろから、防災リュック(非常用持ち出し袋)を作っている場合はその荷物を持ちます。

赤ちゃんを抱っこして避難するとなると、一般的な非常用持ち出し袋よりも、赤ちゃんの身の回りの物を持つだけで精いっぱいということになるかもしれません。

赤ちゃんではないけれど、抱っこする可能性がある年齢の子のママも、防災リュックの中身は厳選しておいたほうが良いです。

こちらの記事で、防災リュックを軽量化するコツをご紹介していますので、荷物の準備がまだの方はぜひご参照ください。

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普段から、赤ちゃんを抱いて避難する前提で、持ち出す荷物は軽量・コンパクトになるよう厳選して準備しておきたいもの。

もし備えが間に合わなかった場合は、普段使いのママバッグにおむつなどの消耗品をさらに追加したり、身分証や母子手帳などの重要アイテムをプラスします。

通帳や印鑑などの貴重品も入れたくなりますが、あとから戻ることもできるので、まずはこの場を乗り切ることを重視して。
取り急ぎの防犯対策を覚えておけば、身軽に脱出できます。

備蓄していた水や食料などは、可能なら後で夫や家族に取りに来てもらえるように、わかりやすい場所に出しておきます(重いので避難時には持ち出しません)。

夫や家族の助けを待つとき、荷物などの準備が終わったら、赤ちゃんの水分補給を行いましょう。

小さな子なら同じく水分補給とおトイレを済ましておきましょう。

この先、避難することになると、母乳の場合はとくに落ち着いて授乳する場所がなかなか確保できず困ったママの体験談は少なくありません。

ミルクやおっぱいをあげることで、ママも赤ちゃんも落ち着くはず。

あくまでも避難までに時間があり、その場が安全なときに限りますが、なにもしないで夫や家族を待っていると「まだ来ないの?」などと、どんどんストレスが溜まります。

そんなときは待ち時間を授乳タイムで埋めることで気持ちが落ち着きます。

卒乳した子なら、思いきり抱き締めて、子供にママの心を包んでもらいましょう。

まとめ 地震発生時は母親の本能をフル活用して命を守ろう

公園で遊ぶ親子地震がおきたら「大きな揺れの間はとにかく身を守る」という鉄則以外は、その場の状況に応じたいくつもの判断が必要になります。

たとえば「火の確認・消火」は大切ですが、その場でできる範囲の初期消火で消しきれないような場合は、ひとまず子供と逃げて助けを呼び、命を守ることが最優先、というように、セオリーはあってもその場で取捨選択しなければいけません。

自分ではなにもできない赤ちゃん・子供との被災・避難は、とても困難ですが、「なんか変な臭いがする」「嫌な音がする」といった五感からの情報をフル活用し、命を守るためのベストを尽くしましょう。

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発災時の行動と備え_2406揺れが落ち着いたらすること_2406

イラスト:土界谷リサ

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女性誌・子育て誌・医療情報誌などでフリーライターとして執筆する40代ワーキングマザー。東日本大震災時の激しい揺れとその後の恐怖がいまだぬぐえず、今も地震の非常警報音に毎度飛び上がり、心臓バクバク。絶賛反抗期中の中学生の息子が震度4程度の地震では目を覚まさない図太さを、少々うらやましく感じる今日この頃。

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