2019年にスタートした「いつもしも」も4年目に入りました。(2023年2月現在)
普通のママたちも、3年以上真剣に防災に取り組んでいると「けっこう防災意識が高いママたち」になってきます。
けれど、
初期の「防災めんどくさい…」という気持ちこそ大切にしたい!
やや後ろ向きな「初心忘るべからず」ですが(笑)、防災初心者ではなくなったことで逆に気づきにくくなったことが、きっとあります。
そんな「いつもしも」に、ぜひ防災に関するリアルな不安や不満、そして最新の防災事情を教えてほしい!
そこで誕生したのが、2023年の新企画「いつもしも部」です。
記念すべき第1回目は、進級・進学を間近に控えたこの時期にママが気になる、「子どもと離れているときの不安」についてのWebインタビュー。
全国各地からご参加いただいた7名のもも友さん(=いつもしもの読者さま)たちに、率直なご意見を伺いました。
参加者のもも友さんには、事前にアンケートにお答えいただいています。
何をどこまでできる?子どもの実力
まずは、お子さんが1人で何をどこまでできるのか伺ってみます。
point
子どもの防災を考える時、ママたちは心配のあまり「何かを用意する」ことにとらわれがちです。
便利なグッズはたくさん出ていますが、その前に「お子さんができること・お子さんにとって難しいことを把握する」ことから始めてみましょう!
選択肢として挙げた4つについて、1つもできないというお子さんはなんとゼロ!
住所と公衆電話については、以前いつもしもが行ったアンケートでも伺いました。
結果と比べてみますと、
今回の参加者の方(とお子さん)はかなり優秀ですね!
check!
「子どもができること」については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
遊びの延長がオススメ!公園の公衆電話で
公衆電話についてのエピソードは「いつもしも」でもご紹介していますが、もも友さんはどのように使い方を教えたのでしょうか?
7歳のお子さんママ・やんちゃんさんは、近所の公園の電話ボックスで子どもが遊び始めたのをきっかけに公衆電話のかけ方を教えたそうです。
年中の頃でしたが、
①110
②119
③自宅の番号
の3つのかけ方を教えました。
1度だけ間違ってかかってしまって、慌てて「すいません!練習中なので…!」とお詫びしたことも…「あー、わかりましたー」と言っていただけたんですけど(笑)
間違い電話をかけないようママはちょっとハラハラしますが(笑)、子どもが楽しんで取り組めるのはとても良いですよね!
遊びながらやるとすぐ覚えてくれるので、おすすめです!
公衆電話が使えることは、子どもだけで外出している際の連絡手段として大きな強みになります。
自立の1歩でママも助かる!自分で食事の用意をしてみよう
今回のインタビューは6〜10歳くらいのお子さんのママにご参加頂いたのですが、早くも自分で食事の用意ができる!というお子さんもいらっしゃいました。
小学校で家庭科の授業が始まるのは5年生から、その前に料理をするようになったきっかけを伺ってみましょう。
9歳と5歳のお子さんママ・やまさんの上のお子さんは、小学3年生の女の子。もともと料理に興味があったそう。
夕食づくりのお手伝いから始まって、「自分で作ってみたい!」ということでスクランブルエッグを作れるようになり、3年生のいまは簡単なお弁当を作ることもあります。
もうママの助けは不要で、お子さん1人で作られているそうです。
ほとんどがレンジで調理できるものにはなりますが、もう1人でできますね。
お子さん自身の「やる気」と、ママの「やらせる気」が大事ですよね…
一方、ママの「やらせる気」がお子さんの「やる気」を育てたパターンも。
10歳と6歳のお子さんのママ・cyakapocoさんが着目したのは「お米」だそうです。
上の子は小学4年生の男の子なんですが、自分でご飯を作れる子になってくれたら私も助かるなと思って、2年生の夏休みにご飯の炊き方を教えました。
「自分でご飯を作れる子になってくれたら」のところで、深く頷いてしまうママ一同(編集部ママ含む)。
ご飯を炊いてくれたら、あとはカレーのルーを温めるだけで勝手に自分で食べてくれたので「ラッキー!」と思いました(笑)
料理というと、ついおかずに目が行ってしまい、火や調理器具の扱いを心配してなかなか踏み出せない…というママも多いのでは?
でも、炊飯器があればその心配は不要ですし、何より日々の食事作りの一端を担ってもらえる!とても良いですよね。
大人が居なくても食事の用意ができると、災害や交通トラブルで大人が帰宅困難になってしまったときにも、お腹を空かせた子どもを待たせなくて済みますね。
子どもだけで外出するときの不安と対策
では、あらためて今回のテーマ「子どもが親と離れている時に心配なこと、決めていること」について伺っていきましょう!
子どもだけで外出する場合の行き先
そもそも、小学生が子どもだけで外出する場面は、どのくらいあるのでしょうか。
外出することが「ある」方には、どこに行くかも伺ってみたところ、このような結果になりました。
登下校はどうしてもお子さんだけになってしまうのでは…と思っていたのですが、6歳と3歳のママ・追分さんの地域では、ごく最近まで保護者が引率することが多かったそうです。
集団登校や下校で、子どもだけの時と保護者が付き添う時と半々くらいです。
保護者が協力して、子ども何人かと大人1人という形で順番で付き添っていました。
かなり協力体制の整っている地域なんですね!
うちの子は入学当初すごく泣いてたので、付添い制度が羨ましいです!
一切やらない学校もあれば、入学直後の1週間〜1か月程度はやるという学校もありますので、このあたりはかなり学校や地域によって差がありそうです。
子どもに鍵を持たせるタイミング
小学生になると、子どもだけで下校するだけでなく、そのまま子ども自身が鍵を開けて帰宅するという子も出てきます。
そこで、お子さんに鍵を持たせている方がどのくらいいらっしゃるかも伺ってみました。
持たせていると教えてくださったのは、
- 9歳と5歳の子のママ・やまさん
- 7歳の子のママ・やんちゃんさん
- 10歳と6歳の子のママ・cyakapocoさん
- 8歳と6歳の子のママ・まーさん
の4名。
子どもの年齢や性質・家族構成にもよりますが、親が家に居て実際には使わなくても、3年生くらいから持たせる家庭が多いようです。
我が家は2年生で、そろそろ持たせたいなとは思ってるんですが、なにせ1人が嫌いな子で(笑)
公園までは一緒に行くけど、お友達と合流できたらママは帰るね、という風に、少しずつ親離れさせようとしているところです。
安全のためにしていること・決めていること
子どもの気持ちを尊重し、付き添える時は付き添いたいところですが、成長とともに1人で出かける機会は増えてきます。
そんな時、ママたちは子どものために何か対策をしていらっしゃるのでしょうか。
子どもだけで外出することがあるという6名のママが、そのまま全員なにかしら対策されていると回答されていました。
具体的に伺ってみると、約束事を決めている方が多いようです。
放課後の子どもの居場所確保に取り組む自治体も
7歳の子のママ・イズミさんは、下校時にママとすれ違ってしまった時は学校に行くように伝えているそう。
「放課後ひろば」という、学校が終わった後に子どもたちが遊んだり勉強したりできる場所(しくみ)があるんです。
一度下校したら学校に戻るのはNGという学校も多いですが、放課後も子どもを受け入れてくれるしくみがある学校もあるんですね!
連絡は取れませんが、ランドセルの中のGPSでママにはどこに居るかわかるから、もし下校しても家に入れなかったら、その辺りをウロウロするのではなくすぐ学校に戻るように伝えています。
イズミさんがおっしゃる「放課後ひろば」とは、放課後居場所事業・放課後子供教室などと言われる自治体の施策の1つです。
児童館ほど出入り自由でなく、学童クラブ(児童クラブ)のように入会制限がない、子どもの放課後の居場所として注目されています。
うちの自治体にも「放課後ひろば」があり、我が家も利用しています。
ランドセルのまま行けるのが大きなメリット!入退室をメールで知らせてくれるところもありがたいです。
ただ、他のもも友さんにも伺ってみましたが、「放課後ひろば」があるという方はいらっしゃいませんでした。
まだまだ少ないのが現状のようですが、こういった子どもの居場所が増えたらママはとても助かりますよね!
チャイムが鳴ったら帰ろう!昔ながらの合図
帰宅時間の約束について教えてくださったのは、9歳と5歳のママ・やまさん。
何時、と時間を決めているというよりは「夕方のチャイムが鳴るまでに帰ってきてね」という言い方をしています。
約束は守るタイプなので、間に合うように走って帰ってくることもあります(笑)
地域のチャイムを合図にしている方は多いですね!
時計がなくてもわかりますし、日が短くなる冬場は鳴る時間が早まるので「暗くなる前に」の時間が自然と調整されるのもありがたいポイント。
ただ、チャイムが鳴ったのになかなか帰ってこない…とやきもきしたことがあるママも多いのでは?
チャイム後しばらく経った頃に公園前を通りかかったら、チャイムで帰るはずの子どものお友達を発見。
聞けば、持ってきたボールがどうしても1つ見つからなくて帰れない…とのこと。こういう優先順位の付け方は小学校低学年だとまだ難しいんですよね…
そんな時、子どもをフォローしてくれるグッズがあると良いですよね。
子どもだけで外出するときに持たせているもの
そこで、子どもだけで外出させる時に、持たせているものがあるかどうか伺ってみました。
具体的には、やはりGPSを持たせている方が多いようです。
メンタルケアのために持たせる、という選択
ここで少し気になったのは、8歳と6歳の子のママ・まーさんが挙げてくださった「ミニライト(冬)」。
冬の間だけ持たせているのは、やはり夜道が心配だからでしょうか。
習い事の帰りが16:30過ぎなんですが、冬場で天気が悪いと結構暗くなってしまうんです。
怖がりな子なので、「怖かったら点けて帰っておいで」と伝えて持たせています。
交通安全や防犯だけではなく、メンタルケアとして持たせているとのこと。これは意外な視点ですね!
実際に使わなくても、お守りとしての効果も高そうです。
緊急連絡用メモは、公衆電話の使い方とセットが強い!
また、防災メモを持たせている、という方もいらっしゃったので、どんな内容を書かれているのが伺ってみました。
防災メモには、
①家の住所
②親の名前
③親の携帯電話番号
の3つを書いています。
困ったら公衆電話で連絡してね、と伝えて、小銭も一緒に持たせています。
7歳の子のママ・やんちゃんさんが持たせている防災メモは、いわゆる緊急連絡用のもの。公衆電話を使える▲ことが効いてきますね!
緊急連絡用の情報を持たせていると、たとえ親とはぐれて迷子になってしまっても、再会までがかなりスムーズになるかと思います。
自分がフォローする側の大人になったときも、こういったメモがあると対応しやすいですよね。
check!
「いつもしも」でも、オリジナルの防災メモ「おたすけミニブック」を配布しています。(実際に使ってくださっている方がいて、スタッフ大喜び!)
お子さんの不安に寄り添い、かつ「もしも」のときにやるべきこと・やってほしいことがわかりやすい内容になっているので、よかったらぜひ使ってみてくださいね。
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やっぱり気になる!GPSやケータイを持たせるか問題
せっかくGPSをお持ちの方が複数名いらっしゃったので、GPSについてもう少し詳しく伺ってみます。
実際にお使いのGPSも教えていただきました。
ちなみに、いつもしも編集部では、
- ノマリ → GPS BoT/BoTトーク(GPS)▼
- トコ → coneco(GPS)▼
- えるふ → みまもりケータイ4(キッズ携帯)▼
を使っています。
シンプルなGPSのメリット・デメリット
「みてね みまもりGPS」をお使いの、7歳の子のママ・イズミさんに、選んだポイントを伺いました。
友達が使っていて、どう?と聞いてみたら良さそうだったので選びました。
あと、もともと「みてね」という写真共有アプリを使っていて、そこが出しているサービスなので買いやすかった、というのもありますね。
たしかに、もともと使っているサービスの横展開だと、ある程度の信頼性は担保されているので選びやすいですね。
ただ、一切文字を送ったり見たりはできない、シンプルな四角い箱なので、文字のやり取りができるものもいいなと思います。
小学校の方で、文字が出るものや携帯をカバンから出してはいけないと決められているのでやめましたけど…
この点は、GPSを選ぶ上で多くのママが悩むところではないでしょうか。
学校でどこまで許可されているかも確認しておきたいですね。
テキストのやり取りができるGPSのメリット・デメリット
スタッフ・トコ家が利用している「coneco」は、
- 子ども→ママ
:10種類の定型文を選択して送信 - ママ→子ども
:アプリで自由にテキストを打って送信
というやりとりができるタイプのGPS。
やはりテキストメッセージのやりとりがしたくてこちらを選んだそうですが…
実は意外とメッセージのやりとりはしていません。
子ども側=GPS本体のボタンが押しづらいという操作性の問題がありまして…
もちろん現役で便利に使ってるんですけど、絶対オススメ!とまではちょっと言えない状態です(苦笑)
テキスト便利!と思ってましたが、難しいですね。
ただ、親が自由にテキストを送れるのは他の多くのGPSにはない機能なので便利です。
特にうちの子は繊細なので、「意思疎通ができること」は大きな安心につながっていると思います。
ママとやり取りできるのが嬉しいらしく、お互い家に居る時にメッセージを送ってくることも(笑)
音声のやりとりができるGPSのメリット・デメリット
一方、インタビュー当日は、実物をお見せするだけだったスタッフ・ノマリ家が利用中の「GPS BoT」。
もともとイズミさんがお持ちの「みてね みまもりGPS」と同じくシンプルなGPSだったのですが、バージョンアップして音声メッセージのやりとりができる「BoT トーク」というモデルが発売されました。
そこで、下の子の入学を機に、上の子が使っていたシンプルな旧モデルをお下がりして、上の子に新モデルを導入!
「BoT トーク」は、
- 子ども→ママ
:本体中央のボタンを押して音声を録音(&自動送信) - ママ→子ども
:アプリで音声を録音&送信
といった形で音声のやり取りができるので、安心感は増したのですが…
送受信にタイムラグがあり、徒歩5分圏内だとメッセージより早く本人が帰宅することもあります。
親側が送れるのも音声のみなので、時間のかかるトランシーバーのような感じですね…
こちらも一長一短です。
子ども自身はとても気に入っていて、家の中で私(ママ)の声を再生してニヤニヤしていることも(笑)
また、親から音声を送る時に、
- 着信音を鳴らす
- 音声をそのまま鳴らす
- 着信音を鳴らさない
の3つから都度選べるところはとても良いと思っています。
兄弟でGPSを使う場合はここをチェック!
ついでに、ノマリ家のように複数台GPSを使う家庭の場合は、位置情報の表示方法もGPS選びのポイントの1つ。
「GPS bot」はそれぞれ別の地図が表示されます。
1画面に2つ並ぶので、2台持ちの我が家はまとめて確認できるのですが、後から同じ地図に表示されるGPSもあると知って、そちらのほうが良かったなぁと思いました。
あまりこちらに触れているGPSがないのですが、「どこかなGPS」は同じ地図上に表示されるようです。
ただ、行動範囲がかなり違う兄弟の場合は、GPS botのように別表示の方が見やすいかもしれません。
お子さんたちの行動範囲を考えて、どちらが見やすいか検討してみてくださいね。
キッズ携帯のメリット・デメリット
上のお子さんはキッズ携帯、下のお子さんはGPSを利用されているのが、10歳と6歳のママ・cyakapocoさん。
持たせるものを分けている理由や、キッズ携帯を持たせてみての感想などを伺ってみました。
上の子が使っていたGPSをお下がりで下の子用にしてるんですが、うちは家から学校が近いのでGPSで十分なんですね。
メッセージを打っている間に着いちゃうくらいの距離なので(笑)
家から学校の距離は、備えにかなり影響しますよね。
上の子のキッズ携帯も、通学のときにはGPSとして使っている感じです。
ただ、GPS単体のものよりは、やや精度が粗いかなという印象はあります。
「もう家に着きました!」という連絡が来て「いやまだ来てないけど??」ということがあったり(笑)
キッズ携帯1つで、GPSや防犯ブザーも兼ねられるのはとても魅力的なのですが(※GPSは有料オプションの場合もあり)、意外な落とし穴がありました…!
ママ的には「もうすぐ帰ってくる」のが一番知りたいので、こちらは残念なポイントです。
電話として使うことはあまりないんでしょうか?
電話するのはお留守番のときや何かあった時くらいですが、やっぱり便利だなと思っています。
やはり、すぐに意思疎通できるという意味では電話機能がある方が安心ですね。
スタッフのえるふも、やはり登下校以外のシーンでの利用が多いそうです。
スマホデビューのタイミング
今回ご参加のもも友さんの中にはいらっしゃいませんでしたが、どうせいずれ持たせることになるし…と、キッズ携帯を経由せずにいきなりスマホを持たせるご家庭もありますよね。
我が子の周りでは、小学校卒業の直前=6年生の2月頃に一気にスマホを持つ子が増えました。
スマホデビューは中学から、でも小学校のお友達と連絡先を交換しておきたいから早めに、ということですね。
我が家もこのタイミングでスマホデビューさせましたが、↓こちらの記事で詳しくレポートした通り、それでもなかなか大変でした…
スマホを持たせる場合、子どもだけでなく親の情報リテラシーがかなり問われます。
「いつもしも」でも、よくあるトラブルやペアレンタルコントロールの重要性を解説していますので、参考にしてみてくださいね。
こちらの記事では、子ども向けの「ネットスキル診断」などもご紹介していますので、お子さんと挑戦して、スマホを持たせるタイミングを図るのにご活用いただくのもおすすめです。
GPS・キッズ携帯とスマホ、それぞれを使っているママたちのリアルな声、ぜひ参考にしてみてください!
防災ポーチに入れてあげたいもの
ここまでは、「いつも」の外出時に実際に持たせているものを伺ってきました。
次は「もしも」を意識して持たせたいものについて伺っていきましょう。
やはり緊急連絡先を持たせたい、という方が多いですね。
子どもの安全を確認したい、早く再会したい、そんな思いを強く感じます。
すでに「防災ポーチ」という形で持たせている方もいらっしゃいました。
ランドセル用とリュック用、防災ポーチのW使いで備え忘れナシ!
7歳のお子さんママ・やんちゃんさんは、先にお話しいただいた防災メモ▲などをポーチにセットして入れているそうです。
ランドセル用とリュック用を2つ用意している、というやんちゃんさんに驚くママたち。
細やかにフォローされているのは、学校までの距離や通学路が影響しているそうです。
学校までが徒歩20分くらいと結構距離があって、しかも途中山道を歩いたりしないといけないので、早めに持たせました。
ランドセル用は、登下校中に困った時用で、学校に着いたら開けないように言っています。
たしかに、通学に時間がかかると心配事も増えますね。
少子化による学校の統廃合で学区が広がってしまい、通学に時間がかかるようなったケースも耳にします。
学区が広がると、集団による登下校も難しくなりますし、子どもを守る備えはぜひ持たせたいところです。
防災ポーチを複数用意することで、入れ替えの手間や入れ替え忘れのリスクを減らせるのも、とても良いアイデアですね!
体と心に効くおやつ
一方、まだ用意はしていないけれど、今後持たせたいものとしておやつを挙げてくださった方も何名かいらっしゃいました。
7歳と5歳のママ・ayaさんはアメかチョコレートを入れたいそうです。
大きな地震があった時にチョコやアメを持っているといい、という話をメディアで耳にしました。
基本的に子どものおやつは親が持っていますが、離れている時にちょっと口にできるように、子ども自身にも持たせてあげたいなと思っています。
災害時だけでなく、電車や車の立ち往生でも、ちょっとしたおやつの重要性がよく言われます。
ayaさんは「甘いもの」を選んだ理由も教えてくれました。
防災ポーチが必要な時って、とても不安になると思うんですね。
そんな時に甘いものがあると、ホッとして落ち着けるかなと思って、入れてあげたいなと。
ただの非常食というだけでなく、安心もできるもの、という視点はとても大切ですね!
過去の震災でも、やはり精神的にとても良いという報告があり、「いつもしも」でも甘いものの備えをおすすめしています。
登下校時におやつは持たせづらいですが、学校以外に出かける時にアメ1個でも持たせておくと安心ですね。
移動ポケットを防災ポーチにしてもOK!
ここで、スタッフ・えるふのお子さんが実際に使っている防災ポーチをご紹介。
移動ポケットは身につけられるので、入れ替えの手間も不要で便利です。
紹介中、もも友さんたちがびっくりしていたのが、さりげなく付けられたピーポくんのキーホルダー。
学校で配られたというこちら、実はライトなんです。
ミニ懐中電灯のようなライトと比べると簡易的なものにはなってしまいますが、こういったものならお子さんも抵抗なく持って行ってくれそうですよね。
防災ポーチの作り方は「いつもしも」のキッズページ「いつもしも with Kids」で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
check!
スタッフの子どもが実際に使っているリアルな防災ポーチも、Twitterで不定期連載中です♪
もはや勝手に連載のようになってきた我が家の #子どもの防災ポーチ。いよいよ上の子も中学生。通学リュックに入れているポーチを見せてもらったら、なんと非常食(というよりおやつ)が独立していました🤣普段はこれとスマホ(GPSで検索可)と小銭の入った財布、Suicaを持ち歩いています🎒#いつもしも https://t.co/NQ4gz12Vt9 pic.twitter.com/JXOWT5DSxZ
— いつもしも◇ママと子どもの防災 (@itumosimo) May 12, 2022
子どもだけで留守番するときの不安と対策
さて、ここまでは子どもの外出について伺ってきました。
ここからは、その逆、子どもの留守番についても考えてみましょう。
子どもだけの留守番は子どもの性質に大きく左右される
子どもだけの留守番、どのくらいの方がさせているのでしょう。
留守番をさせていない方には、その理由も教えていただきました。
詳しく伺ってみると、子どもの性質がかなり影響していることがわかります。
知らない人も大歓迎!?好奇心旺盛な子どもが心配
「まだ心配な点が多いから」とおっしゃる6歳と3歳のママ・追分さんに、どんな点が心配か伺ってみました。
インターホンに、誰彼かまわず出ちゃうことがありまして(苦笑)
宅配の方ならまだともかく、いわゆる訪問販売や勧誘のような親だったら出ない相手でも対応してしまいますし、何なら鍵も開けたがるので、心配です。
やりたい気持ちが強いタイプのお子さんだそうで、コミュニケーション能力は高そうですが、親としては心配ですよね…
いくら言っても改善されないので、まだ留守番は早いかなと思っています。
この人は良い/悪いの判断は、子どもにはまだ難しそうです。
宅配の方なら、制服でわかるから出てもいいよと言いたいところなのですが、Amazonさんのようにいろいろな業者の方が配達されていると、その判断もできないので…
Amazonはそうですね!見た目でわからないと、大人でも警戒してしまいます。
留守番をする上で、インターホンに出ないよう我慢する、一種のスルースキルは必須と言えますね。
留守番を嫌がる!怖がりな子どもの気持ちを尊重
同じく留守番をさせていないというご意見ですが、お子さんの性質が真逆だったのが、7歳と5歳のママ・ayaさん。
私(ママ)自身は、短い時間からでもお留守番をさせたい気持ちがあるんです。
ただ、子どもが2人揃ってとても繊細で怖がりなので、「絶対に置いていかないで〜〜」と(笑)
同じく子どもが繊細なタイプのスタッフ・トコが深く頷いています。
子どもの気持ちも尊重してあげたいなと思って、ズルズルと留守番させずにきています。
お子さん自身が嫌がるパターンもありますよね。
こちらは、成長を待ったり、不安をフォローできるような対策が必要になってきます。
留守番中の子どもと約束していること
では、実際に留守番をさせている方に、留守番中のルールについて伺ってみました。
具体的には、以下のようなことを実践してらっしゃるそうです。
留守番中の防犯ルール
やはり、インターホンに関しては、とにかく「(誰であっても)出ない」と教えている方が多いようです。
窓から外を覗かないなど、居留守と悟らせないようにしている方もいらっしゃいました。
留守番はするけど怖がりなお子さんのために9歳と5歳のママ・やまさんがしているのは、窓のシャッターを締めること。
インターホンには絶対出ちゃダメだよ、変な人かもしれないよ、と伝えています。
臆病な子どもはそれだけでは不安なようで、留守番する時は「1階の窓のシャッターは締めていって!」と言うので、そのようにしています。
こちらも、中に人が居ることを悟らせないための工夫ですね。
お子さんの不安を和らげる方法を探るのも、留守番をさせるコツと言えます。
留守番中の事故防止ルール
火や刃物を使わない、ベランダに出ないなど、事故や怪我を防止するためのルールを決めている方もいらっしゃいました。こちらも大事ですね。
子どもが1人でも火を使おうとするのは、お腹が空いて何か食べたくなった時かと思います。
日頃から、レンジ調理などで簡単に食べられるものを用意したり、その場所を教えたりしておくのも、事故防止に繋がります。
ベランダで怖いのは、子どもの転落事故ですね。
住環境によっても変わってくるとは思いますが、特に集合住宅の高層階にお住まいの方は、留守番時に限らず、
- ベランダに出ない
- ベランダにものを置かない
- 子どもの手が届かないところに補助錠をつける
などの対策をしておくと良いでしょう。
留守番中に地震がくるかも…やっている・やりたい防災対策
次に、留守番をさせる上で、特に防災を意識してやってらっしゃることややりたいことを伺ってみたいと思います。
具体的な内容については、以下のようにご回答いただきました。
まずは家具の固定
家具の固定を意識してらっしゃる方が多いですね。
家中のすべての家具を固定するとなると時間も労力もかかりますが、災害を生き抜く前に必要な、命を守るための備えです。
まずは過ごす時間の長い部屋から、あるいは転倒しても人にぶつかりにくいレイアウトにする、など、できるところから始めてみてください。
地震で家具が転倒するとこんなに危険!家族を守るための知識と対策法
地震による命の危機として最初に思い浮かぶのは、建物の倒壊でしょう。 ですが、その前に命の危機に直面することがあります。 それが「家具の転倒や移動」です。 特に、子供がいる場合家具の転倒だけでも大ケガを ...
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親への連絡方法を伝える
自宅用の固定電話、いわゆる家電(いえでん)がない中で、自宅から親に連絡する方法を教えているとおっしゃるのは8歳と6歳のママ・まーさんです。
家電がないので、これを使ってます。
私(ママ)が昔使っていたiPhone5sで、かなり古いんですが(笑)まだ使えるので自宅のWi-Fiに接続して子どもに渡しています。
懐かしさに、ちょっとザワつくママたち(笑)
今も私はiPhoneを使っているので、FaceTimeで連絡を取れるようにしています。
履歴に「ママ」「じじ」「ばば」とあるので、かけるのも簡単。アイコンをホームボタンのところに置いて(編集部注:デスクトップの、ドックと呼ばれる固定部分)、ここ押せばつながるよ、と教えています。
アイコンを整理してしまえば、ある程度制限もかけられますね!
SIMカードが入っていないので外では使えないんですけど、自宅Wi-Fiにつないで家電代わりですね。
古いスマホがまだ家にある、という方には朗報ではないでしょうか。
留守番に活用する方法、ぜひ参考にしてみてください。
子どもだけ身を守る方法を伝える
「もしもの場合の動き方をしっかりシミュレーションしている」と教えてくれたのは、7歳と5歳のママ・ayaさん。
地震が、起こる起こると言われている地域に住んでいるので、まずは最初の危険を乗り切れるように、日常的に家で避難訓練みたいなことをやってます。
この訓練も、この時にやるぞ!と決めるのではなく、ふと思いついた時に突然やったりしてるいそう。
うちの子たちは、たぶんイレギュラーなことが起こった時に、パニックを起こしてしまうタイプ。
大人のように考えて動くことはまだ難しいので、この部屋だったらここにこのポーズで逃げる、と刷り込むようにしています。
大人でも、慣れない場所で最適解を選んで行動できる人は少なそうです。
何かあったときに、あたふたせずに動けるかが命を守るのに一番大事かなと思うので、いろんな部屋でアレンジしながらやっています(笑)
緊急地震速報が鳴ってから数秒をどう過ごすかで、その後が大きく変わることもありますよね。
日常的にもしもの想定をする、まさに「いつもしも」な防災訓練、ぜひ取り入れてみてください。
防災クイズ!
ここからは、少し趣向を変えて簡単な「防災クイズ」を行ってみました!
Q1.災害時に必要な水の量は?
ポイントは「4人家族」「1日」です。
意外とお答えが分かれました!
正解は…
バツなんです。
解説
だいたい1人につき3L必要と言われてますので、4人家族だと4倍で12Lが正解です。
3Lのうち1Lが飲用水で、残りの2Lは食事に使用する分ですね。
写真を見ていただくとかなり多く見えると思いますが、これが4人家族の1日分です。
実際には手洗いうがいや洗濯・トイレなどでも水は必要ですので、1人3Lは最低限の量、と考えて備えてみてください。
詳しい解説はこちら♪
Q2.避難所に持っていくなら手回しラジオがおすすめ?
手回し式は、電池がなくても使えるので、防災としてよくおすすめされます。
ややバツの方が多いですね。
正解は…
バツです!
解説
実際にやってみるとわかるのですが、手回しで発電するタイプのものは、ハンドルを回すとウィンウィンと特徴的かつ大きな音が鳴ります。
また、ハンドルも意外と重く、規定の1秒に2回というペースで回すのはなかなか難しい!(昔の、漕がないとライトが付かない自転車のペダルの重さをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。)
よって、手回し式ラジオは在宅避難の最終手段として考えていただいて、持ち出し用としてはやはり電池式のラジオがおすすめです。
詳しい解説はこちら♪
Q3.非常食は最低3日分以上用意すべき?
ご存じの方も多いかと思いますが、基本ということで伺ってみたいと思います。
ほぼ皆さんマルですね!
正解は…
マルです!
解説
地震などで道路が分断されて物資が届かない、などの状況だと、やはり復旧には数日かかります。
その数日をしのげるように、最低でも3日分は用意しておくと良いですね。
ただ、水と同じで、家族分を3食×3日分となるとかなり量が必要なので、ローリングストックなどを取り入れながら備えていただくことをおすすめしています。
詳しい解説はこちら♪
全問正解の方は、
- 8歳と6歳の子のママ・まーさん
- 7歳と5歳の子のママ・ayaさん
- 7歳の子のママ・イズミさん
の3名でした!素晴らしいですね〜
防災を堅苦しくとらえないように、こんな風にクイズ形式で楽しみながら覚えるのもおすすめです。
ぜひお子さんともクイズを出し合ってみてくださいね。
その他ママたちの気になる疑問
最後に、残り時間が少なくなってきた中ではありますが、もも友の皆さまからお寄せいただいたリクエストにいくつかお答えしてみます。
美味しかった非常食が知りたい!
美味しい非常食があれば教えてください!うちの子どもは、尾西食品のエビピラフがおいしいと言っていました。
尾西食品のアルファ米は間違いない!特許取得のおにぎりタイプもおすすめ
尾西食品さんのアルファ米、美味しいですよね!
「いつもしも」では尾西食品さんにインタビューもさせていただいているんですが、エビピラフは尾西さんもおすすめされていました。
いつもしも編集部でもいろいろなアルファ米を試食していますが、尾西食品さんは種類も豊富で美味しいのでおすすめです。
こちらのおにぎりタイプは、お湯や水を入れるだけで、おにぎりの形に出来上がるというアルファ米。
出来上がりが100グラムとお米の分量が少なめなので、お子さんにもぴったりなんですよ。
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実はパンも出してらっしゃるので、パン好きの方はこちらもチェックしてみてください。
水やお湯を注ぐだけで簡単に作れるアルファ米には子どもも興味津々。実験感覚で一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。
発熱剤付き非常食で停電時もアツアツご飯
こういった発熱剤付きの非常食もあるのでご紹介しておきますね。
やはり少し割高ではあるんですが、温かく食べられる非常食は貴重なので、いくつか備えていただくのがおすすめです。
お手持ちの備蓄食を温めて食べられるよう、発熱剤セットも発売されてますので、こちらをチェックしていただくのも良いかと思います。
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いつものお菓子の長期保存版もチェック!
また、食事以外におやつの備えもおすすめしているんですが、おやつの非常食もあるんですよ。
こちらはおなじみの「たべっ子どうぶつ」の長期保存缶です。
「いつもしも」としては、普通のお菓子をローリングストックで備えていただく形で良いと思っていますが、ビスケット系の軽食にもなるものは、非常食の1つとして備えておいても良いでしょう。
長期保存ビスコもあって、普通に売っているものと遜色ないお味でとても美味しかったですよ!
備蓄していた #ビスコ保存缶 が無事に5年の賞味期限を迎えたため、編集部に持参して皆で試食✨蓋を開けると見慣れた小袋がすっきりと収まっていました。お味は予想以上にいつものビスコ!長期避難などの不安な日々に、昔ながらのいつもの美味しさは年齢問わず安心を与えてくれそうです🥰 #いつもしも pic.twitter.com/45UXVLDXAg
— いつもしも◇ママと子どもの防災 (@itumosimo) March 14, 2022
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停電時にできる遊びが知りたい!
子どもがYouTubeやゲームに頼り切っている生活をしているので、停電した時でも出来る遊びを特集してほしいです!
小学生になると、お友達との会話の内容もYouTubeやゲームの話が増えてきますよね。
停電の時だけと言わず、もう少し普段も画面から離れてくれたら…と思っているママは多いはず(笑)
明かりの備えは必須
まず、大前提として、ランタンは備えてくださいね。
真っ暗な中では遊びどころではなくなってしまいますので、部屋全体を照らせる・置いておける明かりは最低限ご用意ください。
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カードゲームは鉄板!
電気を使わず、かつ老若男女が別け隔てなく楽しめるものといえば、やはりカードゲーム。
トランプやUNOと言った昔ながらのゲーム以外にも、いろいろな種類があります。
こちらの「ナンジャモンジャ」というカードゲームもおすすめです。
以前、「いつもしも」の公式Twitterでもご紹介しました。
「ナンジャモンジャ」は謎生物ナンジャモンジャ族に自由に名前を付けて遊びます。
例えば、我が家でこのキャラに付けた名前は
「外国からコップを買ってきたおじさん」
「バナナおじさん」
「シャボンひげ」😆自由な発想と記憶力が試されます!ご家族でぜひ✨https://t.co/zLeX820faX #いつもしも pic.twitter.com/krQ6GgHwMf
— いつもしも◇ママと子どもの防災 (@itumosimo) September 17, 2020
防災そなえトランプのように、学びながら楽しめるものもいいですね!
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光るブレスレットであえて暗やみを楽しむ
また、あえて暗いままを楽しんでしまうのも1つの過ごし方です。
こちらはお祭りなどでよく見るケミカルライトのブレスレット。
一度、停電していない時に電気を消して子どもに遊ばせてみたら、停電を楽しみに待つようになってしまいました(笑)
百均で4〜5本入りと安価で手に入りますので、ぜひ試してみてください。
編集部イチオシ!ハッピーセットの図鑑
その他、非常持出袋(「いつもしも」では1次の備えと呼んでいます)におすすめなのは、マクドナルドのハッピーセットの図鑑です。
普通の本でももちろん良いのですが、ハッピーセットの図鑑は薄い・軽い・情報量が多いと三拍子揃っているところが持ち出しに最適!
高学年に近づくとハッピーセットでは足りなくなってきますので(笑)、ぜひ今のうちにゲットしておいてください。
まとめ
今回の「いつもしも部」は、オンラインではありますが、もも友さんのお話を直接聞くという初の試みでした。
少々緊張しながら当日を迎えた編集部スタッフたちでしたが、お話し上手な方が多く、貴重なお話をたくさん聞くことができました。
あらためて、参加いただいた皆さまにお礼を申し上げます。
実施後アンケートの声
ありがたいことに、Webインタビュー実施後のアンケートでは、なんと満足度100%という結果に!
ほかにも、
「とても楽しかったです!時間があっという間で、もっとお話しを伺いたかったです。」
「自分の家で行なっていることが、役に立つ情報になる事もあるのだという発見にもなりました。」
「参加した皆さんの防災意識が高く、子どもにGPSを持たせていたりなど勉強になるお話しが聞けて良かったです。」
など、嬉しいお声をいただきました。
また、今回のようなイベントがあればまた参加したいですか?という問いに対しても
「防災についてもっと知識を深めたいです。他の皆さんとも色々お話ししてみたいです。」
「防災の話をする機会がなかなかないので、為になるのでまた参加してみたいです。」
と、大変前向きなご回答が多く、スタッフ一同嬉しく拝見しました。
たしかに、こんな風に防災を堅苦しくなく「こうやってるけど、そっちと迷った」「そうそう」「あーわかる!」と共感し合いながら話せる機会は、実はあまりないのかもしれません。
「いつもしも」の決意
「いつもしも」としては、もも友さんたちから具体的な悩みや対策を伺えたことで、
- 住んでいる土地やお子さんの年齢・性質によって必要な防災は変わってくること
- 子どもと離れているときの不安・心配は尽きないという点はママたち共通であること
という、真逆に見えるこの2つのどちらもが、子どもとママの防災には欠かせない観点なのだなという思いを強くしました。
今後も「いつもしも」は、もも友さんのお話を伺うなど子どもとママの不安に寄り添いながら、無理なくできるリアルな防災情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします!
インタビュー概要
- 募集方法:いつもしも各公式SNSから応募フォームによる申し込み
- 募集要項:
・6〜10歳くらいのお子さんのいるママ
・防災など「もしも」の備えに興味はあるけれど、何をして良いかわからない方
・事前のアンケートと当日のWebインタビューに期日を守ってご参加いただける方 - 参加人数:7名
- 開催方法:オンライン(Zoom)
- 開催日時:2023年2月1日 10:30〜(約1時間)